ディーラーを辞めたい人が他業種に転職する方法。自己PRで営業力とチーム力をアピールしよう

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ディーラーといえば、一見、華やかで営業マンとしてスキルを磨ける職場のように見えますが、実際は厳しい営業ノルマ、出世競争、サービス残業など労働環境は非常に厳しいものがあります。また、年収水準も出世したり成果を上げなければ伸びず、離職率の高い業種と言えます。

そんなディーラーの厳しい実情を知らず、ディーラーに就職してしまい、早く辞めたい…と思っている方は、転職を考えてみましょう。
ディーラーの経験は他業種への転職に必ず役立ちます。しかし、逃げの転職、後ろ向きな転職であることを面接官に見抜かれると、内定がなかなか出ず、ディーラーから転職するのが難しくなってしまいます。

今回はディーラーを辞めたいと思っている人向けの他業種転職のコツについて紹介します。

ディーラーからの転職で一番多いのが法人営業への転職

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ディーラーのような、顧客と直接やり取りする営業「BtoC営業」は、顧客の時間に合わせるために、シフト制になっているところがほとんどです。そのため、仕事時間は不規則で、事務作業なども行わなければいけないケースも多いので、必然的に労働時間は長くなります。

残業代を「みなし残業」として一定額支払い、超過分についてはサービス残業になるケースが多いので、ディーラーは営業マンの中では割にあわない職種と言えます。

そこでオススメなのが、BtoB、つまり企業対企業の取引を行っている商社やメーカーといった業種の営業マンに転職することです。

BtoB営業、つまり法人営業であれば、土日休み、年間120日以上といった安定した休みが取れる可能性が高く、ディーラーで磨いた営業力を活かすことも出来ます。また、車関係の部品を卸している商社などであれば、自動車繋がりで転職もしやすいです。

もちろん、機械やその他メーカーなどでもディーラーで磨いたスキルは大いに役立ちます。
ディーラーは、BtoC営業の中では、どちらかと言うとサービス業の側面もあるので、営業力プラス顧客満足度を高めるスキル、経験をアピール材料にして転職に挑みましょう

自己PRではディーラーならではの強みを活かそう

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自己PRでは、自動車という高額な商品を、いかに顧客にアピールしたか、自分を信頼してもらうよう努力、工夫をしたか、といった点についてアピールすると良いでしょう。例えば、顧客へのフォローを定期的に行ったり、保険関連や自動車の性能などを分かりやすく伝えるために毎日、勉強をして知識をつけた…などの工夫した経験があれば、ぜひアピールしましょう。

顧客にとって数百万の取引を、いかにしてサポートしたのか? 個人プレーにならず、その店舗全体の売上を上げるためにどうやってチームに貢献したか? といったところも、掘り下げてみて、使えそうな経験、スキルがあれば職務履歴書に書いておきましょう。

ディーラーの最大のアドバンテージは、高額商品を売る営業スキルと、自動車という専門性の高い商品をいかに素人である顧客に分かりやすく説明して魅力を伝えたか、という点です。
営業+サービス業の両方のスキル、経験を武器にアプローチすれば、他業種であっても引っ張りだこになることは間違いないでしょう。

営業マンではなく、事務職や制作職など畑違いの職種に転職する場合も、上記のアピールで問題ありません。しかし、その場合は「なぜ営業スキルが活かせる営業ではなく他業種に転職しようと思ったのか」という点をしっかり掘り下げて考えておきましょう。

クレーム処理の経験や失敗談も面接官に伝えよう

自動車という高額な商品を販売する際、どうしてもクレームや失敗経験も出てくると思います。例えば、自動車保険について聞かれた時、間違えて答えてしまった、知識が浅く答えられなかった等々…。

そういった失敗談やクレーム処理の経験は、ぜひ面接官にエピソードとして伝えましょう。
失敗の経験を語ることは、一見するとマイナスのように思えますが、重要なのは失敗から何を学び、同じ失敗を防ぐためにどんな努力をしたか。クレームに対してどう処理したか、という点です。

面接官も人間ですから、完璧人間、いいとこばかりアピールの人間よりも失敗談をざっくばらんに話してくれる人間のほうを信頼します。また、ミスは必ず起こりえるものですから、それをどうリカバーしたのか? という点は評価ポイントになります。

どんな業種であってもクレーム処理やミスのりカバーは必要なスキルですから、ぜひそれらの経験を武器に転職を成功させましょう。

後ろ向きな退職理由は絶対NG

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ディーラーを辞めて転職をする理由について

「営業ノルマの締め付けがきつかった」
「休みが不規則で疲れる」
「自分には向いていなかった」

など後ろ向きな理由を話すのはNGです。
あくまでキャリアアップのため、キャリアチェンジのため、という形で話を進めましょう。

転職エージェントに登録して効率よく転職準備を開始しよう

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転職は、新卒時の就職活動とは進め方がガラリと変わりますから、プロである転職エージェントにアドバイスをしてもらいながら行うのが一番オススメです。

転職エージェントは、在職中でも土日でも利用することができ、求人者は無料でキャリア相談、求人の紹介を受けることが出来ます。
登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種、年収アップ可能な求人などを紹介してくれます。それに合わせて、オススメの求人をいくつかピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。

自己分析もキャリアプランも、一人で考えると限界がありますが、転職のプロであるエージェントに相談すれば自分だけでは見つけられなかったキャリアの可能性が出てくる可能性があります。また、給与交渉などもエージェントを仲介して行えるので、年収アップの確立がグッと上がります。

時間のかかる履歴書、職務履歴書の作成も、プロであるエージェントにアドバイスしてもらえばスムーズに作成出来ますから、転職で最も手間のかかる部分を大幅に省略出来ますよ。

オススメの転職エージェントはDODAです。



DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。

大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。
また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。

就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。
エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。

また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。

DODAの登録方法について

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DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。
(名前や生年月日、住所、連絡先など)

その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。
経歴は正社員のみならず、アルバイトや派遣社員、契約社員でも構いません。

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上記は入力の一例です。

上記画像で書いた株式会社ハイデイ日高というのは、ラーメンチェーン店の日高屋の事です。
外食・小売産業などに多いのですが、お店の名前と会社の名前が必ずしも一致する訳ではないので、しっかり会社名を調べてから正式名(○○株式会社)で登録しましょう。
例えば、ユニクロであれば会社名はファーストリテイリングですよね。心配ないと思いますが、念のため再度、確認しましょう。

業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。
最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。

登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。

DODA 公式サイトはこちら

転職エージェントに登録して、ぜひ一度、面談を受けて転職可能な求人を紹介してもらいましょう。
自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。




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