既卒の面接でよくある質問「なぜ新卒時に就職をしなかったの?」に対する答え方

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既卒者にとって一番恐ろしい質問は「なぜ新卒時に就職をしなかったのか」という質問だと思います。

なぜなら、怪我や病気など特別な事情がなく単に

「無い内定だった」
「就活をサボっていた」
「音楽などの趣味活動に明け暮れていた」

という理由で就職しなかったのだとしたら、ちょっと正直に答えにくいですよね。

面接官にいい加減なヤツと思われてしまうのではないか、と不安になると思います。

多くの人が、この質問に対して何らかの「作り話」で対処しています。

例えば

「実家を継ぐか迷っていた」
「公務員試験に失敗した」

などなど……。
マイナスの印象を与えないために、いかにもな「致し方ない理由」を喋ってしまいがちです。

しかし、実はこれこそが一番間違った答え方なのです。

詳しくその理由と正しい対処法を見ていきましょう。


面接官が求めているのは「言い訳」じゃない

どんなに取り繕っても、既卒は「新卒時に就職出来なかった」というマイナスの印象を持っています。病気や怪我で入院していたのならばともかく、そういったやむを得ない事情がなければ、あえて既卒になって就活をする合理的な理由はありません。

そのため、取り繕った答えはどんなに装飾しても言い訳にしかならないのです。

この質問では「新卒の就活の失敗した理由と改善案(反省点)」が求められています。

面接官も既卒の学生に対して過度な期待はしていません。むしろ新卒と違うアピールポイントを持った人材、つまり「自分の失敗を認めて、反省・改善をしていける人材」を求めているのです。

失敗は成功の元、と言うように失敗経験は決して悪いことではありません。
失敗を糧に気付いたことをまとめ、同じ過ちを繰り返さないように学ぶ能力、つまり「学習能力・問題改善の能力」を持った人材は、企業にとって魅力的なのです。

新卒で内定を得やすい人材は、得てして自分に自信があり、失敗談も「サークルでトラブルが起きたが解決した」など、サークルやバイトなどでの失敗談ばかり。裏を返せば薄っぺらいです。

バイトでミスをした失敗談と、無い内定で既卒になってしまい絶望した失敗談、どちらが切羽詰まったトラブルでしょうか?
当然、人生がかかっている後者ですね。

乗り越えた困難が大きいほど、社会人になってからの定着率は高いです。
新卒の離職率が高いのは、トラブルに直面した時のストレス耐性が低いから、と人事部はしばしば呟いています。ストレス耐性が高いのは、やはり運動部で厳しいトレーニングに耐えた経験のある学生や、厳しい困難を乗り越えた経験のある学生だと言います。

既卒の就活生がアピールするべきは、そこなのです。

就職活動に失敗し既卒になってしまったという経験を失敗談として話せば、これほど説得力のある失敗談はないでしょう。

自分の弱みを見せる事が出来る人に内定が出る

失敗談を話すのは恥ずかしい、不安だという人がいます。

しかし、心理学的に言えば、人は自分の弱みを見せてくれる人に好感を持ちます。
逆に見栄っ張りで、自分の良い所ばかりをアピールする人間には好感を持ちません。

すなわち、既卒者の面接で「良い所アピール」を過剰にするのは逆にマイナスになってしまうのです。

ナルシストや見栄っ張りの人材に内定は出ません。

この基本原則が理解出来ていないと、既卒の就活は絶対にうまくいきません。ナルシストで通用するのは新卒だけです。
既卒の場合は「失敗してもへこたれない雑草のような強さ」を泥臭くアピールしたほうが生き残れるのです。

