既卒フリーターが負け組から復活する戦略。正社員の内定を得るのに必要な手順とは

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就活に失敗してしまい、既卒フリーターになってしまった人は「もう今さら正社員になれない」と思い込んでいませんか?

就活を諦めてアルバイトを続けるのは楽ですが、正社員として活躍している同期を見て劣等感や焦りを覚えて苦しむのは自分自身です。
後回しにすればするほど、精神的な苦痛や劣等感は増えていきます。

「やっぱり正社員にならないと駄目だ」
「でも空白期間が長すぎだしどうせ上手くいかない……」
「もうどうしようもない」

この負のサイクルを止めるには、戦略をねって計画的に動くしかありません。
誰かが手を差し伸べてくれることはありませんから、自分で計画を立てて、自分の意志で動くしかないのです。

 社会のせいにしたり自分を責めるのはもうやめましょう。
ここでは、既卒フリーターが正社員として就職するための戦略の建て方を紹介します。

フリーターは搾取される存在だと言うことを理解する

フリーターをして得をする人は、きちんと目標が定まって期間限定でアルバイトをしている人です。

例えば、資格をとるために勉強をしているけれど、正社員では勉強する時間が取れないため一時的にフリーターとして働きつつ勉強している人。
起業するための準備資金を稼いでいる人。
ミュージシャンなどの夢を叶えるためにバイトをしている人……。

彼らはフリーターのメリット・デメリットを理解して利用しています。

しかし、既卒フリーターは「正社員になれなかったから仕方なく」アルバイトをしているのであって、気持ち的に割り切れないまま働いているので、一番搾取されている立場といえるでしょう。

フリーターは労働階級の中でも最も弱い立場です。
経営者からクビと言われればどうしようもありませんし、フリーターの収入源はバイトの給料だけですから、セーフティネットがありません。

正社員であれば雇用も法的に守られていますし、失業しても失業保険がありますから収入が途切れるリスクはフリーターよりもずっと低いです。
近年、フルタイムのフリーターには社会保険加入が義務付けられていますが、今でも社会保険に加入させない企業は多いですし、社会保険の負担を嫌がってシフトを意図的に削る企業も多いです。

フリーターは安く使える労働力としか見られていないのです。
人材として企業が育てるのは正社員だけです。

目的もなくただ他に進路が見出だせず既卒フリーターをやっている場合は、若いうちに正社員に就くことが大切です。

『若い』ことが武器になる!

既卒フリーターの最大唯一の武器は『若さ』です。
20代はそれだけで就職市場では武器になります。これが30歳を超えてくると、キャリアや技術などの武器が必要になってきますが、20代のうちはまだまだ年齢で戦えます。

実際、第二新卒の市場は非常に活発ですし、少子高齢化によって若手層の労働人口は各企業で取り合いになるほどです。

大企業や人気企業は難しいですが、ニッチ分野で活躍している中堅企業など若手を欲している会社はたくさんあります。

とはいえ、若いだけならば正社員を目指す就活生は山ほどいます。
就職活動では、彼らライバルを蹴落として内定を得るしかありません。

そのためには、若さ+αの武器が必要です。

既卒の就活は『+αの武器と自信』が大事

武器としてオススメなのが資格取得です。
資格は就職に直結するようなものでなくても構いません。例えばワード・エクセルが使えることを証明するMOS試験、経理や営業が知っていると役立つ簿記、英語が得意ならTOEICや英検など、凡用性があり1~2ヶ月でとれる資格がオススメです。

資格は「目標を持って努力することが出来る」という能力の証明書でもあります。
資格があれば自分に自信を持って就活が出来ますし、自己PRで『自分の強み』のエピソードに使うことが出来るため、非常にオススメです。

既卒就活生の多くが既卒コンプレックスによる自信の無さを持っており、それを持っている限り、面接で上手く自分をアピールすることは出来ません。

資格を取ることによって、自己PRのネタが得られるだけでなく、自信をつけて面接で堂々とアピール出来るというメンタル面でのメリットもあります。

地元に職がないなら都市部へ飛び出そう

地方都市はそもそも求人数に限界があり、第二新卒では就職が難しいという問題が出てきます。
しかし、東京や大阪などの大都市であれば求人数はグッと増えます。

「昔ながらの友達がいる地元で就職したい」
「親元を離れたくないor離れられない事情がある」

ということであれば、公務員試験を受けたり地方で何とか内定を勝ち取るしかありません。

しかし、場所に制限がないのであれば、いっそ都市部に引っ越して都市部でフリーターをやりながら就職活動をするべきです。

求人数というのは非常に大事です。
どんなに働きたいという意欲があっても、求人が無ければ応募すら出来ません。

求人がたくさんあるということは、すなわち選択肢の多さを意味します。
グズグズと地方に縛られているよりも、都市部に移動することによって新しいキャリアを得たほうがずっと良いです。

周りから反対されるかもしれません。
フリーターでいいじゃないかと言われるかもしれません。

しかし、自分の人生を決定できるのは自分自身だけです。
自分の人生に責任が取れるのは自分自身だけです。

ぬるま湯につかっていると、必ず後悔することになってしまいます。
勇気を出して一歩踏み出し、新しい道を模索することが大切です。

失敗をしたら戻ればいいのです。
若いうちに挑戦をしてマイナスになることはありません。一番のリスクは挑戦せず、その場にとどまることです。

フリーターでいいや、ではなく自分の人生に対して一度真剣に考えてみましょう。

就活するなら無料の転職エージェントを使おう!

東京都では20代の求人が非常に多く、現在、フリーターや既卒の就活生を積極的に雇う市場があります。
チャンスが多い分、若い人材を使い捨てにするブラック企業も多いので、企業の情報をしっかりと調べて『こっちが会社を選ぶ』ことが大事になってきます。

そこでオススメなのが、既卒フリーターをはじめとする20代の求人を多く扱っている転職エージェントを利用することです。

転職エージェントの概要とオススメのエージェントについて

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転職エージェントは、かつては社会人が転職をする時にしか使えないサービスでしたが、人手不足の今はフリーターや無職から就職したい! という人にもサービスを提供しており、無料でキャリア相談、履歴書などの作り方、面接の練習から求人の紹介を受けるサービスまで利用出来ます。

転職エージェントは、利用料は最初から最後まで無料です。
転職エージェントは人材を募集している企業からお金を貰っているので、求職者である私達は一円も払わずサポートを受けることが出来るのです。

転職エージェントは土日でも利用することができ、求人者はキャリア相談、求人の紹介を受けることが出来ます。
登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種、応募可能な求人などを紹介してくれます。それに合わせて、オススメの求人をいくつかピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。

未経験OKの正社員求人はもちろん、正社員登用前提の契約社員など、様々な求人を紹介してくれるので、自分にあった就職ルートを選ぶことが出来ます。

自己分析もキャリアプランも、一人で考えると限界がありますが、就職活動のプロであるエージェントに相談すれば自分だけでは見つけられなかったキャリアの可能性が出てくる可能性があります。また、給与交渉などもエージェントを仲介して行えるので、スタート時の年収がアップする確率がグッと上がります。

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DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。

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就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。
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また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。







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