会社を辞めたい人が知っておくべき心構えと退職後の正しい進路。人生を変える事が出来るのは自分自身だけ


「会社を辞めたい」と思っている人は、とても多いです。

職場の人間関係に問題があったり、給料が少なくて生活できるギリギリのレベルを強いられていたり、残業時間が異常に長いうえに残業代が出なかったり……

日本のサラリーマンの労働環境は世界の中でも上位3位に入るほど過酷です。

有給休暇取得率は先進国の中でも最低クラスで、育休の取得実績も発表しているのは大企業ばかり。

外人から「クレイジー」呼ばわりされている日本の労働文化は「会社 辞めたい」で検索する人やTwitterで「会社辞めたい」とつぶやく人を日々増殖させる恐ろしいものです。

新卒の学生に対して「懲役40年の世界へようこそ」というブラックジョークが流行ったり、ブラック企業ランキングなるものが発表されたり、過酷な労働環境の話題・議論は事欠きません。

会社を辞めようにも

「辞めたら生活していくお金が無い」
「職歴が浅いから、一度辞めたら二度と正社員の席に戻れないかも」
「どうせどこに行っても同じようなもんだ」

といったマイナス要素が頭の中を渦巻いて、一歩踏み出す事が出来ない人が多いのではないのでしょうか?

確かに、日本の硬直化した雇用制度では転職の際に「職歴の長さ」が重視されたり「年齢の壁」によって転職の幅が狭まったりします。

また、労働法を順守していないブラック企業も多く、どんな会社にもグレーな部分があるものですし、嫌なヤツ、派閥争いが無い会社は少ないです。

しかし、日本中すべての会社がブラック企業ではありません。

転職の難易度も、自分次第でどうにでも出来ます。
退職後のお金も、しっかり知識を持って手続きすれば問題ありません。

有給休暇が気兼ねなく取得出来る会社、定時で帰れる会社、営業職ノルマ無しの会社……
一見すると夢物語のような会社は、あなたが知らないだけで実際に存在します。

変化が速い現代の社会において、会社を辞めること、仕事を変えることを恐れてブラック企業に居座ることは、大きなリスクになる時代です。

この記事では「会社を辞めたい!」と思っているけれど、辞める勇気が足りない人のために

1:勤め人として日本社会を生き抜く心構え
2:退職後の進路とお金の問題
3:優良企業に転職する方法

上記3点をしっかり教えようと思います。

1:勤め人として生き抜くために

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一般的に会社に勤める人を「サラリーマン(勤め人、OL)」と呼び、自分で商売をしている人を「自営業者、個人事業主、社長業、フリーランス」と呼びます。

非正規雇用者には契約社員や派遣社員、フリーターなどのカテゴリーもありますが、ひとまず、そちらは置いておいて。

「会社を辞めたい」と想っている皆さんは概ねサラリーマンに属しています。

サラリーマンは会社に勤めることによって、会社から毎月お給料を貰い、厚生年金や健康保険などの費用を会社と折半してもらっています。

一般的にサラリーマンは「安定している」と捉えられます。

正社員であれば現在の法律上、簡単にクビには出来ませんし、大きな会社に勤めているのであれば倒産したりリストラにあう危険性も少ないです。

仮に職を失っても「職歴」という武器が出来るので、他の会社に転職することが出来ます。
新卒就職後、3年以内なら第二新卒扱いなので、求人も多いですよ。

第二新卒での転職体験談はこちら。

・社会人2年目で営業から事務に転職をした私が感じた第二新卒の転職を成功させるポイント。第二新卒の転職体験談

・新卒で会社を辞めたいキミへ。入社5ヶ月で退職した僕の転職(再就職)体験談

また、病気や怪我になった時も「休職手当」が出るため無収入になることはありません。

失業をしても失業保険がありますから、完全に収入が途絶えるリスクは少ないと言えるでしょう。

失業保険の受給条件や申請方法はこちら↓

参考記事:初めて会社を辞める時にやっておくべき行政手続き。保険や年金や失業保険の申請のやり方を分かりやすく紹介

しかし、それはあくまで建前上のお話です。

某大企業が「追い出し部屋」を作っていたように「クビに出来ないなら自主退職させればいいじゃない!」という逆転の発想をしてしまうのが日本の経営者のモラルです。

また、安定しているのは大企業だけで、家族経営の中小企業などは安定など何処吹く風。

常に倒産の危機を抱えながら自転車操業している会社もありますし、ボーナスなんて伝説上の存在では? と思うほどボーナスが出ない会社もあります。

また、雇用は安定していても人間関係が安定しているとは限りません。

職場の仲間達は、学校の友達のような関係ではなく「利害関係者(ステークホルダー)」です。

誰かが得をすれば誰かが損をする。そんな環境ですから、蹴落とし奪い合いが発生するのが当然の世界です。

どんなに雇用が安定していても、人間関係が悪くなると精神を病んでしまいますし、会社は人間関係を修復することに興味はありません。

会社は業績命、数字命の冷酷な存在です。稼ぎを生み出す人材をえこひいきして、使えない人間はゴミのように扱う、それが企業の本質です。

勤め人として生き抜くには、まずそういった「大人社会の汚い部分」を受け入れることが大切です。

腐った環境ばかりじゃない

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特に新卒で入った20代前半の社会人で、会社を辞めたいor辞めた人の多くは「腐った社会に嫌気がさした」という人が多いです。

