正社員が辞めたいと思った時に考えるべきこと。両親のことを考えるのではなく自分の将来を考えよう

正社員はアルバイトや非正規雇用と違って、責任の重さや転職の難易度、両親や同僚からの目などから、辞めるという選択肢がなかなか選べないものです。

しかし、自分の中で一度

「このキャリアは自分の進むべき道じゃない」

「今の会社に居て、得るものはあるのか…?」

と考えてしまうと、モヤモヤはずっと残ります。

また、ブラック企業や人間関係での悩みを抱えていると、それが原因で辞めるのは逃げではないか、という葛藤もあります。

正社員を辞めるべきか否かを決定するには、頭の整理が必要です。

金銭的状況や、辞めた後の進路、現在の待遇など総合的に考えるべきです。

この記事では、辞めるべきか続けるべきかを選択するときに考えるべきことをまとめました。

退職後の生活費として十分な貯金があるか否か

仮に退職したとして、避けては通れないのがお金の問題です。

貯金ゼロで退職してしまうと、失業保険受給までアルバイトをしたり、実家に戻ったりして耐えなければならず、奨学金や家賃の支払いなどがあると状況は厳しくなります。

クレジットカードにも要注意で、一ヶ月遅れて支払いが来る分、貯金が少ないと一気にカードが焼けてしまうことがあります。

一度、カードを焼くと信用情報に傷がつくため、なかなかカードが作れなくなってしまいます。

まず退職を考え始めた時にするべきことは貯金です。最低でも15万円は無いと失業保険まで食いつなぐことが出来ません。

貯金がなければ、ボーナスまで耐えてから辞めたり、アルバイトの目処をつけておくなどしておかないと家賃滞納、最悪の場合はクレジットカードの焼けつきなどにつながってしまいます。

退職を考えたら、まず貯金額を見ることが、退職の鉄則です。

転職可能な職歴、スキル、若さはあるか

正社員退職後、再び転職して正社員を目指そうとなると、職歴の長さやスキル、年齢などが転職難易度に大きく関わってきます。

仮に職歴が1年未満だと、厳しい転職を強いられることになります。

それでも、年齢が20代前半であれば、第二新卒枠として1年未満の職歴でも求人の需要はあります。

第二新卒の転職についての詳細&転職ノウハウは、過去記事を参照してください。

・20代の転職のコツを元人事担当が全て教えます

しかし、年齢が30歳を超えたり、これといったスキルが無く職を転々としているようだと、正社員での転職は難しくなります。

他業種へ未経験で入るにしても、30歳が壁と言われており、人手不足の建築や介護、外食産業の求人以外だと厳しくなってきます。

もし転職可能な職歴やスキルがなければ、最低でも3年以上、職歴をつけるべきです。転職がなかなか決まらないと精神的にも辛くなりますし、家族がいるなら家族の生活も不安定になっていきます。

30歳を超えている人は、自分の市場価値を改めて観直してから仕事を辞めるか否かを考えるべきです。

自分が本当にやりたい事は何か?

仕事を通じてやりたい事というのは、年齢や経験と共に変わっていきます。

もし、今のキャリアで自分の思ったような働き方が出来ない場合は、転職を考えるのもアリです。

特に大企業では、システム的に部署の役割が固まっており、やりたいけど立場上出来ないというジレンマが起きやすいです。

大企業なんだから辞めるのはもったいない、と言う人もいますが、自分の将来を決めるのは他人ではなく自分です。自分がやりたいことをしっかり選択していくことが転職において一番大事です。

自分のやりたいことがやれない状況というのは、ストレスになります。

仕事だからと割り切ったほうがいい、という意見もありますが、やはり1日の大半をつぎ込む仕事だからこそ、「やりがい」や「やりたい事」にこだわらなければ人生がつまらなくなってしまいます。

私の知り合いで、地方公務員だった人がいるのですが、彼は英語を活かして外資系への転職を決めて、公務員を辞めてしまいます。

辞めようとしたときに両親から猛烈な反対をされたそうです。

しかし、彼は今、外資系で働いて以前より元気そうに見えますし、やりたい仕事が出来ているようで、活き活きしています。

正社員を退職したり、転職を宣言すると、両親や家族は反対するかもしれません。

しかし、大切なのは自分自身の将来です。他人に惑わされず、自分の声に従って退職するか否かを決めましょう。

ブラック企業の場合は自分の健康を考える

運悪くブラック企業に入ってしまい、身体の健康や精神がギリギリの状態で働いている場合は、すぐに転職をオススメします。

限界まで我慢してから辞めると、退職の後にそもそも転職をする元気が無くなってしまい、空白期間があいて逆に転職が難しくなってしまいます。

転職で職歴やスキルよりも大事なものがあります。それは健康です。精神と身体が健康でなければ、転職活動は出来ません。

正社員が辞めたいと思った時に考える順番は

1:健康
2:お金
3:やりたい事、転職の難易度

上記の優先順位で考えると良いでしょう。

お金の面、精神的な面、キャリア等を考えると、一番無難なのは転職をして、自分にあった仕事・待遇の良い会社に行くことです。

今の会社が全てではありませんし、会社によって仕事のやり方も待遇も全然違いますから『転職』という選択肢も視野に入れておきましょう。

転職エージェントを活用して転職すべし

しかし、転職活動は、書類作りに求人探し、自己分析、面接対策までやる事が盛り沢山です。

これだけ色々課題があると、何から始めていいのか分からないですよね。

そこでオススメなのが、転職エージェントを使って効率的に転職活動を行うことです。

自分にあった求人選びや、面接ノウハウの会得、書類の作り方などは、プロに教わるのが一番効率的です。

特に在職中に転職する場合は、細かい作業はプロに任せた方が楽です。

転職エージェントは、無料で利用できて、あなたにあった優良な求人を紹介してくれるサービスです。
エージェントは求人を出している会社から報酬を受け取っているので、利用は無料です。

転職エージェントに登録すれば、書類作成から面接ノウハウ、求人の選び方まで、転職のプロから直接アドバイスが貰えるので、転職で失敗する確率を下げることが出来ます。

メールでのやり取りが基本なので、会社にバレる心配がありません。エージェントとの面談も完全個室で、バレないよう最新の注意を払ってくれます。

また、エージェントは会社の内部事情に詳しく、例えば激務な会社や、離職率の高い会社などは事前に言及してくれます。

そのため、予め「残業時間が月10時間以下の会社を希望」など言っておけば、それにあった求人に絞って紹介してくれます。

転職初心者や未経験業種への転職にもしっかりサポートしてくれるので、一人で転職活動をするよりもグッと効率的に転職が出来ます。転職で失敗しないためにも、転職エージェントを活用するのが一番ベストな方法です。

オススメの転職エージェントはDODAです。



DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。

大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。

また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。

就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。
エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。

また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。

DODAの登録方法について

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DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。
(名前や生年月日、住所、連絡先など)

その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。

業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。
最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。

登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。

DODA 公式サイトはこちら

転職エージェントに登録して、ぜひ一度、面談を受けて応募可能な求人を紹介してもらいましょう。
自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。







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