人脈や知人のツテで転職をする時に気をつけるべきこと。業界の情報ネットワークは侮れない

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退職するまでに個人としてのつながりを大切にしようという話。

会社を退職すると決めた時、一番最初に考えることは何でしょうか。それは当然次の転職先のことですよね。
そして次に家族の理解、上司にどうやって退職届を提出するか、そういったことに意識が向くのではないでしょうか。もし長期的に今後同じ業界で働いていきたいと思うなら、それよりも先に意識を配らなければならないものがあります。

それが社内の人、社外の人との人間関係です。人間同士で合う合わないがありますから、もちろん全ての人と仲良くする必要はないのですが、この先10年~20年同じ業界にいるのなら、個人としてのつながりはつくっておいて損することはありません。

むしろ助けになることが多くなるのです。そこで今回は退職するまでに構築すべき人間関係について、紹介していきます。


長期的に同じ業界で働くとどういうことが起こるのか

一つの業界で10年~20年と勤めていると、転職した先で新卒の頃の同僚にばったりと出会ったり、取引先として訪問した会社の担当者が前々職で隣のデスクにいた人だった、みたいなことも起きてきます。
つまり良く言われる言葉かもしれませんが、以外と世間は狭いということです。

逆に言えばこの事実を踏まえて人間関係を構築していけば、転職するたびに自分の人的ネットワークを強くすることも出来るのです。実際に営業職の世界ではよくある話ですが、プライベートで一緒に出かけるくらい取引先の担当者と仲良くなってしまえば、メーカー勤務を辞めて、他のメーカーに移ったとしても、受注枠をひいきにしてもらえたりします。

また仮に保険のセールスマンになったとしても、真剣に購入を検討してくれたりするのです。個人としての信用が仕事につながっているのです。これは職種を問わず同じことが言えるのです。例えば経理の仕事をしていたとしても、個人的なつながりがあれば、そこから好条件の転職やヘッドハンティングの誘いがあったりするのです。

転職する度に自分の立ち位置を有利にする方法

先ほど個人の信用が仕事の成果につながるとお伝えしましたがいかがでしょうか。人との縁により助けられるという経験は誰にだって起きる可能性があります。例えばフリーランスの人が学生時代友人や知人から仕事を受注するような関係に近いかもしれません。転職する度に人との縁が切れてしまえば、それは蓄積されませんが、電話やメールで気軽に連絡をとれる知人、友人が転職するたびに増えていけばどうでしょうか。

転職を重ねれば重ねるほど、その業界でネットワークを拡げていけるのです。つまり転職の数だけ人的ネットワークを構築出来るということなのです。そしてそのつながった人脈があることで、転職した後も成果を生み出しやすくなったり、必要な情報を手に入れることが出来たりします。

これは実際に50代のビジネスパーソンであればほとんどの人が実感していることですが、20代、30代に出来た友人と久しぶりに合えば昇給して役職がついていたり、会社の中でも重要な決裁権を持っていることなんて普通にあります。そしてそういう長く付き合った友人から直接仕事になるような話がもらえたりするのです。

時代の流れはヒト・モノ・カネからヒト・ヒト・ヒトへ

これまで事業をはじめるには人と物、そしてお金が必要だと言われてきました。しかしながらインターネット及びSNSの普及により個人が発信力を持ちはじめたことで、この三つの条件は変化しました。

今はとにかく人が大事だということでヒト、ヒト、ヒトと言われるようになっているのです。だから人とのつながりが、今後のあなたの長期的なビジネスマンとしてのキャリアには大切になるのです。そしてその人間関係があれば一般的な求人票には公開されないような条件で転職の話がきたりするのです。ですから転職活動を有利にするためにも人とのつながりは大切にしていった方がいいのです。

もしあなたが今後、事業を起こせばその縁が助けになる場合もあるでしょう。仕事には関係しなかったとしても、人との繋がりが人生を豊かにする要素であることは間違いがないのです。

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