小売業の職務経歴書の書き方。転職で自己PRするなら数字とマネジメントを中心に!

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小売業から他業種に転職する際に、職務経歴書に何を書くべきか、つまり前職での実績やアピールをどう書くべきか、という課題で苦労している人は多いと思います。
実際、小売業はBtoCの職業であり、接客スキル以外になかなかアピールすべきポイントが見えないものです。

営業職であれば、いかにしてノルマを達成したか、実績として売上○○%アップといった具体的な成果が書けますが、小売業で数字を出してアピールするのはなかなか難しいですね。

しかし、小売業でも数字による実績と人材マネジメントはアピール出来ます。

今回は小売業から他業種に転職する方向けの、内定がとれる職務経歴書の書き方を紹介します。

数字とマネジメント力、チームワークなどをアピールしよう

職務経歴書でアピールするべき実績といえば、やはり売上○○%アップ、といった具体的な数字、成果です。
一見、接客スキルしか得られない小売業であっても、数字を使ったアピールをすることは出来ます。

例えば「○○という商品を売る際に、どのように工夫して、○○グループ内で売上一位に輝いた」などの実績です。
一部の商品、キャンペーン(お歳暮や特売品など)での実績でも、ピックアップして掘り下げれば営業力、創造力、チームワークなど社会人に必須の能力をバランス良くアピール出来ます。

小売業ではアルバイトを雇ってまわしているお店が多いですが、アルバイトをしっかり育てたり、仕事を割り振ったりする事は人材マネージメント、または人材育成に匹敵します。忙しくなる繁忙期にお店の人材配置はどうしたのか、何を基準に決めたのか、アルバイトを募集する時に意識したことなど、小売業は意外と人材管理の仕事に関わることが多いです。
例えアルバイトでも、立派な人材です。
これをマネージメントしてきた経験、スキルは他業種への転職において大きな武器になります。

高校生や大学生のアルバイトなど、年の離れたアルバイトに対してどうやって接し、育てたかを書けば、人材育成のスキル、リーダーシップ、コミュニケーション力のアピールになります。

職務経歴書には、上記であげた「具体的な数字を伴った実績」「人材育成、人材マネージメント力」「年の離れた人材とのコミュニケーション力」等のスキルを書きましょう。

よく小売業の正社員で「バイトの延長線上で何のスキルもない」とぼやく人がいますが、そんなことはありません。接客スキルはもちろん、アルバイトをいかに育て使ったか、というマネージメント力など、実はアピールポイントをたくさん持っているのです。

職務経歴書の書き方の例

職務経歴書はスペースが限られているので、具体的な説明は口頭、もしくは履歴書の自己PR欄or別紙で行いましょう。
下記が小売業の職務経歴書の例です。

20××年××月~20××年××月
【所属】業務スーパー「××」××店
[メンバー数] 15名(店長1名 正社員4名 アルバイト10名)
[店舗規模] 延べ床面積約××坪、一日来客数約350名

【担当業務】
スーパー内の店舗の青果担当として接客・販売・在庫管理業務を行う

【ポイント】
・接客力向上委員会に参加し、東京23区内の店舗6店と共同で研修会を実施(年4回)。
・専門的な言葉ではなく、わかりやすい表現でお客様に伝える方法を考え、
販売に活かすことによりリピーターの獲得に成功。

20××年××月~現在
【所属】業務スーパー「××」横浜店
[メンバー数] 15名(店長1名 正社員4名 アルバイト10名)
[役職] 店長
[店舗規模] 延べ床面積約××坪、、一日来客数約300名

【担当業務】
スーパー内の店舗の店長として接客・販売・スタッフマネジメント・在庫管理業務を行う

【実績】
・20××年度売上高××万円(目標達成率95%、前年比99%)
・20××年度売上高××万円(目標達成率103%、前年比108%)

【ポイント】
・販売期と商品のライフサイクルを考えた陳列と顧客動線を意識した
独自のPOP配置により、顧客の誘導に成功し売り上げに貢献。
・20××年度、売り上げの落ち込みに伴い商圏分析、顧客分析、
競合他社の価格調査などの販売分析を行い、ターゲットを絞り込んだ商品展開を図る。
・20××年度、全25店舗中、粗利額、最短在庫回転日数で2位を記録。
・店長としてアルバイトの面接、人材配置、人材育成を担当。
1年以内の離職率を下げ、アルバイトの質の向上に務める。

以上

うまく書けない時はエージェントにアドバイスを貰おう

いかがでしたでしょうか?
小売業であっても、アピール出来るポイントはたくさんあります。

しかし、実例を見ても、なかなか職務経歴書や履歴書の自己PR等を上手にまとめるのは難しいと思います。
面接での受け答えと矛盾がないように作りこまなければいけませんし、スペースが限られているので全てを詰め込むことも出来ません。

これに加えて、転職先となる求人を探したり、今後のキャリアプランを練るのは至難の業です。

そこで、転職エージェントを利用して書類の作成や求人の取捨選択、キャリアプランの構築をサポートしてもらうのがオススメです。

オススメの転職エージェントはDODAです。



DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。

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就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。
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DODAの登録方法について

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DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。
(名前や生年月日、住所、連絡先など)

その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。

業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。
最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。

登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。

DODA 公式サイトはこちら

ぜひ転職エージェントを活用して、転職・就職を成功させましょう。

職務経歴書はプロと相談して書きあげよう!

一人よがりな職務経歴書では、内定を取る事は出来ません。
求人を出している企業のニーズにあったスキルをアピールしなければ、特に他業種、未経験の転職を成功させることは不可能です。

転職のプロであるエージェントにアドバイスを受けながら、職務経歴書の作成や面接のノウハウをしっかり頭と身体に叩き込んでおくのがベストです。
ぜひエージェントを利用して、転職を成功させましょう。







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