ゼネコンの現場監督から土木設計職にUターン転職した体験談。退職後に資格取得してキャリアアップ

f:id:moguhausu2:20150531161525j:plain
大学院卒業後、大手ゼネコンに入り全国各地で現場監督として8年間働きました。28歳で結婚して家族と一緒に転勤生活をしていましたが、近いうちに単身赴任が続くようになることを見越してUターン転職を決意しました。

ただ転職するのは勿体ないので、キャリアアップを図り、土木設計職に応募しました。従前に技術士補をとっていたので、転職先は単に土木設計を募集していることだけでなく、技術士を取得のために指導を受ける環境があるか、その後もが自分のスキルアップに必要な人材がいるかを重視して転職先を探しました。


退職後に資格を取得

前の会社をやめて、今の会社に入るまでに半年ブランクがありました。失業保険も出るので焦らずに会社を厳選したことと、その期間にさらに2つの資格を取得しておいたことがモチベーションアップに繋がっています。
ちなみに、そのとき取得下資格は転職先には教えていません。土木設計には直接関わりがないものの、隣の部署では重要度が高くかなり難易度の高い資格でしたので、今後の会社の状況次第で待遇アップの交渉材料としてキープしてあります。

地方の会社への転職なので、大手からの転職の場合には、会社側は「扱う事業規模が違うが拍子抜けして辞めてしまう」ことを懸念することが予想されました。予め応募先の具体的な事業例を調べて、自分のキャリアイメージと合致しているかどうかを確認することは勿論ですが、そのモチベーションをもって自分が会社や社会全体においてどのような役割を果たして行きたいのかを述べらるようすることが強い意志を表すキーポイントです。

求人は転職エージェントに紹介してもらいました

地方の求人は、どうしても限られており、都市部に比べてなかなか求人を見つけるのが困難です。
私は大手転職エージェントであるリクルートエージェントを利用して、地元の求人を紹介してもらいました。

リクルートエージェントは求人数が多く、地方の優良企業の求人をしっかりピックアップしてくれるので、求人探しはエージェントに任せることで手間を省きました。実際、紹介された10社はどれも甲乙つけがたい優良企業で、私の希望条件、キャリアにも合致していたので、転職エージェントの優秀さに驚きました。

Uターン転職をするならば、リクルートエージェントに登録しておいて損はありません。

面接で意識したこと

履歴書は自分のキャリアを単に示すものではなく、ビジネススキルを表すツールでもあります。その意味では、昔ながらの慣例どおり手書きで作ることはオススメしません。パソコンで作成して、「強調箇所はゴシック体や下線を使う」、「志望動機などは箇条書きでキーワードを端的に表す」、「一行に中途半端に納まらない所は文字幅や文字間隔を調整する」、「求められていなくても職務経歴書をA4版1ページで分かりやすくまとめて提出する」といったことを意識します。

これが面接というプレゼンテーションを通じてスキルアピールする最重要資料となります。

面接に当たっては、想定問答集を作成しました。思いつく限りのありとあらゆる質問を予想して、入念な回答案を作成します。ここでは普段からの自分の思考力が試されます。考えに合わないことや、誇張を過度にしないこと、そして、丸暗記しないことが重要です。暗記はその場での応用が効かず逆効果です。問答集を何度も読み返して、頭の中にキーワードを刻み込んでおけば、要点をかいつまんだ応答ができます。

試用期間が3ヶ月ありましたが、採用は確定していたようなものだったので、気をつけたことは能力をマックスで示さないことでした。必要最小限の成果に留め、会社側に過度な期待を抱かせないようにしておくことで、その後から今に至るまで仕事に余裕を持たせる分かれめになっています。

終わりに

私は今回、転職において最も大きかったのはエージェントの存在だと思います。
担当エージェントの方がUターン転職が得意な方で、相性も良く精神的な支えにもなりました。

私は良い担当者に巡りあうことが出来ましたが、基本的には2社掛け持ちをして、相性の良いエージェントを利用後に選ぶのが普通のようです。
転職エージェントの選び方、使い方に関しては、下記の記事でまとめられていますので、参考にして下さい。www.hazimetetensyoku.com

以上、私がゼネコンの現場監督から土木設計職にUターン転職した体験談でした。







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする