公務員を辞めたい人は民間企業に転職しよう。転職エージェントを利用して公務員からの転職を成功させるコツとは?

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公務員を辞めたい…と思う人は、意外と多いです。

安定という大きなメリットを持つ公務員は、現在、大学生に人気No1の職業で、優秀な学生の多くが公務員を目指しています。

しかし、公務員の仕事や文化について知っている人は、意外と少なかったりします。

公務員といってもピンキリで、毎日夜中まで残業しなければいけない部署もあれば、定時で上がれる楽な部署もあります。

ワークライフバランスを取りたいため、公務員に転職した人が「話と違う!」となってしまう可能性もあり、公務員は楽、と一口には言えないのが現状です。

雇用の安定感は抜群ですが、その分、人間関係が濃く、たとえば嫌な上司や同僚がいても、なかなか離れることが出来ないというデメリットもあります。

また、市民と直接コミュニケーションをとらなければいけない市役所の窓口、福祉担当課などに配属されれば、わがままな市民の対応や理不尽なクレーム対応にも晒されます。

意外とストレスが多く、公務員から民間に転職する人も少なくありません。給料も当然、40歳~50歳のキャリアになるまでは低く、魅力的ではありません。

出来る人ほど転職をして、出来ない人だけがダラダラ残るのが公務員、と言われているほどです。

一方で、長時間労働の部署では仕事が出来る故に、仕事が集中して鬱病や過労死が起きているのが現状です。

今回はそんな公務員に嫌気が差して、公務員を辞めたいと思っている人向けの、民間企業への転職を成功させるコツを紹介します。

公務員から民間企業へ転職する理由を掘り下げておこう

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公務員から民間企業に転職する場合「なぜ安定した公務員を辞めて民間企業で働きたいのか?」という点が重要になってきます。

公務員というのは、民間企業勤めから見れば、営業ノルマや利益追求も必要なく、良くも悪くも安定した、のんびりした職業と見られています。

そのため、転職では必ず「なぜ安定した公務員を辞めるのか」と突っ込まれるでしょう。

その時に、抽象的な理由だったり、曖昧なイメージだけで転職を考えている印象を与えてしまうと、面接官は「世間知らずの公務員が、やりがいを求めて理想を語って転職しようとしてるだけか」と悪い印象を持ちます。

民間企業は当然ですが、公務員と違い結果を求められます。

業績であったり、仕事に対する工夫であったり、試行錯誤をして会社の業績をあげられる人だけが正社員の内定を得られます。

元公務員というのは、どうしても色目で見られますし

「世間知らずなのでは?」

「民間企業の仕事を知らないから不安だな」

と思われてしまいます。

そういったイメージを払拭するためには、なぜ公務員から民間企業に転職するのか、公務員の仕事の経験をどう民間企業で活かすのか、仕事に求める理由、今後のキャリアプランなどをしっかり掘り下げて考えておく必要があります。

公務員の経歴は民間企業への転職においてプラスにならない、という訳ではありません。

しかし、公務員を辞める理由に関しては、かなり強く突っ込まれることは間違いありませんから、一貫性があって前向きな答えを、しっかり自分の中でまとめておきましょう。

「やりがいが無いから辞めた」だけでは不十分!

公務員を辞める人の退職理由第一位が「やりがいが無いから辞めました」という理由。

辞める理由自体は、それで良いのですが、いざ面接官に聞かれて一言だけそう伝えただけでは

「目の前の仕事に集中できない人なんだな」

「飽きっぽいのでは?」

と疑われてしまいます。

民間企業における正社員の採用は、長期間、働くことを前提に採用しています。

そのため、飽きっぽい、目の前の仕事を投げ出す…といった要素が見て取れると、あっという間に不採用にされてしまいます。

そのため、公務員を辞めた理由については、深く突っ込まれても問題ないよう、なるべく具体的に考えておきましょう。

実際の例文を出すので、参考にして下さい。

Q:なぜ、公務員の仕事にやりがいが無いと感じるようになったのか?

A:公務員に就職する前は、市町村のサービスを抜本的に見直し、効率的な改善を提案していく職員になろうと思っていた。

しかし、実際に求められた能力は、決められたルールを適切に運用する能力であり、改善の提案などは煙たがられた。

私はそこで初めて、公務員の仕事には工夫や改善が求められない、つまり変化を嫌う文化があるのだと知った。

それでも市民のために、という使命感でルーティンワークをこなしてきたが、やはり、私は積極的に改善案を出し、それを真剣に検討してもらえるような風通しの良い仕事に就きたいという気持ちが強くなり、退職し民間企業への転職活動を始めた。

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このように「なぜそう思ったのか」「自分は何をしたいのか」「それをなし得る為に民間企業に転職を決意した」といった一連の流れを、しっかり伝えることが内定への第一歩です。

