介護職から他業種に転職する方法。低所得の介護業界から抜け出そう

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介護職の待遇は相も変わらず悪いです。
年収は上がらず、職場環境も劣悪で、離職率の高さがそれを物語っています。

国家資格で需要もあり、食いっぱぐれがない職業と言われていますが、年収300万以下の条件を提示している施設が多く、ワーキングプアと言われてもおかしくない状況です。

また、人を介護するには屈んだり抱きかかえたりするので、腰を壊してヘルニアになるリスクや、認知症の老人に殴られて怪我をするリスクなど、介護職は様々な危険と隣合わせです。

それらのリスクに見合った収入とは言いがたく、介護職の資格をとっても介護職から逃げ出す人は非常に多いです。

一度、介護職になってしまうと、他業種に転職は出来ない…というのが世間一般の噂ですが、実際には他業種への転職は可能です。

もちろん未経験での転職になるので、簡単とは言いません。

しかし、無理をして介護職を続けるよりも、早めにキャリアチェンジを行ったほうが修正が効きやすいです。

今回は介護職が他業種に転職する方法を紹介します。

介護職のフルタイム勤務はキツすぎる

介護職として就職して、はじめて介護の辛さを知った人は多いと思います。

特に介護職に夢を見ていた人にとっては辛い現実を知って、夢とのギャップに心を折られてしまうこともあるでしょう。

残念ながら、介護職は今後も社会的地位、待遇共に低いままでしょう。

政府は介護職の人手不足に対して、待遇を上げるのではなく、移民や外国人研修生に介護の仕事を押し付けようとしています。

もっとも、外国人ですら「無理だ、過酷過ぎる」といって逃げ出してしまっていますが…。

参考:「人手不足」と外国人(1) 「介護士・看護師受け入れ」はなぜ失敗したのか

2008年から昨年までに来日した1869人のインドネシア人、フィリピン人介護士・看護師のうち、国家試験に合格したのは402人。

「読売新聞」6月27日朝刊によれば、合格者の約2割の82人がすでに母国へと戻ってしまったという。日本での就労機会を蹴ってのことだ。

今後、ますます要介護者は増えていきますが、介護にお金を回しても未来のためにはなりません。

それよりも、少子化対策や破綻しかけている年金に税金を回すのに躍起になっています。終末医療とも言える介護に税金を回す気が無いのは当然です。

確かに介護職は将来にわたって需要が無くなることはないでしょう。

2040年には高齢者の数がピークに達して、要介護者の数は爆発的に増加します。

しかし、介護職の待遇がアップするかというと、それはあり得ないでしょう。

低年収で劣悪な環境、さらに毎年人手不足なので、集まる人材も問題児ばかりです。

そのため、人間関係は悪く、仕事に真剣でない人も集まります。現在、起こっている介護施設での虐待や暴行は、介護職に集まっている人の質の悪さを象徴しています。

介護職に未来はありません。
介護職はもうこれしかない、という状況になって、はじめてやる仕事です。介護職がキツイ、辞めたいと思ったら、若いうちに他業種に転職をしておきましょう。

介護職からでも他業種に転職は可能

介護職のスキルは一般の会社では役に立たない、と思われがちです。

しかし、介護職の経歴からアピール出来ることはたくさんあります。

仕事をこなす上で、どんな工夫をしたのか、どんな心がけをして仕事をこなしてきたのか「仕事に対する真剣味」は大きな武器になります。

介護職というキツい仕事の経験者だからこそ、一般の会社でも通用する根性や創意工夫をアピールしましょう。

転職理由は、一般的には前向きな理由が好ましいですが、年収の低さや将来性の悪さを出しても構いません。

就職する時に描いていた理想と現実のギャップをしっかり話せば、論理的な思考を経て転職を決めたのだとアピールすることが出来ます。

下手に前向き過ぎると、現実が見えていないと思われて不採用になってしまいます。
介護職の厳しさは誰しもが知っていますから、ネガティブな理由を使っても良いでしょう。

介護職ですと、なかなか貯金も出来ないでしょうから、転職活動はなるべく3ヶ月以内に終わらせたいものです。

しかし、他業種への転職となると、難易度が高くなかなか決まらない人が多いのが実情です。

そこでオススメなのが、転職エージェントに登録し、キャリア相談を受けることです。

転職エージェントは在職中でも登録出来ますし、あらゆる業界の求人をピックアップして紹介してくれます。

まずは冷やかしでも良いので、送られてくる求人を吟味して、実際にエージェントに労働環境や雰囲気、鍛えられるスキルなどを聞いてみましょう。

まずは「自分が続けられそうな仕事」を探すことが、転職活動の第一歩です。

求人や総合的な就活のサポートには転職エージェントに頼もう

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無理して介護職を続けるくらいなら転職した方が良い

介護職を無理して続けても、何も良いことはありません。

使命感があり、介護の仕事を身を削ってでも続けたい! という人なら別です。

介護は、誰かがやらなければいけない仕事ですからね。

自分は介護の仕事に向いている! という人も転職する必要はありません。仕事の合う合わないは、仕事選びで一番重要ですからね。

しかし「もう介護職を辞めたい…」と感じているならば、無理して続けるよりも、別の道を探したほうが幸せになれますよ。

仕事が合わない…というのは、下記の記事でも書いていますが、立派な退職理由になります。

・会社を辞める理由は『仕事が合わないから』でOK!大切なのは退職する意思の強さです

新卒で経験が1年未満?問題ありません。
転職は、若ければ若いほど簡単です。

実際に新卒5ヶ月で辞めた人の体験談↓

・新卒で会社を辞めたいキミへ。入社5ヶ月で退職した僕の転職(再就職)体験談

30代、40代で年齢が…という方は、下記の記事を読んで転職のコツを知っておくと良いでしょう。

・30代の転職で成功する人と失敗する人の違いは『自分の立ち位置』を理解しているか否か

・40代で転職して仕事を変えたい人が押さえておくべき転職の心得。希望年収の決め方や在職中or退職後に転職するか等ノウハウを紹介します

転職には勇気が必要ですが、行動を先延ばしにすればするほど、介護職から抜け出せなくなります。

転職をする時は自分を信じて、新しいことにチャレンジしている未来を想像して自分を奮い立たせましょう。

一人では大変ですから、ぜひ転職エージェントのサポートを活用して、良い求人と出会いましょう。







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