イオンの株を株主優待・節約目的で買うべきではない理由。株式投資の含み損による心理的デメリットについて

下記のブログにて、イオンの株主優待がお得…という話が詳しくまとめられています。

earningmoney.hatenablog.com

確かに、上記のブログ記事に書かれている通り、イオンの株主優待は優秀です。
近くにイオンがあり、イオンユーザーの方なら相当な節約が可能になりますね。
(具体的な数字は、上記ブログ記事にて詳細に書かれています)

しかし、私はこれまで株式投資をした事の無い人が、優待目的・節約目的でイオンの株を購入することをオススメしません。

その理由について、紹介します。

株式投資における最大のデメリットは含み損になった時の心理的負担です

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株式投資といえば、投資の王様と言われており、非課税枠「NISA」の誕生や郵政上場などで多くの初心者の方が参入しました。

本屋にいけば株式投資の始め方などの本がたくさん並んでおり、ネット証券の登場で手続きもWEBと郵送で簡単に出来るようになり、参入ハードルは年々低くなっているように感じます。

また、マイナス金利の影響による預金金利の引き下げも相まって、株式の高い利回りに注目している人もいるでしょう。

後は株主優待で生活している桐谷さんという方がテレビや雑誌等で紹介され、標題のイオン株を優待目的で持ちたい! と思っている方も増えていると思います。

しかし、株式投資について多くの人が誤解しやすいのが『株を持ち続けているだけでお得になる!』というミスリードです。

一般的に、株式は毎年、配当がありますし企業が成長していけば右肩あがり。途中、暴落の時期はあっても、10年、20年と持ち続けていれば、最終的にプラスになる…というのが基本です。

株式投資で財を成したジム・ロジャーズの投資法

「バイ・アンド・ホールド」

いわゆる株を買ったらひたすら持ち続ける、短期売買はしないスタイルなら、損失リスクを減らす事ができます。

しかし、このバイ・アンド・ホールドは、かなり強いメンタルを持っている人にしかオススメ出来ません。

なぜなら、保有している株式…ここで言えばイオンの株が、買った時の値段より値下がりして、含み損を抱えた状態になった時の心理的な負担はかなり大きいからです。

株式投資の負の面、含み損という恐怖

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例えば、イオンの株を2015年8月4日、最高値の2000円で100株買ったとしましょう。

そこからホールドを続けていったと仮定して、現在(平成28年2月)の株価は1400円。

30%のマイナスで、含み損は600円×100で6万円です。

 節約目的で保有しているのに、6万円の赤字です。

証券口座には、-60000の数字が真っ赤で表示されています。-30%という表記もついています。

あなたは、耐えられますか?
もし、これから暴落相場になり、更に下降して-35%,-40%と増えていったら…。

「これ以上、損をしたくない!」

そんな心理が働いて、売却してしまう…。

これが株式投資の恐怖、いわゆる狼狽売り(ろうばいうり)です。

実は、含み損が出ている時点では、まだ損は確定していません。
株式というのは、売却を確定した時点で損得が確定します。

ここから10年ホールドし続けて、イオンの株価が2000円以上に戻ってから売れば、損どころか、これまでの配当+株主優待ぶん得をしています。

しかし、人間の心理として「得をした時の喜びより、損をした時の痛みのほうが何倍も強い」という心理があります。

狼狽売りは、株式がどんどん下がっていく場面で、これ以上損を増やしたくないという心理から起こる現象です。
ギャンブルで大負けが続くと、この世の終わりのような気分になりますよね。それと一緒です。

早く手放して楽になりたい!

含み損を抱えているときは、誰もがそんな気分になるのです。
特に株式の場合は、最悪の場合、倒産して紙切れになるリスクがついて回ります。それはどんな大企業でも一緒で、JALが倒産して株式が紙切れになったり、東京電力が原発事故で株価暴落したり、絶対に元本が保証されているワケではありません。

ですから、含み損が予想以上に広がった時「まさか倒産するかも!?」という恐怖が襲いかかります。
この恐怖からは、株式を持っている限り、逃げる事はできません。

この含み損の心理的負担に耐えて、はじめてイオンの株主優待による節約が出来るのです。

ハードル、高くないですか?
6万円の含み損くらいなら耐えられる、というリッチマンなら問題ないでしょうが、もしも年収300万で、頑張って20万でイオン100株買って、それがマイナス6万になったら?

「節約目的で買ったのにマイナス6万! 俺のバカバカ! 暴落した今、買っておけばよかったぁ~!」

と、非常に強いストレスに苛まれるでしょう…。

そして

「こんなモヤモヤするくらいなら、株式投資なんて辞めよう! いい勉強になった!」

と6万の損失を確定させて株式投資から足を洗った後に限って、株価が上がり

「やっぱり持っておけばよかったー!」

と後悔するまでが株初心者のテンプレです。

いかがですか?

 節約のために、この心理的なプレッシャーに耐えられるメンタルをお持ちですか?

