長時間労働がもたらす体調不良について知っておこう。時間外労働は月60時間で危険水域です

長時間労働。
それは人の尊厳を奪い、思考力を奪い、最悪の場合、命まで奪ってしまう恐ろしいものです。

長時間労働はいつ、どこで自分に降りかかるか分かりません。

「先輩社員の突然の退職で、一気に自分にタスクが落ちてきた」
「会社の方針が変わり、納期の締め付けがキツくなった」
「転職して入った会社がブラック企業だった」

このように、今まで平穏無事に社会人生活を送っている人でも、いつ長時間労働を強いられるか分からないのです。

私も一時期、長時間労働をしていました。

鬱病の初期症状が出て「まさか自分が」と思いましたが、危険を感じてタスクを減らしてもらいました。

あのまま続けていたら、間違いなく鬱病になってダウンしていたでしょう。

長時間労働を甘く見てはいけません。事前にその危険性を知り、可能な限り避けるべきです。

今回は長時間労働がもたらす、恐ろしい弊害をまとめました。

1日の残業時間が平均3時間を超えると危険

1日の残業時間が平均して3時間を超える。
つまり常に帰宅時間が21時以降になる場合、心身に疲労やストレスが蓄積されていきます。

もちろん、個々人の体力やモチベーションによっては平気なのですが、

・複雑なタスクをいくつもこなしている
・慣れない仕事、人間関係の中で働いている
・通勤電車は常に満員

といったストレス負荷の大きい環境ですと、少しずつ精神がしんどくなってきます。

厚生労働省の調査によると、労働時間における危険水域は下記の通り。

・発症前1~6か月間にわたりだいたい残業が月45時間を超える:危険度中
・残業が月100時間を超える、または、2~6か月間にわたりだいたい80時間を超える:危険度大

この水域になると、土日の休みでもストレスが抜けず、常に疲労した状態で生活することになります。
そうすると、少しずつ心身に影響が出てきます。

鬱病の初期症状が出るようになる

疲弊したまま、それでも騙し騙し働いていくと、イライラする回数やふらつく回数が増えていきます。
そして、恐ろしいのは、だんだん「疲労したまま働く」事に慣れてくることです。

ランナーズ・ハイのように、疲れを疲れと感じず、麻痺したような感覚になります。

「自分がやらなきゃ駄目だ」
「今、私が抜けたら大変」

といった責任感も出てくると、ますます抜けられなくなり、そして徐々に心身に異変が出てきます。

吹き出物ができる。
胃痛やめまいが慢性的に起きる
食欲不振になる
休日は無気力になり、1日何も出来ないまま終わる。

このようなシグナルが出てもなお、長時間労働を続けていくと、いよいよ鬱病になってしまいます。

鬱病になると何も出来なくなる

鬱病は最悪の病気です。

鬱病になると、オフィスに到着して机に座っても、何もできなくなります。

「これをやらなきゃ」と頭のなかで分かっているのに、手が動かない…という状態になります。

さらに酷くなると、記憶力が低下する。
涙が自然に出てくる。
朝起きれず、ベッドから動けない。

といった症状が出てきます。

こうなると、すぐにでも休職するか、病院に行かないと過労死の恐れが出てきます。

もちろん生活にも支障が出ますし、常にネガティブなことが頭の中を駆け巡り、自殺願望が出てきます。

長時間労働の怖さは鬱病だけじゃない。心臓病や顔面麻痺のリスクも出てくる

長時間労働で起こる症状は、鬱病だけではありません。
心臓病や顔面麻痺といった、直接、身体に症状が表れる病気も引き起こします。

長時間労働によって心筋梗塞を起こし、過労死するケースは数年に一度、必ずといっていいほど出てきます。

長時間労働が慢性化すると、30代でも過労死のリスクがあります。
鬱病はまだ治療のしようがありますが、過労死してしまったら、もうどうしようもありません。

鬱病はもちろん、絶対に過労死だけは避けるべきです。

長時間労働を避けるために、やるべきこと

・上司に相談してタスクを減らしてもらう
・先輩や同僚に助けを求めてタスクを減らす
・退職、あるいは転職を考える

長時間労働を避けるためには、周囲に理解を求めることが一番です。

誰にも助けを求めず、自分ひとりでなんとかタスクをこなそうとすれば、いつまでたっても長時間労働から抜け出せません。

完璧な会社組織というものはありませんから、長時間労働は否応なく起きる事はあります。
しかし、そうなった時に、自分を救えるのは自分だけですから、諦めずに行動を起こし、危険な長時間労働からは早めに抜け出しましょう。

どうしても長時間労働から抜け出せそうになければ、思い切って転職を検討してみましょう。

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