フリーターとして働くメリットとデメリット。自由時間と収入の安定どっちをとるべき?

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フリーターという働き方について、どのような印象をお持ちでしょうか。
実はフリーターという言葉はそんなに古くからあるものではありません。1985年にフリーアルバイターという造語が出来たことをきっかけに広まった、割と最近出来た言葉なのです。当時からそこまで印象のいい言葉ではなかったようですが、実情は違ったようです。

芸術家や俳優を目指して夢を持って頑張っている多くの若者が、その働き方を選択していたのです。では現代社会におけるフリーターの実情はどのようになっているのでしょうか。今回はそんなフリーターという働き方のメリットとデメリットについて紹介していきます。


フリーターになれば時間的な自由が手に入る

大学を卒業して大手企業に就職したにも関わらず、フリーターに転向する人は少なくありません。
それはそもそも企業で働く適正がなかったのか、パワハラにあったのか、それぞれ事情があるのでしょうが、何らかの理由で正社員という働き方に挫折して退職しているのです。

私は人材サービス業界で長く勤めてきたので様々な人の転職相談に乗ってきましたが、明らかに正社員として企業に勤める適正がない人もいます。それは決して能力の有無で決まることではありません。

そうではなく、その人に合ったワークスタイルがあるということなのです。実際に会社員生活は上手くいかなかったけれど、農業を始めたら快適に仕事が出来るようになったという人もいます。

正社員として働いてもすぐクビになってしまったけど、起業したら上手くいった、という人だっています。そういった人達のほとんどは、何かしらフリーターの期間を経験しています。

それは何故かというと、フリーターという、自分で働く時間を選択するワークスタイルであれば、じっくり自分自身と向きあえるからです。
その期間に世界中を旅したり、今まで話したことがない人と話したりして、生き方を見つめ直している人が多いのです。つまりフリーター期間の過ごし方次第で、人生は変えられる可能性があるということなのです。

フリーターは収入が不安定だというのは本当か

先ほどもお伝えしたように、フリーターのメリットは働く時間を自分でデザイン出来るということです。しかしながらその裏側にはデメリットがピッタリと張り付いています。それが収入の不安定さです。

どれだけ高い時給の仕事であったとしても、週に3日しか働かなければ月収が20万円を超えることは中々ありません。その分、週に4日ほど自由な時間が出来るので、その時間で学んだり、静養したりできますが、多くの収入は望めないでしょう。

これが独身のうちはいいかもしれませんが結婚して家庭を持っているとなると話が変わってきます。女性であれば夫の扶養内に入るということで、問題ではないでしょう。何故ならフリーターではなく、夫の扶養枠内で家事をしながらパートも頑張っている、と呼ばれるようになるからです。しかしながら男性であればどうでしょうか。やはり家庭を支えていく立場として、収入の低さはどうしても問題になりがちなのです。

そう考えるとフリーターという働き方は、自分という存在が中々確立されていない20代や、社会に出た後だとしても、早い段階で経験した方がいい働き方なのかもしれません。

何の為にフリーターをするのか、明確にしよう

ここまでフリーターのメリットとデメリットについてお伝えしてきましたが、いかがでしたか。フリーターは時間的な自由があるけれど、収入は少なくなりがちです。
このことを客観的に理解して、フリーターを経験するなら、若い時期の方がいいですよね。特に常識や考え方の枠を拡げるような経験は早ければ早い程いいでしょう。そうすれば働き方の選択肢が増えるからです。

そしてその選択肢が一つでも多くなれば、その中から本当に自分に合った働き方を見つけやすくなるのです。フリーターという働き方は、今回紹介したように自分を理解するという目的があれば、様々な経験から自分を成長させることが出来ます。

あなたも自分自身のことをしっかり理解して、自分に合った働き方や仕事を見つけていきましょう。

フリーターから正社員になる時は就職エージェントを活用しよう

フリーターから正社員になろう! と思った時、やはり一人で就職活動をするのは大変です。履歴書の作成や面接の準備、求人の取捨選択など、やっていくうちにだんだん面倒くさくなったり、嫌になったりするものです。特に不採用が続くと心が折れてしまい、就活を投げ出してしまう人も多いです。

 そこでオススメなのが、就職エージェントを利用して負担を軽減することです。
就職エージェントとは、就職のプロに無料で就活をサポートしてもらえるサービスのことです。若者を正社員で雇用したい企業と、就職活動をしている10代、20代をマッチングさせるサービスで、非常に便利です。

具体的には、就職エージェントに登録するとまず担当のエージェントがマンツーマンで就活のノウハウを教えてくれます。履歴書の書き方から面接の受け答えのやり方、仕事の選び方や各業界についてなど、初めて就活をする人にも1から教えてくれます。

一番大きなメリットは、就職エージェントが抱えている非公開の求人を紹介してくれるという点です。
就職エージェントが抱えている求人は、もちろん全て正社員で、さらにエージェントが事前に審査を行っているのでブラック企業である心配がありません。また残業時間や休日数、年収、社内の雰囲気など細かい内部情報もエージェントを仲介すれば教えてもらえるので、一人で就活をするよりも情報がたくさん手に入ります。

一人で就活をすると、やはり心細いですし、ノウハウが分かりにくいものです。
就活で失敗ためにも、プロのサポートを受けるのが一番効率的な方法です。

オススメの就職エージェントは関東と関西で二種類に分かれています。

 関東の就職エージェントは「ハタラクティブ」関西では「いい就職.com」がオススメです。
20代特化の就職エージェント【ハタラクティブ】


ハタラクティブは若者の就職専門のエージェントで、若手の人材を希望している企業の求人数が多く揃っており、サポートも充実しています。登録者を10代・20代の若手に限定しているので、中退や既卒というネガティブ要因を持っている方の就職方法もしっかり持っており、エントリーシートの作成方法や面接の受け答えのノウハウを教えてくれます。
そのため、書類通過率、内定率も高くなっています。

求人もエージェントが事前に会社訪問をして審査をしていますから、ブラック企業の求人に当たる可能性もありません。会社の雰囲気や残業時間、業務に必要な知識などもエージェントを介して教えてもらえるので、ミスマッチも防ぐことが出来ます。
もちろん、無料で利用できるので、関東圏で就職を希望する方はぜひ利用してみましょう。

 ハタラクティブは登録後に担当者から確認の連絡があります。
平日10~21時であれば1時間以内に。上記時間帯以外は、翌日の朝、土日祝の場合は月曜の朝に連絡がきます。
電話を取り逃がさないために、要望のところに連絡して欲しい希望の日にちや時間を書いておきましょう。

 また、面談は渋谷駅のレバレジーズ社で行います。渋谷までのアクセスを確認しておきましょう。

大阪・名古屋で就活をする場合は「いい就職.com」が関西の求人に強いです。



いい就職.comもハタラクティブと同じく、担当エージェントがマンツーマンでしっかりサポートしてくれるのでオススメです。

社会人経験のある人は、就職エージェントではなく通常の転職エージェントを利用したほうが良いでしょう。
オススメの転職エージェントと上手な活用方法については下記の記事でまとめてありますので参考にして下さい。
・転職エージェントの評判と口コミから登録すべきオススメの転職エージェントを紹介







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