自衛隊を辞めた人が再就職を成功させる方法。元自衛官の転職テクニック

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志を持って自衛官になったけれど、いざ仕事として勤めてみたら自分に合わないので辞めてしまった…という人は多いです。
警察官や消防官と同じく、自衛官は離職率の高い職種で、向き不向きがはっきりしています。

そのため自衛官になって数年で「自衛隊を辞めたい」と思ってしまい退官する人は少なくありません。

しかし、問題は退官後の再就職です。公務員から民間企業に転職するのは難しい…という世間の評判通り、自衛官から民間企業に再就職するのは決して簡単ではありません。

実際、元自衛官で就職活動をしているが、全然内定が取れない…という人も多いです。

20代の若手であっても正社員の就職となると厳しいのですから、30代はなおさら厳しい戦いを強いられます。

ところが、よくよく話を聞いてみると、元自衛官でも良い企業に内定を貰っている人もいます。

自衛隊を辞めた後の就職活動で、成功と失敗を分けるのは何でしょうか?

それは就職活動のテクニックを知っているか否かです。

今回は元自衛官の方のための、民間企業への再就職テクニックを余すところなく紹介します。

自衛隊を続けらず民間企業に転職する人は多い

自衛隊の仕事は、公務員ですから定年までクビにならないというメリットがあります。

しかし、仕事内容は過酷ですし、村社会・役所体質な組織の空気・体育会系特有の上下関係…などなど、公務員という安定感以上のデメリットも存在します。

使命感を感じられて、おまけに同じ釜の飯を食う仲間と頑張れる…

そんなポジションでずっと働ければ良いですが、実際はギスギスした人間関係があったり、ちょっとしたミスで村八分にされる事もあります。

また、幹部になるとかなりの激務が待っており、せっかく出世して幹部になってもワークライフバランスが相当悪い…という夢のない未来が見えてしまうのも嫌ですよね。

転勤が必ずセットでついて回るのも、デメリットです。

結婚しても、嫁や子供に苦労をかけさせる or 単身赴任で寂しい…なんて事になったら、何のために仕事をしているのか分からなくなります。

国防という使命感ある仕事とはいえ、プライベートを犠牲にするのはキツイものがありますね。

「自衛隊でずっと働くのはキツイ」

と感じて、20代・30代のうちに民間企業に転職する人は多いです。

20代・30代ですと、元自衛隊の経験を活かして、ポテンシャル採用で民間企業に潜り込む人が多いですね。

40代以降になると、ドライバーや警備職など体力や資格を活かして就職を決める傾向にあります。

年収に関しては、どうしても自衛隊の時より落ちる事が多いですが、ワークライフバランスや会社の雰囲気(非体育会系など)は改善されるので、長く働くために自衛隊から民間企業に転職する事をおすすめします。

元自衛官の経歴は決して悪いものではない

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元自衛官なんて、民間企業への就職じゃ何のアピールにもならない…と思われがちですが、決してそのような事はありません。

自衛隊の仕事がキツイのは誰もが知っていますから、元自衛官の経歴は

「責任感あり」
「体力・根性あり」
「チームで仕事をした経験あり」
「部下・後輩がいればマネジメントの経験あり」

といった評価点をつけられます。

確かに民間企業において即戦力にはなりませんが、集団への適応力、仕事への責任感、体力等を考えれば決して悪くない人材と言えます。

自衛官からの転職先トップ3

1位:工場作業員 34%

2位:警備業務 18%

3位:ドライバー業務 15%

上記のデータを見れば分かるように、体力を使う作業系の仕事への転職が多いですね。

ただ、元自衛官の30代の男性が、未経験で優良メーカーの営業に内定したケースもあります。事務や営業といったスーツ職に転職する事も可能なのです。

ただし、その場合はしっかり転職活動のマナーやコツを掴んで、自分の社会人としてのポテンシャルを面接官に認められなければいけません。

元自衛官の強みをしっかりアピール出来なければ、書類選考に通りませんし、面接でも他のライバルに負けてしまいます。

あくまで未経験者の中では強い人材である、というだけで、他の応募者に業務経験者がいれば負ける可能性が出てきますから、アピールで差別化を図る必要があります。

再就職に苦戦する人は基本が出来ていない

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履歴書や職務履歴書の書き方、志望動機の書き方などを見ていると、内定が決まらない元自衛官の方は基本がなっていないことが多く、志望動機も転職本を斜め読みして書いたような、オリジナリティの無い物ばかりです。

就職活動における書類作りは、最も重視すべきポイントです。
志望動機を一つ一つ考えたり、自分の強みを論理的に組み立てるのは面倒ですが、ここに一番、時間と手間を割かなければ内定はあり得ません。適当な志望動機、自己PRでも受かるのはブラック企業だけです。

未経験のハンディキャップを乗り越えるには、応募前に書類をしっかりと仕上げておいて、熱意と論理的思考力をアピールすることが大切です。

・自分の強みは何なのか?

