転職で求人内容に騙される人の特徴と対策方法。嘘を見抜く力を養おう

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転職において

「将来の幹部候補」
「最初は契約社員ですが半年以内に正社員登用あり」
「残業少なめ!ワークライフバランスが取りやすい職場」

などの求人内容に誘われて、いざ入社してみたら

「使い捨てのソルジャー営業」
「ずっと契約社員」
「サービス残業てんこ盛り」

なんて結末が待っていた…。

考えただけでも身の毛がよだつ話ですが、実際に転職市場ではこういった虚偽の求人内容をのせている会社は少なくありません。求人広告に「うちはブラックです!根性のある方募集」などと書く人事はいません。どの会社も、なるべく良く見せようと誇大広告を打つものです。

求職者側としては、こういった甘い言葉や嘘にだまされないように注意して、求人を吟味すべきなのですが、どうしても求人の嘘が見抜けず、ブラック企業に転職してしまう人が少なくありません。

なぜ、嘘が見抜けずブラック企業に入ってしまうのでしょうか? そこには、騙される人の心理があるのです。

今回は求人の嘘に騙される人の特徴と、その対策法を紹介します。


誰もが未経験のフィールドでは「情弱」になる

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もし、あなたが投資用のマンションを購入するとして、しっかりと利益が出るマンションを選ぶことが出来ますか?
不動産の知識や、投資経験があれば失敗するリスクは減るでしょう。しかし、不動産の知識も何もない状態で、急に「不動産投資をするぞ」となると、途端に気弱、不安になってしまいますよね。

そんな時、爽やかで仕事が出来そうな営業マンが「こちらがオススメです。理由は~」と分かりやすい説明と共にオススメの不動産を紹介してきたら、コロリと買ってしまう人は一定数いるでしょう。例え、それが手抜きの欠陥住宅であっても「プロの人がオススメしてくれたのだから」とついつい目をつむってしまいがちなのが人間というものです。

上記のようなケースはあくまで一例ですが、人間は未経験のフィールドで活動を行う時、必ず誰かに頼りたくなるものです。その裏には「失敗したくない」という心理があるからです。

また、誰にも頼らずとも「私が失敗するものか」と傲慢になっている人も、騙されやすいと言えるでしょう。
傲慢な心理状態では、希望的観測が前に出てしまい、例え怪しげな広告、いい事しか書かれていない広告でも「私にはピッタリの求人だ!」と思い込みで突っ走ってしまいます。

 どちらにも言えることは、冷静に自分の行動基準をしっかり作ってから実行に移さないと、ハイエナ達に騙されてババを掴まされてしまう…ということです。
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未経験の事にチャレンジする時は、誰もが初心者、つまりは「情弱」です。情報が乏しいうちに決定をしてしまうと、あとで後悔する事になることが多いです。これは転職にも言えることです。

例えば「歩合制営業で、月収100万円も可能」なんて求人広告があったとして、実際は月収100万に到達するのは上位1%の人間だけにもかかわらず「俺には出来る」と思い込んで応募したり「借金があるから、早く返さなきゃ!これならすぐ稼げる!」という安易な考えで入社する…一見するとバカバカしい行動ですが、人間は焦ったり傲慢になると、まさにこのような行動をしてしまう生き物なのです。

求人内容に騙される人の特徴としては「冷静さ」を失っていること。そして「情報不足」が顕著なことが上げられます。

出来るだけ多くの例と比較するべき

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私が転職希望者に口酸っぱく言い聞かせているのは

1:比較検討をしっかりすること
2:自分の希望条件、キャリアを分析して掘り下げてから行動すること

上記二点を重視せよ…ということです。

1番に関しては、第二新卒、20代前半の人など、若い人によくあるケースなのですが、良い求人広告を見つけると我先にと応募をしてしまい、実はブラック企業だった、というケースです。

何事にも表があれば裏があります。
例で上げた歩合制営業にせよ、冷静に他の求人内容と比較してみれば、給与水準がおかしいのは明らかです。違和感を覚えたら、一度立ち止まって情報を集めることが大切です。ネットでもリアルでも構いませんから、社会人経験が豊富な人に聞いてみるのが一つの手です。

2番に関しては、ブラック企業に入ってしまうというよりもミスマッチによる退職の原因が、この2番によくあるケースです。
しっかり自己分析をしないと、自分がどんな仕事をしたいのか、希望する労働時間、今後のキャリア等々が不鮮明なままです。転職をする際に、自分の軸がはっきりしない人は、ミスマッチを繰り返して転職クセがついてしまいます。

ガチャポンのように「当たり」が出るまで転職するのは、日本ではオススメ出来ません。
やはり、転職回数が多い人は信用されませんから、転職をする時はしっかり自己分析をして、自分の希望を掘り下げてから活動をしないと転職を繰り返すジョブホッパーになってしまいます。

転職で騙されないためには

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転職で嘘の求人内容に騙されないためには、ちゃんと「比較」「検討」「自己分析」を行うことです。
とはいえ、転職初心者の方や、第二新卒など社会人経験がまだ浅い方は、嘘を見抜くのは難しいでしょうし、山ほどある求人から自分にあっている求人を取捨選択するのは大変だと思います。

 そこでオススメなのが、転職エージェントを活用することです。
転職エージェントは、在職中でも土日でも利用することができ、求人者は無料でキャリア相談、求人の紹介を受けることが出来ます。
登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種、年収アップ可能な求人などを紹介してくれます。それに合わせて、オススメの求人をいくつかピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。

自己分析もキャリアプランも、一人で考えると限界がありますが、転職のプロであるエージェントに相談すれば自分だけでは見つけられなかったキャリアの可能性が出てくる可能性があります。また、給与交渉などもエージェントを仲介して行えるので、年収アップの確立がグッと上がります。

時間のかかる履歴書、職務履歴書の作成も、プロであるエージェントにアドバイスしてもらえばスムーズに作成出来ますから、転職で最も手間のかかる部分を大幅に省略出来ますよ。

オススメの転職エージェントは【リクルートエージェント】です



リクルートエージェントは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、年収アップ、待遇アップにはうってつけの転職エージェントです。

大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。
また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。

土日の面談にも対応しており、在職中でも登録してキャリア相談をすることが可能です。利用は無料ですから、気軽に登録して面談が予約出来ます。
非公開求人には優良求人がたくさんありますから、リクルートエージェントを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。







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