ハローワークで優良中小企業のホワイト求人を見つける方法

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ハローワークの求人と聞くと、無料で求人が出せるため、有名ブラック企業の求人や怪しげな家族経営の会社の求人、年間休日100日以下の激務求人など、ネガティブな求人ばかり…というイメージを持つ人が多いと思います。

しかし「リクナビNEXTやマイナビ転職などの大手転職サイトは広告費を払ってるから安全な企業ばかり!」と大手転職サイトにばかり頼っていてはいけません。

大手転職サイトは内定の難易度が高い!

大手転職サイトに求人を出すということは、それだけ採用コストを支払っているということです。

大量採用する新卒採用ならまだしも、1~2名枠の中途採用の場合、採用のハードルが非常に高くなります。経験者であっても落とされることも多く、倍率は10倍以上が普通です。

また、中小企業でアナログなところや、優良だけど100万~200万の採用コストをかけたくない企業は、こういった転職サイトに登録することを避けるので、ホワイト求人を逃してしまうことが多々あります。

一方、ハローワークには優良な中小企業の求人もあり、場合によっては倍率も低く、びっくりするほどあっさりホワイト企業の内定をもらえることがあります。

ハローワークの職員はやる気のある人と無い人の差が激しく、転職サイトほどお世話をしてくれません。

ハローワークの求人に応募するには紹介状が必要だったりと、面倒な手続きもありますが、ハローワークには隠れたホワイト求人が時折紛れ込んでいます。

新たに作られた営業所/工場の求人を狙おう!

地方、都心にかぎらず、新たに営業所や工場を移転する企業は勢いがあります。当然、新たに営業所を作る際に事務員や営業所員、技術者を補充しようとします。

しかし、50人~100人前後の中小企業は転職サイトに出すほど採用コストをかけられないので、急募でハローワークに求人を出すことが多いです。

その場合、最初に面接に来た求人者が、求める人材として十分なスペックを持っていれば、即内定してくれることが多いです。ある種の早い者勝ちな側面があり、倍率も低いため転職サイトよりも良い内定を得ることができます。

ハロワでの就活ならライバルが低レベルの可能性が高い

ハローワークに行けばわかりますが、冷やかしで来ている人や、履歴書もまともに書けないやる気の無い人が一定数います。

彼らが「引き立て役」となり、自分の内定の手助けをしてくれることもあります。

転職サイトではライバルも経験者ばかりだったり、そもそも求人コストが高いため面接官も高望みします。

しかし、ハローワークでは、求人コストが無料のため企業はあまり高望みしません。

新しい職種に、未経験で挑戦しても内定がもらえる可能性が高く、異業種での転職もしやすいです。

ハローワークでホワイト企業の求人を見つけるコツ

さて、本題のハローワークでホワイト求人を見分けるコツですが、大切なのは年間休日と完全週休二日制の2つのキーワードです。

年間休日が120日以上であれば、ホワイトポイント+1です。120日以上は土日祝日の休みに加えて、大型連休、正月お盆などカレンダー通りに休むことが出来ます。

サービス業の場合は平日休みになりますが、年間休日120日が人並みの休日ラインだと思ってください。

お給料ですが、賞与の欄を見て下さい。

2ヶ月以上であれば、ひとまずセーフとします。4ヶ月以上でる場合は、ホワイトの可能性大です。中小企業で4ヶ月以上でるのは、親会社が大きい証拠です。

次に見るべきなのは会社のホームページです。

ハローワークの求人票だけでは条件しかわからず、会社の概要や扱っている商品を確認出来ません。会社のホームページを確認することは、志望動機を書く際などに必要なので、先に見ておきましょう。

ホームページでは扱う商品を見て下さい。中小企業でも特許などをとっている場合は優良メーカーです。

また、主な取引先も確認してください。取引先に大手企業があれば、財政状況もしっかりしていると判断出来ます。

会社の幹部に同じ苗字が連続していないかチェックしましょう。苗字が同じ場合は身内の可能性が高く、家族経営の場合が多いです。

家族経営は正直、外れ求人が多いので避けるべきです。

参考:家族経営の会社にブラック企業多し!同族経営による身内以外を搾取するシステムとは?

一番見極めが難しいのが、そこで働く人の雰囲気です。

こればかりは、面接時に働いている人や面接官を見てチェックしてください。目が死んでいたり、社長だけが無駄に元気だったりする場合は危険です。求人と条件が違ったり、ワンマン経営の可能性が高いです。

以上がハローワークでホワイト求人を見つけるコツです。

また、ハローワークは1週間のサイクルで求人票が入れ替わることが多いので、なるべく頻繁にハローワークに通って隠れホワイト求人をチェックしましょう。

ハローワーク経由でホワイト転職に成功するケースもあるが稀

外資系ホワイト求人は、意外とハローワークで求人を出すことがあります。

女性の体験談ですが、ハローワークで転職活動をして、下記のように小売などのブラック業界から定時上がりの事務職に転職した人もいます。

しかし、こういった良質な求人がハローワークで出ることは稀で、競争率も高くハイスペックな求職者がどっと集中するので、効率が悪くオススメは出来ません。

多数のブラック企業の求人に埋もれるため、まともな企業はハローワークに求人を出すことを辞める傾向が強くなっています。

20代~30代なら転職エージェントを利用するのが一番楽です

20代30代での転職・就職であれば、正社員転職エージェントを使うと、ホワイト企業の探しやすさがグッと上がります。

※40代以上の方も、転職エージェントを活用するメリットはありますが、戦略が必要ですので、下記の記事を参考にして下さい。

・40代で転職して仕事を変えたい人が押さえておくべき転職の心得。

記事の最初に「リクナビNEXTやマイナビ転職などの大手転職サイトは難易度が高い」と書きましたが、転職エージェントは全くの別物で、プロが求職者にあった求人を紹介してくれるので内定率はグッと高くなります。

ハローワークでは自分の目で取捨選択しなければいけませんが、転職エージェント経由であれば、きちんとエージェントがブラック企業を弾いてくれるのでオススメです。

希望する職務や労働条件をしっかり伝えれば、いちいちハロワでホワイト求人が流れてくるのを待つ必要がありません。

転職エージェントサービスというと、昔はヘッドハンティング、高収入な転職のみとされてきましたが、現在は若者の人手不足もあいまって20代の若手人材、30代の中途採用を積極的にサポートする転職エージェントが増えてきています。

オススメの転職エージェントはDODAです。



DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。

大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。

また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。

就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。

また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。

DODAの登録方法について

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DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)

その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。

業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。

登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。

DODA 公式サイトはこちら

転職エージェントに登録して、ぜひ一度、面談を受けて応募可能な求人を紹介してもらいましょう。 自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。

関連記事:30代の転職で成功する人と失敗する人の違いは『自分の立ち位置』を理解しているか否か




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