・その根拠となる経験は?

・その能力を仕事でどう役に立てるのか?

…といったように、自己PR一つとっても「なぜ?」を繰り返して掘り下げて、最後に見やすくまとめる、という作業を繰り返しましょう。

志望動機も同様です。

なぜ、この会社なのか? どこに惹かれたのか?

入社してどんなことをやりたいのか? どんな風に貢献するのか?

…といった項目を意識して作りましょう。

就職活動は自分という商材を売り込む営業の場です。

適当な営業の仕方では「良い商品だ、買おう!」と思わないですよね。

自分を商品に見立てて、購入したらどんなメリットがあるのか? という視点で考えてみると分かりやすいですよ。

自衛隊よりキツいブラック企業には入らないこと!

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元自衛官でブラック企業に入ってしまう人も、残念ながら少なくありません。

ブラック企業は労働基準法を超えた労働時間を強いる事が多く、普通の人であれば過労死してしまうレベルの労働を普通にやらせてきます。

体力に自信のある元自衛官の人は、一般人より体力があるぶん、逆に長時間勤務にも耐えられてしまうので、ブラック企業から抜け出せない事も多いです。

しかし、どんなに体力があっても、パワハラや理不尽な長時間労働、安い給料、休みのない生活を続けていけば、必ず身体や精神にガタがきます。

内定がすぐに決まっても、慌てて入社を決めるのではなく、まずブラック企業か否かをチェックしておきましょう。

基本的に、外食産業、介護業界、小売業界、サービス業はブラック企業が多いので、応募前に情報を集めて「ブラック企業か否か」をチェックしたり、実際に面接で残業時間を聞いたりして念入りに調べましょう。

とはいえ、ブラック企業か否かを見極めるためには経験が必要です。求人選びは非常に時間と体力をつかう作業で、それにくわえて履歴書や職務履歴書の書き方の勉強…となると、もうイヤになってしまいますよね。

就職活動は想像以上にキツイため、元自衛官であっても「もう嫌だ!」と投げ出したくなってしまうのも無理はありません。

そこで、就職活動のモチベーションを保つ&求人選び、書類作りの手間を大幅に削減出来るサービスを利用しましょう。

転職エージェントを活用して効率よく就活をしよう

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元自衛官から民間企業に再就職する時に、最初にやっておくべきオススメの対策は転職エージェントに登録することです。

転職エージェントに登録すると、無料でキャリア相談、履歴書などの作り方、面接の練習から求人の紹介といったサポートを向けることが出来ます。転職の1から10までサポートしてもらえるので、民間企業への就職が初めての初心者でも安心して就活が出来ます。

転職エージェントは、利用料は最初から最後まで無料です。
これは嘘ではなく本当です。転職エージェントは人材を募集している企業からお金を貰っているので、求職者である私達は一円も払わずサポートを受けることが出来るのです。

転職エージェントは土日でも利用することができ、求人者はキャリア相談、求人の紹介を受けることが出来ます。
登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種、応募可能な求人などを紹介してくれます。それに合わせて、オススメの求人をいくつかピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。

未経験OKの正社員求人はもちろん、正社員登用前提の契約社員など、様々な求人を紹介してくれるので、自分にあった就職ルートを選ぶことが出来ます。

自己分析もキャリアプランも、一人で考えると限界がありますが、就職活動のプロであるエージェントに相談すれば自分だけでは見つけられなかったキャリアの可能性が出てくる可能性があります。また、給与交渉などもエージェントを仲介して行えるので、スタート時の年収がアップする確率がグッと上がります。

時間のかかる履歴書、職務履歴書の作成も、プロであるエージェントにアドバイスしてもらえばスムーズに作成出来ますから、就職活動で最も手間のかかる部分を大幅に省略出来ますよ。

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