しかし、意地悪な面接官の場合、

「そんなの、少し調べれば分かった事じゃないの?」

と、自分の甘さや見通しの甘さに厳しく突っ込まれるかもしれません。

そういった問が来た時は「自分の判断の甘さを反省しています」と素直にミスを認めたほうが、面接を突破しやすいです。

民間企業は、プライドが高い人を嫌います。失敗しても認めない、謝らない人は雇いません。ですから、もし厳しく切り込まれたら、素直に反省を見せるのがベストですよ。

若ければ若いほど民間への転職は簡単

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公務員として働き、40歳を超えてしまうと、やはり民間企業への転職は難しくなります。40歳を超えると中途採用では管理職の経験が求められますが、公務員の管理職は『利益追求』という大前提が無いため、あまり管理職の経験としては評価されません。

逆に20代~30代であれば、民間企業への転職は十分に可能です。

優秀な人が公務員に集中しているのは、誰もが知っている事ですから、元公務員のキャリアは「公務員試験を突破した優秀な若手」という印象を与えることもあります。

キャリアが浅い第二新卒(新卒就職から3年以内の離職者)であればなおさらで、元公務員のキャリアがプラスに転じることもありますから、怖気づくことなく転職活動をしましょう。

実際に、第二新卒での転職に成功した人の体験談がありますので紹介しておきます。

・新卒で会社を辞めたいキミへ。入社5ヶ月で退職した僕の転職(再就職)体験談

30代になると、やや転職難易度がシビアになるので、十分な対策が必要です。

30代の方は、下記の記事を読んで転職に必要な心構えについて学んでおくことをオススメします。

・30代の転職で成功する人と失敗する人の違いは『自分の立ち位置』を理解しているか否か

公務員の色に染まってしまった人、つまり利益の数字を意識出来ていない人になってしまうと、人材としての価値はかなり下がります。

民間企業は公務員と違って、数字を求められる、ということを理解しておきましょう。

転職エージェントを利用して転職ノウハウを教えてもらおう

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公務員の経歴の悪い点は、やはり民間企業経験者と比べて、どうしても世間知らず、社会人経験から数字の概念が抜けてしまう人材なってしまいがちな点です。
そこで、転職エージェントを利用して転職のノウハウや応募可能な求人を紹介してもらうことをオススメします。

転職エージェントは、無料で登録出来て、転職サポートを受けることが出来るサービスです。内定が決まったら、企業が転職エージェントに報酬を支払うシステムなので、求職者は経済的負担なく利用することが出来ます。

転職エージェントでは書類の書き方から面接のノウハウ、キャリア相談、あなたの希望条件にあった求人の紹介といったサポートを受けることが出来、転職のプロであるエージェントと二人三脚で転職活動をすることが出来ます。
エージェントを利用することで転職を短期間で成功させることが出来るので、ぜひ利用しましょう。

オススメの転職エージェントはDODAです。



DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。

大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。
また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。

就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。
エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。

また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。

DODAの登録方法について

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DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。
(名前や生年月日、住所、連絡先など)

その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。
経歴は正社員のみならず、アルバイトや派遣社員、契約社員でも構いません。

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上記は入力の一例です。

上記画像で書いた株式会社ハイデイ日高というのは、ラーメンチェーン店の日高屋の事です。
外食・小売産業などに多いのですが、お店の名前と会社の名前が必ずしも一致する訳ではないので、しっかり会社名を調べてから正式名(○○株式会社)で登録しましょう。
例えば、ユニクロであれば会社名はファーストリテイリングですよね。心配ないと思いますが、念のため再度、確認しましょう。

業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。
最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。

登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。

DODA 公式サイトはこちら

転職エージェントを活用することで、転職をだらだら長引かせず、スパッと民間への転職を成功させることが出来ます。
公務員を辞める以上、自分が本当にやりたい仕事、やりがいを感じられる仕事を選びましょう。

転職エージェントQ&A

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転職エージェントは在職中でも利用出来るの?

転職エージェントは土日も営業しているため、在職中でも十分に利用出来ます。
休みに合わせてキャリア相談が出来ますし、企業の面接も、日程調整はエージェントが仲介してやってくれるので、休みが取れない等の心配をする必要はありません。

登録したら「転職しろ」というプレッシャーは強い?

悪質な転職エージェントは、転職者の都合お構いなしに、グイグイと求人を進めてきたり、希望条件とあっていない求人を投げてきたりしますが、大手2社はそのような事はありません。あくまで転職者のペース似あわせて、長く働ける+内定が出そうな求人に厳選して紹介してくれます。

もちろん、転職をしない、やっぱりエージェントではなく転職サイトで転職をする、といった選択も出来ますから、利用を恐れる心配はありません。利用を止めたい時は、エージェントに伝えればメール一本で対応してくれます。
大手2社ならば、わざわざ転職者の信用を損ねるような態度は取りません。利用を停止しても、最後まで丁寧に対応してくれます。

人間関係のトラブルなどネガティブな転職理由でもOK?

転職理由は人それぞれ異なりますが、ネガティブな理由で転職をする人は多いです。
転職本などでは「転職理由はポジティブに!」と書かれていますが、エージェントに相談する際は現職の不満、転職理由は本音でしっかり伝えましょう。転職エージェントはそういったネガティブな転職理由をフォローするノウハウを持っていますから、応募の際には上手な言い回し、転職理由を考えてくれます。

志望動機や自己PR、退職理由などは、エージェントに頼めば赤ペンで修正してくれますから、エージェントには本音で付き合うことが大切です。

DODA 公式ページを見てみる







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