正社員登用ありの契約社員の求人を探す方法。嘘の求人を避けるコツや大企業の正社員登用の裏側を教えます

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正社員登用ありの契約社員として働くことは、職場にとっても本人にとっても、お互いじっくり試してから採用を決めることが出来るので、非常に有効な採用方法です。

いきなり正社員として入社して「思っていた仕事と違った…」ということであれば本人にとって悲劇ですし、会社にとっても採用コストが無駄になってしまいます。

契約社員であれば、半年~2年,3年のスパンで働いて、イマイチだなと思ったら契約を打ち切ることが出来ますし、職歴にも短期離職の傷はつきません。

また、契約社員の間は重い責任や長時間労働を課せられることがないので、空白期間、ブランクが長い人でも正社員復帰のリハビリに調度良いです。

しかし、一部の会社では「正社員登用あり」と言っておきながら、限界まで働かせて最後は契約打ち切りにする…という人材の使い捨て、嘘の求人が平然と行われています。

特に単純作業を行う会社や工場に多く、派遣切り問題以降、大きな社会問題となっています。

そういった悪質な会社は、契約社員にも正社員と同じ責任、重要な業務を平然とやらせるため、契約社員でいるメリットは全くありません。

そこで、今回は「優良な正社員登用ありの契約社員の求人を探す方法」を紹介します。

正社員登用ありといっても実績は様々

正社員登用ありと一口に言っても、正社員になるまでの期間や正社員登用試験の倍率、何年勤めたら正社員になれるのか等々は企業によってバラバラです。

実際、トヨタなどの大企業は3年勤めてようやく試験のチケットを手に入れられて、なおかつ倍率数十倍なので非常に難しいと有名です。

しかし、受かってしまえば大企業トヨタの正社員なので、リターンも大きいですね。

大企業の契約社員からの正社員登用数は、おおむね1年で3人、4人と言われています。

近年は人材不足が目立ってきたこともあり、契約社員から正社員登用する動きは各社で見られますが、やはり安定した大企業は新卒採用、中途採用でも大人気なので、そこまで人材不足になっていないのが実情です。

一方で、中小企業は採用コストにかけるリソースが少ないので、採用には慎重です。

そこで契約社員から正社員登用する方式をとっている企業は多く、実際に働いてみて、正社員として戦力になりそうなら積極的に採用しているようです。

なので、正社員登用ありの求人を狙うなら、大企業ではなく中小企業の方が正社員になれる確立が高いと言えるでしょう。

明らかなブラック企業も契約社員を募集しています

当然、ブラック企業も契約社員をどんどん募集しています。正社員登用ありという話を餌に、契約社員をこき使って最後は契約打ち切り…という話はよく聞きますね。

ブラック企業の場合は、そもそも契約社員の時点でブラックな労働を強制するので、もし間違って入ってしまったら早々に切り上げることが大切です。

こういったブラック企業の求人を見極めるには、実際に面接で色々聞いてみるとボロが出てきます。

見極めるための質問は下記のようなものがあります。

正社員登用の実績を効く

この2年3年で何人採用したのか聞いてみましょう。

採用実績無しの場合は怪しいですが、実績があってもその後離職していればアウトです。

どの社員が契約社員から登用されたのか、という点まで掘り下げてみれば、今もその社員は生き残っているかが分かります。

ブラック企業は掘り下げた質問をしてくる応募者を嫌うので、ここで嫌な顔をしたらブラック企業の可能性大です。

残業時間など労働条件、担当する仕事の範囲についてしっかり聞く

同じように、労働条件などを掘り下げて聞くと、ブラック企業であれば面接官は嫌な顔をします。

応募者が労働条件について質問をするのは当然のことなのですが、そこで「やる気が云々」など言い出したらアウトですね。

正社員登用を餌にしている場合は、契約社員を正社員と同じようにこき使うケースがほとんどなので、しっかり確認しておきましょう。

正社員登用の試験内容、基準、時期について掘り下げて聞く

正社員登用の基準や時期を聞いてみましょう。

「担当者の見極めで決める」「君の頑張り次第」など抽象的な発言で誤魔化すようであれば、正社員登用する気がないのでは?と疑ってみましょう。

通常、正社員登用をする気の企業であれば、しっかりとした基準や時期を決めています。

しかし、使い捨てる気満々のブラック企業では、そもそも正社員登用試験なんてやる気はないので、質問に答えることは出来ません。

上記のような質問を駆使して、ブラック企業であればこちらからお断りしましょう。

エージェントを活用して情報収集をしよう

しかし、求人の詳細情報は、こういった掘り下げた質問をしないと分からないから困ったものです。

そこでオススメなのが、転職エージェントを利用して求人情報を調べるという方法です。

正社員専用と思われている転職エージェントですが、実は転職エージェントには正社員登用ありの契約社員の求人もたくさん載っており、エージェントを活用して求人に応募することが出来ます。

登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種の契約社員の求人を紹介してくれます。

オススメの求人を複数ピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。

求人の詳細情報、例えば正社員登用の実績や労働条件などもエージェントを仲介して質問出来るので、わざわざ面接にいかなくとも求人の見極めが出来るというメリットがあります。

また、自己分析もキャリアプランも、一人で考えると限界がありますが、転職のプロであるエージェントに相談すれば自分だけでは見つけられなかったキャリアの可能性が出てくる可能性があります。

時間のかかる履歴書、職務履歴書の作成も、プロであるエージェントにアドバイスしてもらえばスムーズに作成出来ますから、転職で最も手間のかかる部分を大幅に省略出来ます。

オススメの転職エージェントはDODAです。



DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。

大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。

また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。

就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。

また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。

DODAの登録方法について

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DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)

その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。

業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。

登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。

DODA 公式サイトはこちら

転職エージェントに登録して、ぜひ一度、面談を受けて応募可能な求人を紹介してもらいましょう。 自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。

まずは契約社員からキャリアをリスタートしよう

ブランクが長い人や、短期離職をしてそれからずっとフリーター…といった人にとって、いきなり正社員として働くのはハードルが高いですね。
しかし、契約社員からのリスタートであれば、もし会社が合わなくても契約期間が来れば退職届を出すことなく辞めることが出来ますし、正社員のようにバリバリ残業をこなさなければならない…というプレッシャーもありません。

ぜひエージェントを利用して、正社員登用の実績がある企業で契約社員になりましょう。







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