40代で失業した高卒男が再就職するまでの体験談。リストラされても諦めない事が大切です


はじめまして。

今回、当ブログにて『40代の再就職』をテーマに体験談とアドバイスを書かせていただきます、空手野郎と申します。

最初に申し上げておきますが、私は43歳の時にリストラ(という名の強制自主退職)されてしまいました。

印刷工場に勤めていたのですが、労働環境が悪く、それでも頑張って働いていたのに、突然のクビ宣言。何のスキルも準備もなく、路頭に迷う事になりました。

しかし、現在では、配電盤を作る工場に正社員として再就職し、前よりも良い待遇で働いています。

今回は、私の再就職までの流れ、そして僭越ながらアドバイスが出来れば…と思い、執筆させていただきます。

よろしくお願いします。

リストラ前の仕事内容と年収について

私の勤めていた印刷工場は、大阪市淀川区にあります。

高校卒業後、印刷工場に就職し、20年以上勤めてきました。

労働時間は朝8時30分から夕方17時。
残業は月60時間ほどありましたが、基本給が低いので残業代も雀の涙でした。

それでも、何とか食っていけるくらいの給料は貰っていました。
(ただ、大卒の同級生と比べると、天と地の差です)

具体的には、年収300万ほどです。

内訳は下記の通り。

月給17万5000円~21万5000円
手当:住宅手当(世帯主に限る)3万円・妻1万円、子供5千円
通勤手当:上限2万円
ボーナス:月1ヶ月(or寸志)

残業無しですと、月の手取りは15万ちょっとです。
ちなみに昇給は…あったりなかったりです。

40代にしては、かなり寂しい年収ですが、印刷業は年々需要が減ってきており、家族経営の零細企業なので、仕方ありません。

こうして見ると、給料は安いですが、まぁ独身なら何とか食っていけそうな環境だと思うでしょう。

しかし、仕事内容の方も、かなり過酷です。

印刷の機械を稼働すると、乾燥機も動くので工場内の温度はドッと上がり、夏は地獄のような環境になります。

さらに20キロ近い道具を持って移動しなければならず、1日30本以上、持ち運ばなければいけません。

まるで引越し屋です。

当然、汗はダラダラ。腰痛は持病です。

冬はマシかと言うと、今度は死ぬほど寒い。

ジャンパーを着ていないと凍えてしまうようで、外気がガンガン工場内に入ってくるもんですから、やってられません。

しっかりしている工場であれば、空調が管理されているので熱い寒いといった事はありませんが、うちは貧乏工場だったので、シベリアの如く過酷な環境でした。

おまけに人手が足らず、ギリギリで回していたので、一人あたりの負担は非常に大きかったです。

こんな大変な思いをして、手取りは15万ちょっと。
ボーナスも1ヶ月 or 寸志が出るくらいで、若い人はどんどん辞めていきました。

さらに、後期は仕事そのものが減って、自宅待機が増えて手取りは月13万ほどまで落ちました。

私も辞めたかったのですが、グズグズしているうちに、運命の日がやってきてしまいました。

経営不振からのリストラ!危ない会社の片鱗とは?

「給料、ちょっと遅れるよ」

ある日、社長が何気なしに給料遅延を宣告してきました。

これまで給料遅延は無かったのに、急に給料遅延が起こったので、いよいよヤバイのか? と嫌な予感がしました。

その後、社長一家が会議室で何度も会議するのを目にしました。

仕事の方は、残業もなくダラダラと小さな仕事をこなしつつ…といった感じ。

「まぁ、繁忙期じゃないし、こんなもんだろう」

といつも通りに仕事をしていると

「話がある」

と呼び出されてしまいました。

会議室で出てきたのは、衝撃の言葉。

「残業代無しで働けないか?」

それは、サービス残業をしろ! という命令でした。

もちろん、私は断りました。残業代まで無くなったら、ずっと手取り15万です。アルバイトをするかタクシードライバーになった方が稼げますよ。

すると、社長がまくし立てるように言いました。

「このままだと、うちは潰れる」
「資金繰りがきつい」
「正社員からアルバイトにしても良いか?」
「誠意を見せて欲しい」

その後、口論が続きましたが、最後はほとんど愛想がつきて、私は退職金を少し貰うかわりに退職することになりました。

事実上のリストラです。

突然の退職だったので、かなり焦りました。貯金も少なかったですから、退職金のあるうちに再就職しなければ…と焦りました。

40代の再就職は、間を空けるな!ちょっとのつもりがボケる結果に。

しかし、人というのは面倒くさがりな生き物でして…

せっかく仕事も辞めたんだし、少しゆっくりするか。と思ってダラダラごろごろしているうちに、1ヶ月が過ぎてしまいました。

その間、何もしてません!パチンコで遊んだくらいでしょうか?

