教師を辞めたい人が民間企業への転職を成功させるコツ

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教師は安定している職業で、子供たちを教育する夢あふれる職業…。
そんなイメージを持って就職をする人が多いと思います。しかし、教員免許を取り、いざ学校で業務を開始すると、理想と現実のギャップが大きくのしかかってきます。

教師の離職率は50%近くにのぼり、離職率は公務員の中でもトップクラスです。
特に新卒で教師になった人の3年以内の離職率は高く、新任の先生が定着しない…というのは、どの学校も抱えている悩みになっています。

なぜ、そんなに教師の仕事はキツイのでしょうか?
そして「教師を辞めたい」と思っている人が民間に転職をする時のコツは?

今回は教師のブラックぶりと、民間企業への転職の方法について紹介します。


教師ブラック伝説1:労働時間が長い

教師は公務員ですから、不祥事を起こさない限り雇用は保障されています。
夏休みなどの長期休みもあり、楽そうだ…なんて思っている方は甘いです。例えば、夏休みでも部活の担当になっていれば練習のために学校にでなければいけませんし、事務作業や会議、教育委員会への報告など様々な業務がのしかかってきます。

さらに、部活動の顧問として働いても、残業代は出ません。手当は出ますが、労働時間に比べて恐ろしく低く、ブラック企業も真っ青の労働条件になっています。
生徒と青春を共にして汗水垂らして部活指導をする…その行為が、実は「サービス残業」だったとなると、ちょっと教師への見方が変わってきますよね。教育と労働を一緒にするな! というのも論点のすり替えで、実際に教師として労働をしているのだから賃金は適切に払われるべきなのです。

しかし、特に前例なき特例を許さない公立学校は、部活動に関しては「手当」だけで押し切ることがほとんどです。

部活には土日も祝日も関係ありません。また学校で問題が起きれば休みであろうとも真っ先にかけつけなければいけませんし、長期旅行も難しく、メリットといえば重大な病気になっても復帰が容易というくらいです。教師はまさにワーカーホリックでないと勤まらない職業と言えるでしょう。

教師ブラック伝説2:生徒や親の問題に振り回される

近年、増えてきたモンスターペアレンツや、川崎の某事件の犯人など恐るべき生徒、親を受け持ってしまった場合、精神的に激しく消耗します。
特にモンスターペアレンツは、新任の教師、若い教師にきつく当たる人が多く、教師がストレスフルな仕事と言われる所以になっています。親に潰された新人教師は多く、教師のうつ病率は非常に高いものになっています。

また、治安の悪い公立学校などでは、生徒に暴力を振るわれたりするリスクもあります。生徒に怯えながら教壇に立ち、誰も聞いていない授業をする…毎日怒ってばかり…とにかく教師は辛い現場にあたると本当に追い込まれます。

教師という逃げられない職場から脱出するには、うつ病になって倒れた…等のやむを得ない状況にならないと辞められないという恐ろしさもあります。

教師を辞めたいと思ったら早い内に民間企業に転職しよう

教師を辞めたい、と思ったら、なるべく早い時期に転職を決定するべきです。
というのも、教師の職歴というのは、結局、教師や塾講師などの教育現場にしか使えないキャリアで、塾講師もブラックで有名です。

そのため、民間企業の事務や営業などに転職するなら、なるべく早いうちがベストなのです。
教師を1年で辞めたとしても、民間への転職ならマイナスにはなりません。若さで十分にカバー出来ます。

もし、教師のまま30代、40代になってしまえば、もう後戻りは出来ません。教師としてのキャリアは、なかなか応用が効かないのが現実なのです。

教師から転職する…となると、新卒の時に就職活動を経験していない人も多いでしょうから、何から手を付けていいのか、志望動機や自己PRはなんて書けばいいのか分からない人も多いと思います。

そこでオススメなのが、転職エージェントを利用して効率よく転職準備を整えることです。

転職エージェントに登録して効率よく転職を開始しよう

転職は、年代やキャリアによって進め方がガラリと変わりますから、プロである転職エージェントにアドバイスをしてもらいながら行うのが一番オススメです。

転職エージェントは、在職中でも土日でも利用することができ、求人者は無料でキャリア相談、求人の紹介を受けることが出来ます。
登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種、年収アップ可能な求人などを紹介してくれます。それに合わせて、オススメの求人をいくつかピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。

自己分析もキャリアプランも、一人で考えると限界がありますが、転職のプロであるエージェントに相談すれば自分だけでは見つけられなかったキャリアの可能性が出てくる可能性があります。また、給与交渉などもエージェントを仲介して行えるので、年収アップの確立がグッと上がります。

時間のかかる履歴書、職務履歴書の作成も、プロであるエージェントにアドバイスしてもらえばスムーズに作成出来ますから、転職で最も手間のかかる部分を大幅に省略出来ますよ。

オススメのオススメの転職エージェントは転職エージェントのアデコです。(2017年5月よりSpring転職エージェント by アデコに改名)

転職エージェント『Spring転職エージェント』(アデコ)

アデコはスイス資本の外資系転職エージェントです。日本法人であるアデコジャパンは、1985年から転職エージェントを展開しており、他社の転職エージェントには無い独自の求人を多く持っているのが特徴です。

転職エージェントの規模としてはかなり大きく、非公開求人を多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。

年収アップや自身の人材価値を高めるキャリアの構築、外資系企業への転職など『キャリアアップの転職』にはもちろん。

「転職活動を始めたけど、初めてで何をすればいいのか分からない」
「フリーター、既卒or第二新卒で職歴に自信がない」
「ブラック企業から脱出したい。定時で上がれる楽な仕事を紹介してほしい」

といった様々なニーズにも、専門のエージェントがしっかり応えてくれます。

アデコが抱えている求人は、アサヒビールやバンダイナムコゲームス、NTTドコモなど業界問わず大企業の求人から、大企業の関連会社、優良中小企業など、業績が安定しており待遇の良い求人(残業なし・ボーナス4ヶ月以上支給・有給の取りやすい職場など)が多くそろっています。

またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。

非公開求人には優良求人がたくさんありますから、アデコを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。

アデコの登録は下記の公式サイトから申し込みが出来ます。※2017年5月8日、アデコの転職エージェントは「Spring転職エージェント」へとブランド名を変えるようです。

f:id:moguhausu2:20160511121833p:plain 転職エージェント『Spring転職エージェント』(アデコ)公式サイトを見てみる

転職エージェントは仕事選びの強い味方ですから、ぜひ上手に活用して転職・就職を成功させましょう。







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