エントリーシート(ES)で『新商品を提案しなさい』系の課題で見られるポイント。製菓業界やコンビニ業界の商品開発で頻出のESテーマ

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エントリーシートでの課題のタイプはいくつかありますが、その中でも『弊社の商品開発に配属されたと仮定し、新商品を提案してください』というタイプの課題に悩む学生はとても多いです。

「画期的なアイデアを盛り込まないと受からない!
でも、全然思いつかない……」

真面目な学生ほど、斬新なアイデアが浮かばず、行き詰まってしまいがちです。しかし、仮に画期的な商品のアイデアを思いついたとして、社会人経験のない学生の思いつきのアイデアに企業は感心するでしょうか?

 実は、このタイプのESの課題で企業が見ているポイントは、アイデアの斬新さではなく説得力、論理的思考力です。

詳しくポイントと対策を見て行きましょう。


考えるべきポイントは利益、場面、ターゲット。

新商品のアイデアといっても、まずどこから考えればいいのでしょうか? 実際にその会社の製品を買ってみたり、友達と相談して考えるのもいいかもしれません。

しかし、このタイプの課題で押さえるべきは、新商品で消費者が得られる『利益』。その商品を使う『場面』。そしてその商品を購入、使用する『ターゲット』です。

それぞれを具体的に見て行きましょう。

例えば『布団用掃除機』を考えてみてください。

『利益』は布団のダニや汚れを気軽に掃除出来ること。
布団を干すのは大変ですし、仮に干している間に雨が降ったら大変ですね。かといって、クリーニングに出すほど汚れてもいない。普通の掃除機だと掃除がしづらい。そんなとき、手軽に布団を掃除出来たら楽ですよね。これが利益です。

『場面』については、消費者が新商品を使うイメージをふくらませて下さい。日曜日に掃除のついでに、ささっと布団を専用掃除機で掃除する。急にお客さんが泊まりに来ることになったけど、客人用の布団がホコリまみれ。そんなときにすぐ掃除が出来る、といった風に具体的な情景を考えるのです。

そして『ターゲット』は主婦、共働きの夫婦、きれい好きだけど布団の掃除に手こずっている独身の女性などですね。ESには新商品を使う年齢層やステータスを具体的に書いて下さい。

このように、利益、場面、ターゲットの3つのポイントがガッチリ噛み合っていれば、とても説得力のある新商品の提案になります。
この3つのポイントから新商品のアイデアを生み出すのが一番簡単です。

商品の説明だけの解答は落とされる

この新商品提案型のESで一番多いミスが、新商品の説明や機能、つまり『利益』ばかりを説明して、残り2つのポイントをアピール出来ていない解答です。

例えば、上記の布団用掃除機であれば、

「片手で扱える布団用掃除機です。乾電池で動くタイプで、コードがいりません。コードが無いという部分で、競合他社との差別化を測ります。また、軽くて値段も安くお手頃です」

など『利益』については説明出来ていても、具体的な『場面』『ターゲット』が見えてきません。

上記でいえば、値段も安く~と書いているから、他者とターゲットの被っている主婦層狙いではなく学生向け商品なのか? 購買力の弱い学生向け商品ならば、どうやって会社は利益を得るのか?

という風に、突っ込みどころがあればあるほど、ESは落とされやすくなります。

5W1Hで考える癖をつける

企業が欲しい学生というのは5W1Hで物事を考えられる学生です。

5W1Hとは

What 何を
When いつ
Who 誰が
Where どこで
How どのように

の略語です。

これは論理的思考技術の1つであり、
何を(どんな商品を)いつ(朝や夜、○○で困っている時など)誰が(主婦、30代の独身男性など)どこで(リビング、出張先のビジネスホテルなど)どのように使うか(スプレーで吹きかける、口に含んでリフレッシュする、など)。

このように具体的なものを当てはめていき、アイデアを詰めていく基本技です。

新商品を提案しなさいというESの課題のみならず、他の課題でも使えるので、ぜひこの5W1Hを意識してESを書いていきましょう。

 他にもエントリーシートで頻出の課題を押さえておきましょう。
hazimetetensyoku.hatenablog.com
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エントリーシートの形は決まりきっています。
対策をしておけばスムーズに書けるようになるので、しっかり知識を詰め込んでおきましょう!

就活が不安なら就職エージェントを活用しよう!

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