質問の回答例

具体的な回答例を一つ出しておきます。

「お恥ずかしながら、私は新卒時に卒業までの単位が30近く残っており、講義に出席しなければいけなかったため就職活動をする時間が十分に取れず、就職活動に出遅れてしまいました。
その結果、内定が取れないまま大学を卒業してしまい、今に至ります。
一・ニ年生の時にアルバイトに熱中し過ぎて、授業を欠席しがちだったのが単位不足の原因です。
学業が本業にも関わらず、目先のお金に目が眩んでしまったのと、バイト先が心地よかったことが原因で、学業よりアルバイトを優先してしまいました。今思えば、親に学費を払ってもらっているのに、その気持ちを踏みにじる愚かな行動だったと反省しております。
既卒になってはじめて、新卒の間に就職活動をしろと口酸っぱく言われたことが理解できました。
これからは、同じ過ちを繰り返さないためにも先輩方の助言をしっかり聞いて、物事を俯瞰的(ふかんてき)に見て行動をしていこうと心がけています」

※俯瞰(ふかん)とは高いところから見下ろすことを意味する言葉です

いかがでしょうか?
このように素直に失敗と反省点を述べて、具体的な解決方法を提示することができれば、情けない失敗談でも立派な問題解決アピールになります。

面接官はこの回答を聞いて「なんて親不孝なやつだ!」と思うでしょうか?
むしろ「自分の情けない部分をしっかりと理解して受け入れている」と好意的に見ることが多いでしょう。

面接官も完璧な人間ではありません。酒の席で失敗したことや、学生時代に同じように講義をサボって後悔した経験があるでしょう。失敗談を語る既卒の就活生に対して、自分を棚に上げて「なんて情けない!」と怒る道理はないのです。

社会人経験もスキルもない新卒や既卒の求人者に求めることは何でしょう?
それは「失敗を認められる素直さ」と「しっかり改善出来る学習能力」です。

そして、一緒に働きたいと思うような好感のもてる人材に内定を出します。

「なぜ新卒時に就職をしなかったの?」という質問は、一見すると意地悪な質問に見えますが、これこそが既卒者が自分をアピールできる最大のチャンスなのです。
例をもとにして、自分のオリジナルの回答を作って面接に挑みましょう。

既卒の就活を効率よく進めるコツ

このように、面接での質問一つとっても既卒の就活は新卒の時のそれと全く違います。
そのため、既卒就活のノウハウがないと、何社受けてもお祈りされる、という悪循環にハマる可能性があります。

よくニュースで既卒者が「100社応募したけど内定が出ない」と言って絶望しているシーンが放送されますが、彼ら彼女らに内定が出ないのは既卒就活のコツを掴んでいないからです。

 例えるなら、武装もせずに戦場に飛び出して無駄死しているようなものです。

既卒には既卒の面接武装、エントリーシート武装が必要です。
しかし、既卒就活のノウハウは書籍などではあまり充実していないのが現実です。

そこでオススメなのが、既卒の求人を多く扱っている転職エージェントを利用して就活をすることです。

近年、20代の人材需要の増加によって、20代の既卒就活生と若手社員を求める企業をマッチングさせる転職エージェントが増えてきました。

転職エージェントを使えば、既卒就活のノウハウである自己PRの書き方や面接での受け答えのコツなどを教えてもらえるので、一人で既卒就活をするよりもずっと内定率が高くなります。

さらに、あなたの希望条件をヒアリングして、それにあった求人を斡旋してくれるので、求人を取捨選択するという面倒な作業を一手に任せることが出来ます。

エージェントはハローワークなどと違い、求人を出す企業を審査しているので、ブラック企業を引いてしまう可能性もありません。会社の雰囲気や残業時間などもエージェントを間に挟めば気軽に聞けるので、就活エージェントを活用するメリットは大きいです。

求人や総合的な就活のサポートには転職エージェントに頼もう

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登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種、応募可能な求人などを紹介してくれます。それに合わせて、オススメの求人をいくつかピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。

未経験OKの正社員求人はもちろん、正社員登用前提の契約社員など、様々な求人を紹介してくれるので、自分にあった就職ルートを選ぶことが出来ます。

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就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。
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