結婚前・新婚直後に転職をしたい男性がやっておくべき準備と戦略。妻への連絡・相談・報告が一番大事です

f:id:moguhausu2:20160111213158j:plain
結婚において、一番重要なことは何でしょうか?
二人の愛。それはもちろん、重要なのですが、やはりお金と仕事の事を避けては通れません。

結婚は恋愛と違います。
共に生活をして、家庭を築いていくということは、すなわち男性には甲斐性が求められるのです。

せっかく結婚をしたのに

「仕事を辞めたよ! せいせいしたぜ」

なんて無計画に退職したら、妻はどう思うでしょうか?
当然、将来について不安に感じるはずです。

特に、プロポーズした後~入籍前。子供が既にいる場合、又は妊娠中、これから子供を作る新婚夫婦の場合は要注意。

「これから、子供を養っていかなきゃいけないのに…どうするの?」

女性はちょっとした変化に弱いもの。
妊娠中、子育て中、新婚など生活が変化していくステージでは、特に不安を感じやすくなります。

そんなタイミングで、転職したい…と思ってしまった方。

「どうしても今のままじゃ年収が上がらないから、転職しておきたい」
「ブラック企業から脱出して、子どもと遊ぶ時間を作りたい」

様々な理由があると思いますが、それをちゃんと奥さんに伝えないと、夫婦間に亀裂が走ってしまいます。

今回は、結婚前・新婚直後に転職をしたい男性がやっておくべき準備と戦略を紹介します。

まずは奥さんとキチンと話そう

f:id:moguhausu2:20160109230726j:plain
転職したい…という気持ちは、一度芽生えたら、なかなか消せないもの。
特に結婚をしてしまうと、男はそう簡単に攻めに転じることが出来ないものです。独身なら自分一人を守っていれば良い話でも、結婚して、これから子育てをしていこう、家庭を作っていこう、という流れになると、なかなか転職したいとは切り出しにくいものです。

また、妻だけでなく、自分の家族、妻の家族の目も気になってしまいますよね。

しかし、だからといってキャリアアップのチャンスをみすみす逃したり、ブラック企業に縛り付けられたりするのは、将来的にマイナスになります。

そこで、まずは妻に相談をしてみましょう。
話すタイミングは、なるべく食事後、お互いがリラックスしている環境が良いでしょう。

ここで、男性にありがちな失敗が、理論武装をして妻を説得しようといきり立ってしまうことです。

女性は、どんなに納得のいく話でも、最初から押さえつけるような説得には納得しないもの。
更に、前述したように新しいステージに入ったばかりの女性は、不安を感じやすいですから、なるべく、柔らかく話を切り出していきましょう。

転職の理由は、当然「自分のキャリアアップのため」「自分の今後の仕事のため」というのが第一に来るでしょう。
しかし、あえて

「これから生まれてくる子供のため」
「妻に苦労をさせないため」
「一緒にいい家庭を作るため」

という、奥さんや子供主体の理由を必ず伝えましょう。

転職をしたい理由が「俺が」「俺のため」といったものばかりだと、自己中心的で「あなたは私の気持ちなんて何も分かってない!」と突き放されてしまいます。

女性が、変化を受け入れるには覚悟が必要です。
ですから、奥さんの不安を和らげる事を第一に考え、相談をするようにしましょう。

「私のことを、ちゃんと考えてくれてるんだ」

と思ってもらえれば、転職を応援してもらえるでしょう。

男性と女性では、物事の捉え方が異なります。
なるべく奥さんの「気持ち」や「感情」に気を使って、物事を進めましょう。

もちろん、理論が通じる奥さんなら、理路整然と転職理由、転職のメリット、見通しなどを順序立てて話せばOKです。
それでも奥さんの気持ちを考えたスパイスを混ぜて話したほうが、スムーズに話が進むでしょう。

大事なのは「もう決めた事だから!」と反発しないことです。
気を使って、ゆっくりと話し合うことが大切です。

転職には妻の協力が必要不可欠です

f:id:moguhausu2:20160109230227j:plain
転職は、精神的にも肉体的にも、負担の大きいイベントです。
特に在職中に転職しようとなると、休みなんてあってないようなもの。

イライラが溜まってしまい、体調不良になってしまっては転職活動が滞ってしまいます。

しかし、転職に理解を示して支えてくれる妻がいれば、意外と男は頑張れるもの。
だからこそ、まずは奥さんに相談。そして、こまめに連絡・相談をすることが重要なのです。

転職に対して、奥さんに的はずれな意見を言われてイライラする方もいるかもしれません。
しかし、そんな時に当たりちらしては、余計に雰囲気が悪くなるもの。

「妻は最大の協力者であり、理解者」

だと言うことを、しっかり胸に刻んで、一人ではなく夫婦ふたりで転職を乗り越えましょう。

結婚前・新婚直後の転職成功の鍵は、パートナーの協力次第といっても過言ではありませんよ。
夫婦仲が悪いまま面接に挑んでも、どうしても顔や態度に出てしまいますから、なかなか内定に結びつかなくなります。

