会社の飲み会でセクハラを受けた時に役立つ知識と対処法。労働組合に参加するか転職して逃げてしまおう

f:id:moguhausu2:20160404102741j:plain

飲み会で女性に無理やりお酌させたり、「子供はまだなの?」と聞いてきたり、酒に酔ってボディタッチしてきたり…

セクハラがある会社って、女性にとって最悪の職場ですよね。

近年は女性の社会進出強化に伴い、セクハラ含むコンプライアンス強化が進んでいるとはいえ、やはり男社会特有のセクハラに対する甘さは根強く残っています。

もし、就職した会社でセクハラにあったら、どう対処すればいいのでしょうか?
飲み会で「お酒の上の出来事でしょう」と丸め込まれたら、どう動けばいいのでしょうか?

今回は会社の飲み会でセクハラされた時に役立つ知識と対処法を紹介します。

飲み会であろうとセクハラはセクハラです

f:id:moguhausu2:20160118131856j:plain
セクハラと一言にいっても、様々な種類があります。
わかりやすいボディタッチやゲスな質問などはもちろん、「まだ結婚しないの?」「子供作らないの?」といった質問も、セクハラになります。

女性が傷つく言動は、本来、社会人として口にだすべきではありません。
しかし、特に40代50代のオヤジは、古い価値観のままで頭がストップしているので、悪気なくセクハラをしてくることが多いです。

都合の悪いことに、この年代の男性は会社内でそれなりの地位にあり、権力を持っているということです。

会社に人脈がある男性は、ちょっとくらいのオイタでは処罰を受けません。
男社会特有の、慣れ合いの「まぁまぁ」という丸め込みで終わることがほとんどです。

「酒の席のことだから」
「XXさんも謝ってるし、穏便に解決しよう」

ホテルに連れ込まれそうになったり、ボディタッチなどのセクハラを受けても、このように事なかれ主義で押し込もうとするケースは多いです。

「あまり騒ぐと、君も会社に居づらいでしょう?」

と、プレッシャーをかけてくる会社もあり、セクハラ問題に対処するのは一筋縄ではいかないのが現状です。

コンプライアンスの強い大企業なら、セクハラホットラインなど相談できるラインがありますが、中小企業ではそれすらもなく、泣き寝入りするしかない…という事がほとんどです。

戦うことは可能ですが苦い戦いになることは必須

f:id:moguhausu2:20160315085506j:plain
酒の席でのセクハラなら、同僚などの証言が証拠になりますが、同僚たちの社内での立場を考えれば、あなたの味方についてくれる人は少ないでしょう。

また、ふたりきりの時にセクハラを受けた場合、証拠を集めるのが難しいです。

被害を訴えても、上司が処分されるどころか、お咎め無しであなたの立場だけ悪くなる…そんな恐ろしい隠蔽が、中小企業のみならず、大企業でも起こり得るのです。

弁護士に依頼して、徹底的に戦うことは出来ます。
しかし、そうすると完全勝利を掴まないかぎり、職を失うのはほぼ確実になります。

企業は裁判になると、途端に泥沼の長期化裁判に持ち込もうとしますし、示談でお茶を濁そうとしてきます。

もし、どうしても我慢ならない、戦うべきだと感じたら、お住まいの地域の労働局に連絡することをオススメします。

労働局は労働組合を把握しており、個人でも参加出来る労働組合を紹介してくれます。

地域の労働組合に参加すると、団体交渉、破綻した場合は労働組合を通じて弁護士を紹介してもらえますから、個人で戦うよりグッと楽に訴えることが出来ます。

実際に、セクハラを訴えて解雇された女性が、労働組合を通じて裁判を起こすケースはあります。

まずは、しかるべき団体に相談して、一人で悩まないことが大切です。

<

div class=”section”>

転職をしてさっさと逃げるという選択肢

f:id:moguhausu2:20160205102355j:plain
しかし、誰もが裁判で戦えるほど強くありません。

一刻も早く、セクハラをしてくる上司や、それを許す職場・会社から逃げて縁を切りたいのが本音だと思います。

そこで、転職して逃げるという選択肢が出てきます。

これが最も現実的な対処法だと言えるでしょう。
転職をしてしまえば、もう付きまとわれることも、セクハラしてきた上司に合うこともありません。

セクハラが許されるコンプライアンス意識の低い会社は、一生、改善しません。女性にとって働きにくい環境で、セクハラに耐えて働き続けても傷つくだけです。

さらに、一度、セクハラが起こると、その後も連続して起こります。
どんなに抗議しても、会社がしっかりした処分をしないと踏めば、権力を持った男は調子に乗るのです。

セクハラ上司に汚される前に、さっさと縁を切って脱出しましょう。

知っておきたい重要ポイント:セクハラによる退職の場合、失業保険はすぐ貰えます

f:id:moguhausu2:20150927153212j:plain
セクハラが原因による退職の場合、ハローワークにその旨を相談すれば、特定受給資格者にしてもらえます。

特定受給資格者とは、例えば違法な長時間労働を強要されて退職した場合や、悪質な解雇によって職を失った場合、自己都合退職でも失業保険の待機期間なしで失業保険が受給出来る制度のことです。

ハローワークには、下記のような規定が盛り込まれています。

事業主が職場におけるセクシュアルハラスメントの事実を把握していながら、雇用管理上の措置を講じなかったことにより離職した者

ただし、証明が難しいですから、なるべく「いつ、誰に、どんなセクハラを受けたのか」という事を事細かにノートに記載して、ハローワークに提出する事をオススメします。

精神科を受診した証明や診断書、同僚によるセクハラの証言やサインなどがあれば、確実に受給出来ると思います。
ですから、退職して生活費が…という心配は、そこまでする必要はありません。

問題は、新しい仕事を探すこと…つまり、転職です。

いざ転職といっても準備が大変ですし、どんな求人に応募すればいいのか、なかなか選ぶのが難しいと思います。

そこでオススメなのが、転職エージェントを活用して早く、確実に転職を成功させる方法です。

転職エージェントは、キャリア相談、履歴書などの作り方、面接の練習から求人の紹介まで転職の全てをサポートしてもらえるサービスです。

利用料は最初から最後まで無料です。
転職エージェントは人材を募集している企業からお金を貰っているので、求職者である私達は一円も払わずサポートを受けることが出来るのです。

転職エージェントは土日でも利用することができ、求人者はキャリア相談、求人の紹介を受けることが出来ます。
登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種、応募可能な求人などを紹介してくれます。それに合わせて、オススメの求人をいくつかピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。

自己分析もキャリアプランも、一人で考えると限界がありますが、就職活動のプロであるエージェントに相談すれば自分だけでは見つけられなかったキャリアの可能性が出てくる可能性があります。また、給与交渉などもエージェントを仲介して行えるので、スタート時の年収がアップする確率がグッと上がります。

まだ転職をする予定がなくても、どんな求人があるのか、どんな仕事に応募できるのか、といった点を含めて無料で転職相談が出来ますから「転職市場の調査」として一度エージェントに相談することをおすすめします。

時間のかかる履歴書、職務履歴書の作成も、プロであるエージェントにアドバイスしてもらえばスムーズに作成出来ますから、就職活動で最も手間のかかる部分を大幅に省略出来ますよ。

オススメの転職エージェントはDODAです。



DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。

大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。

また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。

就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。

また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。

DODAの登録方法について

f:id:moguhausu2:20151130205659g:plain
DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)

その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。

業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。

登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。

DODA 公式サイトはこちら

転職エージェントに登録して、ぜひ一度、面談を受けて応募可能な求人を紹介してもらいましょう。 自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする