転職の自己PRに使えるスキルは『タフさ』『主体性』が基本。自分の強みが無い人はいない

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転職の自己PRが思いつかず悩んでいる人は多いと思います。
自己PRは、自分の強みを話すだけでなく、応募先である企業がどんな人材を求めているのか、そのニーズにあわせてエピソードを作らなければいけないため、難しいですよね。

しかし、どんな職種・仕事でも共通して必要なスキルがあります。
それは『タフさ』と『主体性』です。

自己PRは前職の経験を軸に作るのが基本ですが、たとえ異業種、異業界への転職であっても、この2つを主軸にエピソードを作れば、上手な自己PRのエピソードが作れます。

今回は転職の自己PRの書き方を『タフさ』と『主体性』軸で紹介します。


精神的・肉体的タフネスはビジネスに必須

タフといっても、筋肉ムキムキという話ではありません。
精神的タフネスとは、例えば「顧客のミスで、納期を早められないかとお願いされた時、各所に頭を下げてお願いして納品を早めることが出来た」といったような、困難な事態を打開出来る行動力、トラブル対処力を指します。

困った時にあたふたしたり、ミスを隠したりするようでは、魅力的な人材とは言えませんね。社会人にはキツい状況や理不尽な状況はつきものです。顧客と社内の中挟になったり、ミスを謝罪しなければいけない、といった状況に陥った時、上手に対処できるスキルはどんな職種でも役立ちます。

もちろん、肉体的タフネスも無いよりはあったほうが重宝されます。
例文を見てみましょう。

「突然の欠員により、通常の労働時間では納期に間に合わないことが判明した。そこで、チーム一丸となって集中して開発することで、欠員のカバーをすることにした。リーダーである私は毎日会社に泊まり込み、何とか間に合わせることが出来た。その後、このような事態が起きないように、会社に欠員時のフォロー方法の改善として、派遣社員の活用や後輩育成のプランを提案した」

上記のような『肉体的タフネス』『精神的タフネス』両方を持っている人材、修羅場を乗り越えたことのある人材は企業が欲しがる人材です。ここまでの修羅場でなくとも、仕事をしてきた中でピンチの状況に陥ったことが必ずあるはずです。
ピンチの時、どう乗り切ったかは、魅力的な自己PRのヒントなので書き出しておきましょう。

転職では主体性のあるビジネスマンが求められる

主体性は、自分で目標を掲げ、PCDAサイクルを回すことが出来ることを指します。

PCDAはPlan、Do、Check、Actの四つの頭文字をとったものです。それぞれの意味は

Plan(計画):これまでの実績やこれから先の予測などを元にして計画をたてる。
Do(実行):計画を実行する。
Check(評価):実行した内容が計画に沿っているかどうかをチェックする。
Act(改善):実行した内容が計画に沿っていない部分を見つけて改善する。

例文を見ていきましょう。

「前年比売上8%アップを目標に営業をし、季節ごとに売れる商品を積極的にアピールした結果、10%アップの結果が出せた」

例文では簡潔に書きましたが、本番では『季節ごとに売れる商品を~』の部分をもっと掘り下げて書きます。
さて、このように具体的な数字の目標を掲げ、その結果を出すために『具体的な行動』『自分なりの工夫』をこなし、目標を達成した、というエピソードからは主体性が見て取れます。

企業の中途採用では、自分から動いて利益を出せる人材でなければ正社員にしません。
たとえ事務職や製品管理などの職種であっても、会社の利益を上げるためには、経費を下げるためにはどうしたらいいか、という事を常に意識しているか否かが見られます。自己PRでは自分がいかに主体的に会社の利益になることを考え実行しているか、をアピールすると良いでしょう。

自己PR以外にも、転職面接において定番の質問である「前職でやってきた仕事を教えてください」でも使えます。
この質問は自己PRとかぶることが多いですから、なるべく自分の強みは2つ用意しておきましょう。

自分の強みが無い人はいない

どんな人でも、ビジネスにおける自分の強みは必ず持っています。
気が弱い人であれば、慎重さや正確さがアピール出来ますし、ズボラな人であれば大胆に仕事を推し進める、と見方を変えてエピソードを生み出すことが出来ます。

長所と短所は表裏一体です。もし長所が見つからない、アピール出来る材料が見つからない、という場合は、短所に注目してみましょう。短所と逆の言葉を書いてみれば、意外と自分の強みが見えてくるかもしれません。

短期離職をしていしまい、前職での工夫や強みがない人でも、前々職、第二新卒であれば学生時代のエピソードから自分の強みをアピールしましょう。
面接では、無言になってしまう、あるいは抽象的な発言しかしない人が一番不採用になりやすいです。事前の準備が大切ですから、自己PRはじっくり練り込みましょう。

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