すると、どうでしょう。
思考能力がガタンと落ちて、何をするにもおっくうになり、ナマケモノのような生き物になってしまったのです。

これはアカン…と思い、慌てて本屋に行き、就職の本を読み漁りました。

まずは履歴書と職務経歴書を作るぞ!

と奮起して、PCで作り印刷しました。

PCで履歴書と職務経歴書が作れるサイトは、下記で紹介しています。

・履歴書・職務経歴書をパソコンで作る方法と手書きとの比較

手書きでも良いのですが、40代の再就職となると、20社以上は応募することになるだろう…と思い、手間を考えてPCで作ることにしました。

いやー、これは楽ですよ。
一度作れば、あとは印刷してクリップでとめて写真をつければ、即完成です。

今は上記のサイトで雛形を作って、PDFファイルで保存して、それをUSBメモリに入れて、セブンイレブンなどのコンビニのコピー器を使えば印刷出来ます。

ともあれ、書類片手に、早速ハローワークに行きました。

ハローワークのお役所仕事っぷりに憤慨!

さて、ハローワークでさっそく求人を探す事に。
とりあえず職員に相談して、良い求人がないか訪ねてみました。

担当してくれたのは…やる気のなさそうなオバサン。

この人が、ひっじょーに非常識で、ビックリしました。

オバサン「43歳ですか~。高卒でぇ、資格もないと…厳しいですねー。介護とかしかないですよ?」

といきなり先制パンチ。


「年収350万くらいは欲しいのですが」

オバサン
「むりむりっ!正社員だって難しいかもよぉ?」

終始、このような対応でした。
イライラして、さっさと切り上げて自分で求人を見ることに。

ところが…

ブラック企業の求人 or 経験者募集の求人しかない!

印刷業はもうコリゴリだったので、別業種の工場への転職を狙っていたのですが、これがまぁ~一個も無い!

あるのは、介護、バス・トラック運転手、外食といった求人ばかり。

どこも休日数は105日前後。

豆知識ですが、年間休日が105日前後の求人は、得てして実態は年間休日80日~90日です。

私の友人が、そうでした。日曜日しか休めないし、休日出勤(サビ残)も激しい…と嘆いていました。

せめて年間休日数は110日ほしいですね。贅沢を言える立場じゃありませんが、体力的にも、厳しいですし、年間休日が少ない会社は待遇も悪いことが多いですから。

まぁ、そんな求人など1つもなく、そしてどの求人も「35歳くらいまでの人対象ですよ~!」という感じが、ひしひしと伝わってきました。

(今は、法律で求人に年齢制限をかけてはいけませんが、それは建前と言うやつですね)