社会のために頑張って働こうと入社したのに、中ではドロドロの足の引っ張り合い、責任のなすりつけ合いが開催されているのですから、平穏な学生あがりの人にとっって大きなギャップになるのでしょう。

「うちは残業は月に5時間程度です!」

なんて言われて入ったらサービス残業月40時間だった、なんていう「大人の嘘」にショックを受けて辞めていく人もいます。

そんな嘘や悪意を目の当たりにして、社会に失望してしまうのも仕方ありません。

しかし、世の中はそんな腐った環境ばかりではありません。

活き活きと社会のために働く人で構成された会社もあります。

NPO法人など、社会貢献をメインにした団体もたくさんあります。(詐欺まがいのことをするNPO団体などもありますので、注意が必要ですが……)

大切なのは「腐った環境の会社を見極め、出来る限り避ける努力をする」ことです。

腐った環境を見極められず、ホイホイ罠にはまってしまい「騙された!」と文句を言っても誰も助けてくれません。

例えばハローワークなどは、ブラック企業の求人が多いですが、それを知らずにハロワ経由で転職すると大失敗に終わります。

・在職中にハローワークで転職するのは危険!手間の割に効率が悪いです

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大人になったら、頼れるのは自分自身だけなのです。

就職活動をする時に、観察眼を磨く、事前調査をしてデータを集める、といった努力を怠った人は、自ら泥沼に入っていったようなもの。

こうした環境を避けるためにも、大人の嘘を見抜く眼力をつけましょう。

そして、自分が満足出来る理想的な職場を妥協せず求めていけば、必ず「働きやすい会社」に入ることが出来ます。

大切なのは自分自身の意識なのです。

ここで「面倒臭いから今のままでいいや」と思ってしまうと、いつまでたっても環境は変わりません。

やらないことの言い訳をして、またストレスがたまったら「会社を辞めたい」とつぶやく……。

これは人生の停滞を意味しています。

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頑張れない人に明日は来ない……!

「退職したい」と強く思った時が退職と転職を真剣に考えるべきタイミングです。
自分自身に嘘をつくと、後でつらい思いをするのは自分なのです。

変化を恐れない勇気を持つことが、勤め人として幸せになる第一条件と言えるでしょう。

2:退職後の進路について


会社を辞めたいと呟きながらも退職しない人の多くは

「退職してもニートになるだけ」
「もう就活するの面倒臭い」

というネガティブな理由で正社員の椅子にしがみついているケースが多いです。

しかし、これではストレスがたまり精神が病んでいく一方です。

人間はゴールが見えないと、モチベーションが保てない生き物です。モチベーションが無いのに働くことを強制されると、まさに会社に「飼い殺し」にされている状況になります。

会社を辞めたいと思ったら、まずゴールを設定しましょう。

「職歴が3年になったら辞める」
「貯金が五十万になったら辞める」
「夏のボーナスを貰ったら辞める」
「上司にあと3回辞めろと言われたら辞める」

理由は何でもいいです。
とにかく、具体的な数字、時期を設定しておけば、ダラダラ退職を引き伸ばして飼い殺しにされることを避けられます。

辞めるタイミングを設定する目安としては、下記の二点がメインになります。

1:貯金がある程度あること(最低15万円以上)