株式投資を甘く見るな

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株式は上げ下げを繰り返し、右肩上がりに動いていきます。
しかし、それはあくまで資本主義がうまく回っている時のみ。アベノミクスの崩壊、チャイナバブルの崩壊、ドイツ銀行の焦げ付きによって、いま、日本の株式市場は爆弾を抱えた状態です。

いわゆる下げ相場で、おまけにジョーカーをいくつも抱えている状態。
このような初心者を焼き払う困難な相場で

「節約のためにイオン株買おうっと♪」

なんて軽い気持ちで参入するのは、ちょっとオススメ出来ません。

株式市場は、人間の欲が渦巻く修羅の市場。
軽い気持ちで近づくと、火傷じゃ済まない大怪我を負うことになりますよ。

こんなふうに!

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以上、アベノミクスで調子にのって株式投資にのめり込み、チャイナショックで狼狽売りして40万以上を溶かしてしまった管理人が警告の意味をこめてお送りしました。

追記:取り上げたブログ主の方からのコメント返し

はてなブックマークのコメントで、参照元のブログの書き手の方からコメントがあったので、補足しておきます。

メンタル面の作用はその通りだと思います。ただ、その最高値で買った前提においても、6万円の回収はそれほど難しくはないので、そこまで心理的に影響があるでしょうか?

確かに、6万円という金額は『長期で持ち続けていれば配当・優待合わせてペイ出来る』という基本スタンスがしっかりしていれば、心理的にもどっしり構えられると想います。

しかし、人の欲とは恐ろしい物で、最初は優待目的だったのに株価が上がっていく様子を見て

「100株だけじゃなく、さらに買い増して優待のランクを上げたほうがお得じゃん♪」

と思ってしまうのが人間の心理。
そして、いざ落ちていく時に手放せない…という罠にハマる方は、少なくないと思います。

逆に「ここまで下がったんだから、底値だろ!買い増して損失を補填しよう」とナンピン買いをしてしまう方もいるでしょう。

『節約のために買っておこう』

という心理から

『意外と簡単に儲かる』『もっと儲けたい』『得したい』

とステップアップしていき、ファンドの売り浴びせに巻き込まれ、含み損と共に本当の底値まで叩き落とされて慌てて狼狽売り…というのが、株式初心者の心理だと思います。

私のように…

私のように!(泣)

イオンの優待は優秀ですが、こういったデメリットもある…という意見を、実際に株式投資で損失するまでのテンプレートを体験した私なりにまとめまいた。

アベノミクスも終了し、21000で天井を打って一転下げ相場になっておりますので、注意喚起の意味も込めて。
株式投資をする際は、欲をかいて許容範囲以上のリスクを背負わないことが重要だと思います。

 40万あったら海外旅行いけたのにぃッ!

という愚痴も含めてお送りしました。。。

おまけ:含み損が出た時の心理について

1:含み益 5万

「おぉ、株価が上がってる!配当目的だったけどラッキ~」

2:含み益 10万

「おいおい、マジか~。いま、利益確定したら10万!?
こりゃ今のうちに売って10万儲けちゃおっ♪」

3:ノーポジ

「そういえば、前に買ったあの株、どうなってるかな~。
え? こんなに上がってるの? これは流れに乗るしかねぇ!
業績もいいし、応援の意味もこめて買い!」

4:含み益 20万

「おいおい~こんなに簡単に儲かっていいんすか?
株って最高だな! 安倍ちゃんありがとう!」

5:再びノーポジ

「マネー雑誌によると、株価は2万以上いくらしいな!
銀行に預けてても、利息はたかが知れてるし、株式投資に
本腰いれてやってみるか!」

6:含み損 10万

「あらら。株価下がってるな~。でも、また戻ってくるだろ」

7:含み益 20万

「おぉお! やっぱり投資額を増やせばガッツリ上がるなあ!
もっと上がるだろうし、ここは慌てずホールドだ!」

8:含み損 15万

「うおっ、くそぉ、なんだこの含み損!?
暴落か!? いや待て、こんなに損失が出たということは
ここが大底に違いない」

「雑誌で見たナンピン買いっていうの、やってみるか!
どうせ戻るだろうし、貯金を突っ込むぞ!」

9:含み損 30万

「え…チャイナショック? なにこれ、どこまで下がるの!?
画面が真っ赤! 新聞一面で暴落のニュース!?
これヤバイ? え、どうしよう、どうしよう!」

10:含み損 40万以上

「仕事中も株価が気になってしまう…。
夜眠れない…朝に株価を見たくない…
画面は真っ赤…大底だと思った水準から更に下落…」

「俺、なんで株なんかやってるんだっけ?」

「このままいったら、含み損100万の可能性も…?
い、いやだ。これ以上、血を流したくないぃいいい!」

「なにこれ日経めっちゃ下げてる! あああああんなあああああ
損切り、損切りぃぃいいいいいいいいいい!」

【2017年1月追記】株で損しないコツとは?

この記事を書いた時は、ご覧の通り私は株で大損をぶっこいていましたが2017年は無事、プラス120万以上安定して稼げるようになりました。

その秘密は「株ドカン!」という株の情報雑誌です。


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