リクナビNEXTを使って応募してみたが、競争率が高すぎた

今度はネットのリクナビNEXTという求人サイトを使って、就職先を探してみることにしました。

面倒くさい会員登録をこなして、いざ求人を検索。
やはりネットはすごい、求人がたくさん出ます(笑

ポチっとめぼしい求人に応募!
勢いで20社くらいにアプローチしました。

ところが…面接に呼ばれたのは1社のみ。

それ以外は、瞬殺で『お断り』されてしまいました。

やはり、年齢と経歴の弱さが厳しかったようです。

これは大卒の友人に聞いたのですが、40代の転職ですと、大卒組で管理職を経験していれば、サッと決まることが多いようです。

もちろん年齢を考えると、大卒でも転職は厳しいのは事実ですが、やはりマネジメント能力と経験が重要なようです。

私にそんなものはありません。武器は、勤続20年の真面目さと節約術くらいです。

唯一、面接に呼ばれた工場にさっそく行ってみました。

社長面接だったのですが…ここで衝撃の事実が判明。

「いや~、リクナビってすごいね。もう50人くらい応募が来てるよ」

なんと!
1人の求人枠に、50人が応募してきたそうです。

ちなみに、社長はべらべらと自分のことばかり喋っており、明らかに私を採用する気はありませんでした。

そう、これがネット求人の罠なのです。

誰でも簡単に求人を検索できて、応募できるということは、ライバルも多いということ。

我々40代よりも20代、30代の若い人を採用しますよね、普通の会社なら…。

私はネットで再就職先を探すのを諦めました。これは、分が悪すぎる。

無料の転職エージェントに頼ってみた

いよいよ40代の再就職活動の厳しさを身にしみて感じてきた時でした。

ネットで、転職エージェントというシステムを発見。

これは、いわゆるヘッドハント的な就職方法で、登録すると担当エージェントがついて、あれこれ求人を紹介してくれたり、面接対策を教えてくれるなど内定まで世話をしてくれるサービスのようでした。

エージェントを利用するのは無料で、内定が出た時に会社側からエージェントに報酬を支払う仕組みなので、利用者は0円で利用できます。

「無料ならやってみるか」

とポチッと会員登録。

すると、すぐ電話で連絡が来て、あれこれ希望条件や職歴を聞かれました。

一度、直接お会いして求人を紹介したい…と言うので、実際に面談をすることに。

担当は30代の、若いバリバリのビジネスマンでした。

テキパキ喋る人で、これは期待が出来そう…と思いました。

彼からは

・40代の再就職なら、同業他社を狙ったほうが良い

・ただ、印刷は景気が悪いので、他業種の工場に絞って就活をしましょう

・書類を見たが、アピールが控えめなので、もっと工場での経験を前に出していきましょう

といったアドバイスを受けました。

その後、彼とやり取りをしつつ、求人を紹介してもらい、応募する日々が続きました。

これはいけるか! と思ったのですが、その後、10社ほど連続不採用。
3社ほど面接に行きましたが、やはり年齢がネックになるのか、なかなか良い返事は貰えず…

しかし、それから2ヶ月後、ようやく内定をもらうことが出来ました。

エージェントの彼から紹介された求人で、従業員数200名ほどの電機工場です。
配電盤の組み立て工員として、正社員で就職が決まりました。

その工場は、高齢化が激しく、40代でも若手だ!とのこと。
勤続20年の真面目さが評価されて、内定に至りました。

43歳でリストラ→再就職が決まって、思ったこと

以上が、私の再就職体験談です。

43歳でリストラされて、再就職をして思ったことは、40代の就職事情はやはり厳しい…ということ。

明らかに、年齢で落とされることが多く、かなり苦戦しました。
勤続20年の職歴を持っていても、お金を生み出すスキルが無ければ、こんなにも大変なのか…と驚きました。

しかし、運が良かったのは、今景気が少し上向きになっていたこと。

円安で、製造業が少しずつ盛り上がっていた事です。

これがリーマンショックなどの金融危機のあとだったら、もっと苦戦したでしょう。そしたら、工場にこだわらず、タクシードライバーなどの仕事についていたかもしれません。

40代で失業すると、厳しい現実が待ち構えています。

しかし、諦めずにコツコツ就職活動をして、応募を続けていれば、必ず縁はありますよ。

諦めて腐ってパチンコをしていると、あっという間にダメ人間になってしまいますから、とにかく退職したら毎日コツコツ行動をして一歩でも前に進みましょう。

今回、私が使った転職エージェントはDODAです。



これは、後から、この記事を書くために調べた事ですが、DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントみたいです。

大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。

また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。

40代の就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。
エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。

また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。

DODAの登録方法について

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DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。
(名前や生年月日、住所、連絡先など)

その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。

業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。
最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。

登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。

DODA 公式サイトを見てみる

転職エージェントに登録して、ぜひ一度、面談を受けて応募可能な求人を紹介してもらいましょう。
自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。

以上、40代で失業した高卒男が再就職するまでの体験談でした。
皆さん、頑張って、いきましょう!止まない雨はないですよ。




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