上司のパワハラを我慢する必要はない。うつ病になる前に逃げの転職の準備をしよう

上司から理不尽な叱責をされる、ミスを押し付けられる、業務に関係のない悪口を言われる……。
そんな経験に苦しんでいませんか? 社会には信じられないくらいのサディストが存在しています。学校でのいじめが無くならないように、大人の社会のいじめも未だに猛威を振るっています。

特に上司、立場が上の人間が部下をいじめる事をパワーハラスメント、通称パワハラと言いますが、これがとても厄介なものなのです。

上司ですから、下手に逆らう訳にもいかず、かといって我慢するには耐え難い屈辱を受けている場合、それが続けば最悪うつ病になってしまいます。ある研究によれば、屈辱という感情は喜びや怒りより1.5倍も心を揺さぶるそうです。

屈辱を受ける状況を放置しておけば、心のバランスが崩れてしまいます。
健康に、幸せに働くためにも、今回は上司からパワハラを受けた時に「逃げ道」を作っておく方法を紹介します。


逃げられないと思うから上司は調子に乗る

上司がパワハラをする最大の要因は、権力です。
日本は終身雇用制のなごりで、未だに正社員の雇用が強いため、一度、正社員になると「辞めてはいけない」というプレッシャーが強いです。そのため、パワハラをする上司は部下が簡単には逃げられないことを知っていますし、逆らえないことも理解しています。

人間は叩いても叩かれない位置にいると、ストレスのはけ口として弱い立場の人間をいじめる傾向があります。「これは指導だから」「仕事の出来ないお前が悪い」と言い訳はいくらでも出来ますし、それに対して反発してくる人がいなければ、パワハラはよりエスカレートします。

アルバイトであれば「辞めます」といって他のバイトにいけばいい話ですが、正社員となると、転職はそう簡単ではないというのが一般的な認識です。それゆえ、パワハラを受けた人間も「耐えなきゃ」「もっと頑張らなきゃ」と自分を責める方向に思考がシフトしてしまいます。

新卒の新入社員であれば「社会は厳しい」ということを刷り込まれていますから、余計に「これが普通なんだ」「みんな耐えてるんだ」と周囲が見えず自分を責めます。パワハラをしている上司がおかしいにも関わらず、そういう風に自分を責めてしまうと、最終的にはうつ病になってしまい働けない状態になってしまいます。

逃げることが悪いことだと思わないことが大切

「これが普通」
「皆これくらい耐えている」

という誰かが語った常識は、真実なのでしょうか?
人間は苦しい状況におかれると、自分を正当化しようと妄信的になります。しかし、客観的に見てみれば明らかにおかしい状況である事が多々あります。

ブラック企業に勤めて激務に苛まれても「やりがい」という言葉を信じて過労死する人が後を絶えないのは、みんな自分がいじめられている、搾取されているのを信じたくないからです。
一度、自分の状況が異常なのだと認めてみましょう。

そして、逃げ道を確保しましょう。
逃げ道があれば、耐えるという選択肢一択の状態からぱっと周囲が明るくなったように楽になります。

「すぐ転職するやつは根性がない」
「そんなんじゃ社会で通用しない」

という言葉を吐かれるかもしれませんが、一般常識から見ればパワハラをする上司のほうが他では通用しません。上司という地位、肩書きがなければ何も出来ない小心者なのです。そんな小心者の言うことを聞いても、何もいいことはありません。

転職は需要と供給で成り立っています。
根性や精神論のように具体的な数字を出せない妄言など聞かずに、冷静に転職市場に出向いて調査することが大切です。

転職エージェントに相談してみよう

自分の市場価値を知る方法は、転職エージェントに相談をすることです。
転職エージェントは転職のプロですから、あなたのキャリアや就業状況を聞いて、客観的にキャリアプランを見てくれます。社外の人間ですから、パワハラのことを相談するのも良いでしょう。恐らく、多くのエージェントが転職を薦めてくると思います。
しかし、それは商売だからではなく、パワハラに苦しむくらいなら転職をしたほうが十分幸せになれる、ということを転職エージェントは知っているからです。

職場の人間関係、パワーバランスはそう簡単には変化しませんし、組織の雰囲気が悪ければ、問題の上司がいなくなっても新たな問題児が誕生してパワハラが繰り返されます。それならば、泥船の職場から脱出し、新しい職場に移ったほうが楽です。

パワハラを受けたら、まず転職という選択肢を用意する。そのためには、転職エージェントを利用するのが一番楽なのです。

転職エージェントは親身になってあなたにあった職場を紹介してくれます。数多く点在する求人の中から、あなたの希望条件やキャリアにあった求人をピックアップしてくれるので、転職活動にありがちな「どの求人に応募すればいいのか検討がつかない」という負担を解消してくれます。
もちろん、求人をかけている企業は事前にエージェントが審査しているので、ブラック企業の求人は排除されています。

また、転職には必須の職務履歴書の作成方法や面接でのノウハウ、アピール方法なども具体的にアドバイスしてくれるので、初めての転職でも1からやり方を教えてくれます。

オススメのオススメの転職エージェントは転職エージェントのアデコです。(2017年5月よりSpring転職エージェント by アデコに改名)

転職エージェント『Spring転職エージェント』(アデコ)

アデコはスイス資本の外資系転職エージェントです。日本法人であるアデコジャパンは、1985年から転職エージェントを展開しており、他社の転職エージェントには無い独自の求人を多く持っているのが特徴です。

転職エージェントの規模としてはかなり大きく、非公開求人を多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。

そのため、年収アップ、待遇アップにはうってつけの転職エージェントです。
ハイクラスの転職から20代・第二新卒の転職、非正規社員からの就職まで幅広く対応しており、初めて転職・就職をする人にもオススメのエージェントです。

アサヒビールやバンダイナムコゲームス、NTTドコモなど業界問わず大企業の求人から、大企業の関連会社、優良中小企業など、業績が安定しており待遇の良い求人が多くそろっています。

またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。

非公開求人には優良求人がたくさんありますから、アデコを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。

アデコの登録は下記の公式サイトから申し込みが出来ます。※2017年5月8日、アデコの転職エージェントは「Spring転職エージェント」へとブランド名を変えるようです。

転職エージェント『Spring転職エージェント』(アデコ) 公式サイト

転職エージェントは仕事選びの強い味方ですから、ぜひ上手に活用して転職を成功させましょう。

パワハラはうつ病を引き起こし、人を就業不能に追い込む深刻な問題です。
実際、パワハラが原因でうつ病になり、1年以上働けなくなった人は多く、私の周りでもよく耳にします。ストレス社会の日本では、ちょっとしたモラルの崩壊が起こっており、そのはけ口としてパワハラが起こっています。

もしパワハラの標的になってしまい、回避、改善が難しいようであれば転職という逃げ道を作っておきましょう。

そして、転職エージェントのサポートを活用して、良い求人と出会ったら、さっさと転職してオサラバしましょう。パワハラを耐えても何も得することはありません。逃げの転職を否定する人が多いですが、泥船にしがみついたままでいるほうが、ずっと危険だということを認識しておきましょう。







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