逆に、パートナーに背中を押されて自信満々で転職に挑めば、意外とすんなり決まるものです。

貯金額や今後の生活費をしっかりチェックしておこう

f:id:moguhausu2:20160205102355j:plain
在職中の転職活動ならさておき、一度、退職しての転職なら、当面の間をしのぐ貯金が必要になります。
失業保険は最低でも3ヶ月、待機期間がありますから、3ヶ月分の貯金がないと辛い事になるでしょう。

そうでなくても、結婚をするとお金が色々かかるもの。
今後のライフプランを考えると、なるべく貯金は持ち出したくないものですね。

そこで、転職をするなら現在の貯金額や、家計簿の見直し、転職が長引いた時のやりくりなどをザックリ計画建てておきましょう。

もし貯金が足りなければ、ボーナスまで待ってから辞める。貯金が一定額になるまで我慢して続ける…など、退職時期をずらすことも考えましょう。

無計画にポーンとやめて、お金がなくなり実家にお金を無心するようでは、親族からの信頼を失います。

最低でも3ヶ月分の生活費はやりくりできるよう、蓄えを作ってから転職活動を行いましょう。

もしあなたに子供がいる場合は、下記の体験談が参考になります。

・子供が生まれるけど会社を辞めたい人へ。0歳の子供が居たのに転職を決めた僕の体験談

転職では年収やキャリアプランを第一に考慮して求人を選ぼう

f:id:moguhausu2:20160428132719j:plain
既婚者の転職は、独身時代と違い、年収が大きなウェイトを占めることになります。

子供がいないうちは問題ないのですが、子供が出来ると、とたんに家計の負担がグッと一段階重くなります。
税金の控除や補助金があるとはいえ、高校、大学と大きくなるごとに、かかるお金は大きくなってきますから、今の段階での年収が非常に重要になってきます。

転職をするのであれば、まず年収をしっかりチェックして、相場より低ければ内定が出ても勇気を出して断る事が大事です。
もちろん、次につながる専門的な仕事、5年後、10年後の収入の見通しが良い仕事であれば、問題ありません。しかし、世の中には「金回りの悪い業界」というのは、必ず存在します。

例えば、介護業界。
男性介護士の平均年収は300万以下で、結婚をすると年収が原因で転職していく…というのは有名な話です。
元介護士のトラックドライバーなど、非常に多いです。
(ドライバーは、最低でも年収400万は稼げます)

構造上、どうしても年収の頭打ちが早い業界はあります。
結婚をして守るべき家族ができたら、そういった業界から脱出し、最低でも年収400万以上を確保出来る仕事に就いた方が良いでしょう。

しかし、どの業界、職種が高年収なのか。
自分の希望条件を満たす求人は、どこで探せばいいのか。
転職といっても何から始めればいいのか…色々と迷うことは多いと思います。

そこでオススメなのが、転職エージェントに登録して転職ノウハウを教えてもらったり優良な求人を紹介してもらうことです。

転職エージェントに登録して転職をサポートしてもらう

f:id:moguhausu2:20150531161525j:plain

転職エージェントは、キャリア相談、履歴書などの作り方、面接の練習から求人の紹介まで転職の全てをサポートしてもらえるサービスです。

利用料は最初から最後まで無料です。
転職エージェントは人材を募集している企業からお金を貰っているので、求職者である私達は一円も払わずサポートを受けることが出来るのです。

転職エージェントは土日でも利用することができ、求人者はキャリア相談、求人の紹介を受けることが出来ます。
登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種、応募可能な求人などを紹介してくれます。それに合わせて、オススメの求人をいくつかピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。

自己分析もキャリアプランも、一人で考えると限界がありますが、就職活動のプロであるエージェントに相談すれば自分だけでは見つけられなかったキャリアの可能性が出てくる可能性があります。また、給与交渉などもエージェントを仲介して行えるので、スタート時の年収がアップする確率がグッと上がります。

時間のかかる履歴書、職務履歴書の作成も、プロであるエージェントにアドバイスしてもらえばスムーズに作成出来ますから、就職活動で最も手間のかかる部分を大幅に省略出来ますよ。

オススメの転職エージェントはDODAです。



DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。

大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。

また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。

就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。

また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。

DODAの登録方法について

f:id:moguhausu2:20151130205659g:plain
DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)

その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。

業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。

登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。

DODA 公式サイトはこちら

転職エージェントに登録して、ぜひ一度、面談を受けて応募可能な求人を紹介してもらいましょう。 自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。

転職のヒントになる記事

その他、就職・転職活動に役立つ記事のリンクを紹介します。

30代の転職で成功する人、失敗する人の違いはこちら↓

・30代の転職で成功する人と失敗する人の違いは『自分の立ち位置』を理解しているか否か

新卒で辞めた人の体験談はこちら↓

・社会人2年目で営業から事務に転職をした私が感じた第二新卒の転職を成功させるポイント。第二新卒の転職体験談

退職後のメンタルケアについてアドバイス↓

・退職後の不安を克服する方法。就職活動はゆっくりでいい

会社を辞めたら、まずは失業保険を申請しよう。申請のやり方と手続きの解説はこちら↓

・初めて会社を辞める時にやっておくべき行政手続き。保険や年金や失業保険の申請のやり方を分かりやすく紹介




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする