女性の警察官が辞めたいと思った時の転職の進め方。働きやすい仕事に転職するコツとは?

立派な志を持って「警察官になりたい!」と警察官になった女性でも、理想と現実の違いに打ちのめされて「警察辞めたい…」と感じる事はよくあることです。

訓練が厳しい、責務が重すぎる。
割り切らなくてはいけない現実が辛い。
パワハラ・セクハラが酷い

などなど…

警察は正義を守る組織ですが、未だに古い組織体質もあり、女性の働く環境としてはまだまだ整備が甘いです。

コンプライアンスも名ばかりで守られていなかったり、上司が「コンプライアンス? 何だそれ」と素で言い放つ人だったり…

ともあれ、警察を辞めたい、転職したいと思ったら、早めに転職の準備をしておくことをおすすめします。

そこで今回は、女性の警察官が辞めたいと思った時に知っておくべき転職の進め方を紹介します。

警察から民間企業への転職は未経験でも十分可能です

はじめに、警察官から民間企業に転職することは、十分可能です。

もちろん年齢が40歳以上…となると厳しいですが、20代~30代であれば民間企業に転職出来ます。

警察官と民間企業の仕事は、会計部署などを除いてかなり違います。

交通課の知識や経験は民間企業ではなかなか活かせませんし、活かそうとすると警備会社など一部の業界に絞られてしまいます。

そのため、警察から民間企業への転職は基本的に『未経験』での転職になります。

中途採用の求人でよくある『XXの経験3年以上』という求人には応募できません。

しかし、未経験だからといって転職は難しいかというと、そんな事はありません。

昨今は求人数も増えてきており、一般企業も正社員を求めています。

警察官という厳しい組織で一所懸命、働いてきた…という経歴は、少なくとも無職やフリーターの人より評価されますから、あとは面接で自分を最大限アピールできれば内定は必ずとれます。

実際、警察官からメーカーの総務や経理に転職した女性は大勢います。

よく公務員の方は「公務員から民間なんて転職できないよ」と言いますが、大抵は嘘です。

単に公務員の世界しか知らないから、昔の感覚で言ってるだけなので聞かないようにしましょう。

元自衛官、元警察官といった経歴を持つ人は、一般企業でもしばしば目にしますよ。

民間企業と公務員の違いを知っておこう。元公務員が面接で落とされるパターンはこれ!

ただ、元公務員の人に多いのが、民間企業と公務員の違いを認識できず転職が上手くいかないケースです。

公務員…とりわけ警察官は『国の治安のため働く』という大義名分がありますが、民間企業は基本的に『利益』を稼ぐために働いています。

「御社の仕事を通じて社会に貢献したい」

と社会貢献を全面にアピールしてしまうと

「だけど、うちは利益も出さなきゃいけないんだよ。君はうちの会社にどう利益を貢献してくれるの?」

と突っ込まれて、黙り込んでしまうパターンにはまってしまいます。

民間企業に転職したいなら

『自分はどんな強みを持っていて、それをどう仕事に活かして、会社に利益をもたらすか?』

という点を整理しておかなければいけません。

会社は、あなたが仕事を通じてお金を稼いでくれるなら雇いますし、そうでないなら雇いません。

資本主義社会である以上、民間企業にとって利益が第一。社会貢献はその次です。

公務員の時は国から給料が出るので、100%大義名分のために働いても大丈夫でしたが、民間企業では最低でも自分の給料分は稼がなければいけません。

会社に雇われて給料を頂く…というのは、そういう事なのです。

面接では、必ず「公務員の意識が抜けているか?」という意味で、上記のような質問をうけると思いますので、しっかり対策しておきましょう。

警察より待遇が悪いブラック企業もあるので要注意

新卒で、ストレートに警察官になった女性にとって、民間企業の内部事情を知っている人は少ないと思います。

実を言うと、民間企業も質はピンキリで、中には警察もビックリするくらいブラックな会社もあります。

・給料未払いで倒産

・毎日残業3時間が普通。もちろん残業代はナシ(みなし残業として誤魔化してる)

・労基署に訴えるというと「やってみろ。今すぐクビにしてやる」と脅される

・ミスを部下におしつけるヤバイ上司がいる

などなど…

「警察よりマシでしょ」と思って転職したら、警察も真っ青な労働環境だった…なんて事もあり得ます。

転職でそういったハズレを引かないためにも、転職活動では安易に求人に飛びつかず、じっくり労働条件や面接時の対応を観察して、働きやすい会社かどうかチェックすることが大切ですよ。

分かりやすい指標としては『年間休日数』が一番の目安になります。

年間休日数が120日以上なら、土日祝休み、GWや正月などは長期休みがある…という事です。

110日以下になると、土曜日出勤がある、長期休みが短い等、労働時間が長いという事を示しています。

年間休日数が少ない=ブラック企業とは言いませんが、傾向としては休みが少ないとワーク・ライフ・バランスは悪い所が多いようです。

「ブラック企業には入りたくない!」

という方は、転職エージェントに頼んで、優良企業の求人に絞って紹介してもらいましょう。

ハローワークなどで求人を探すと、求人掲載が無料なのでブラック企業がたくさん混じっているので危険ですよ。

参考:ハローワークにブラック企業が多い理由&まともな求人を探す方法まとめ

転職エージェントを活用して、求人情報と面接対策を行おう

民間企業への転職が初めての場合、履歴書・職務履歴書の書き方や、応募する仕事の選び方、面接のノウハウなど分からないことが沢山あると思います。

そこで、転職エージェントを活用して転職のノウハウや優良企業の求人情報をプロに教えてもらいましょう。

転職エージェントは、利用料は最初から最後まで無料です。

在職中でも土日でも利用することができ、求人者はキャリア相談、求人の紹介を受けることが出来ます。

登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種、年収アップ可能な求人などを紹介してくれます。

それに合わせて、オススメの求人をいくつかピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。

自己分析もキャリアプランも、一人で考えると限界がありますが、転職のプロであるエージェントに相談すれば自分だけでは見つけられなかったキャリアの可能性が出てくる可能性があります。

また、給与交渉などもエージェントを仲介して行えるので、年収アップの確立がグッと上がります。

時間のかかる履歴書、職務履歴書の作成も、プロであるエージェントにアドバイスしてもらえばスムーズに作成出来ますから、転職で最も手間のかかる部分を大幅に省略出来ますよ。

オススメの転職エージェントはDODAです。



DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。

大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。

また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。

就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。

また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。

DODAの登録方法について

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DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)

その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。

業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。

登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。

DODA 公式サイトはこちら

転職エージェントに登録して、ぜひ一度、面談を受けて応募可能な求人を紹介してもらいましょう。 自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。




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