サラリーマンで1年以上勤めていれば、失業保険による補填があります。

しかし、失業保険が支給されるまで3ヶ月の待機期間がありますから、最低でも3ヶ月間生き延びるための生活資金は残してから辞めましょう。

2:職歴が1年以上貯まっていること

短期離職は転職で不利になります。
できれば1年以上の職歴を貯めてから辞めるのが好ましいでしょう。

しかし、激務で健康に支障をきたすほどの超ブラック企業だった場合は、職歴は気にせず身体と精神の健康を第一に考えて脱出しましょう。

職歴1年未満でも、年齢が若ければ転職で苦戦する事はありません。

特に新卒の場合は、下記の体験談のように第二新卒枠があるので職歴の短さはペナルティになりにくいです。

・新卒で会社を辞めたいキミへ。入社5ヶ月で退職した僕の転職(再就職)体験談

家族の反対に振り回されるな

新卒で仕事を辞めるというと、必ずといっていいほど親は反対します。

「せっかく就職したのに!」
「プータローになる気?」
「続けることが大切だ!社会は甘くないぞ!」

などなど、厳しい親ほどそう言ってきます。

しかし、キャリアは本人が決めることです。親の口出しに従う必要はありません。

学校のように、親が会社に文句を言って環境を変えてくれることなんてありえませんから、キャリアに関しては自分自身の意志でコントロールするべきです。

・転職・退職を親に反対されてる人は「親の価値観」に惑わされるな!聞き分けのいい子ほど後悔します

「子供がいるから会社を辞められない…」

という人もいますね。
確かに守るべき家族がいる場合、転職を踏みとどまってしまいがちです。

しかし、長時間労働で子供と接する時間すら無くなったり、将来性が無い仕事を続けるくらいなら、早い内に転職したほうが幸せになれますよ。

実際に子供がいながら転職をした方の体験談&ノウハウはこちら。

・子供が生まれるけど会社を辞めたい人へ。0歳の子供が居たのに転職を決めた僕の体験談

結婚が決まった直後に転職する時の注意点はこちら。

・結婚前・新婚直後に転職をしたい男性がやっておくべき準備と戦略。妻への連絡・相談・報告が一番大事です

「会社を辞める理由が思いつかない」
「角が立たない退職理由を知りたい」

という方は、下記の記事をどうぞ。会社を辞める理由はシンプルで良いのです。

・会社を辞める理由は『仕事が合わないから』でOK!大切なのは退職する意思の強さです

転職できる回数は限られている

転職はコンテニュー回数が限られています。
残念なことに、日本では職を転々とする人の評価は高くありません。それはブラック企業でもホワイト企業でも一緒で、マイナスにならない転職回数はおおむね3回までとなっています。

ヘッドハンティングされる技術者や営業マンは別ですが、やはり一般的に転職回数は少なくしていきたいもの。
そのためには

「自分がどんな働き方をしたいのか?」
「どんな仕事なら続きそうか?」
「どんな仕事ならワクワクするか?」

という自分の希望をしっかりと把握することと、ウソまみれのブラック企業を避ける眼力が大切です。

この時、サラリーマンという枠に捕われずに「起業」や「フリーランス」としての独立も視野に入れることが大切です。

さらに女性ならば「結婚して主婦になる」「子育て、出産を人生のメインにする」という進路も当然、視野に入れるべきでしょう。

自分の人生について考えよう

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「会社辞めたい」

という呟きはシンプルですが、その不満を取り除けるのは自分自身だけです。
そして、不満を解消するためには「人生設計」という大きな枠で考えなければいけません。

自分は何者で、これから何を成し遂げたいのか?
5年後にどんな仕事、生活をしていて、年収はどれくらいもらっていれば満足なのか?
10年後も今と同じ仕事をしていたいのか? 違うならどんな仕事をしたいのか?

このように、疑問をどんどん自分にぶつけて、自分だけの「ライフプラン」「キャリアプラン」を考えなければ「会社辞めたい」という呟きはただの愚痴となって消えていき、結局、何も変わらずダラダラと働き続けることになります。

「どうせ自分には出来ない」

というネガティブ思考はもうやめましょう。
子供の時のように、ネガティブになっても誰も手を差し伸べてはくれません。
白馬の王子様も、異世界へのワープも存在しません。

自分の人生を満足させられるのは、自分自身の努力と決意だけなのです。

3:優良企業に転職する方法

労働法を無視して激務を強いる。
法律的にグレーな業務を強いる。
過労死が頻発していても気にせず営利を求め続ける。

などなど、ブラック企業に関しては、今さら言及する必要もないと思います。

しかし、その逆である優良企業、ホワイト企業とはどんな会社を指すのでしょうか?

業績が安定していて給与も高い大企業でしょうか?
それとも、これから伸びていくベンチャー企業でしょうか?
まったりとした人間関係の中小企業でしょうか?

実は、優良企業の条件は人によって異なります。

薄給でも定時上がりがいい人、自分のキャリアアップを第一に考える人、年収を最重要とする人、アニメ業界に関わりたい人……。

希望するワークスタイルや業界、業務、キャリアプランは人それぞれです。
大切なのは

「自分が会社に何を求めているか」
「仕事に何を求めているか」

という自分の希望をしっかり持って転職活動をすることです。

自分の希望が把握できたら、次は転職活動に向けての準備をはじめましょう。

会社を辞めることを決めたら、もたもたしている時間はありません。年齢と共に転職の幅は狭くなっていきますから、決断から行動のスピードが大切です。

転職エージェントを利用しよう

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自分の希望がしっかり把握できたら、転職エージェントを利用することをオススメします。

転職エージェントは求職者の希望条件をもとに、求人をピックアップして提示してくれるので、求人の取捨選択を任せることが出来ます。

また負担の大きい履歴書作成やエントリーシートの作成を手伝ってもらえるので、転職活動で最も大変な部分を効率的にこなすことが可能になります。

転職エージェントはいわば転職の「攻略本」です。

自分の求める希望条件がはっきりしていない人にとっては効果が薄いですが、自分の求める条件がある程度、把握出来ている人にとっては、無料で利用できる効率化サービスと言えるでしょう。

また、転職の際にエージェントのアドバイスや意見を聞くことで、新しい進路や自分のやりたいことが見つかることも多いです。
一人で思い悩むよりも、第三者のアドバイザーがいることで精神的な安定もぐっと良くなります。

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