東洋ゴム工業の企業不祥事に見る働きやすい会社の見分け方。ブラック企業は態度で分かる

東洋ゴム工業が免震ゴムの性能評価基準を偽造し、大問題になりました。
消費者の我々として身近に感じるマクドナルドの異物混入問題など、近年、企業不祥事が相次いでいます。

東洋ゴム工業は株価も右肩上がりの、業績で言えばホワイトな企業でした。しかし、実情は偽造工作や企業不祥事を隠す隠蔽体質があるブラック企業だということが見えてきました。

こういった業績はいいけど内部は腐敗している企業というのは、就活生からすると、なかなか見抜けないものです。特に大手であれば過去の歴史を紐解くことにより、どのような不祥事が起きているのか調べることが出来ます。

しかし、中小企業ですと、なかなかそれが見えてきません。
また、大企業が不祥事を起こしていても「大企業だからホワイトに違いない」と色目で見てしまうこともあります。

こういった隠れたブラック企業を避けるにはどうしたらいいのでしょうか?


企業の腐りは態度や商品に出る

その企業が本当にいい物を作っているか、社会貢献しているかは、商品や説明会などでの態度で見えてきます。例えば、人材をソルジャーとしてしか扱わない会社は、説明会でも一人ひとりの扱いが雑だったり、教科書通りの説明会しかやりません。

説明会ブースでは企業の情報も大切ですが、人を見ることも大切です。問題のある企業であれば、必ずそれが態度に出ます。不満のたまりやすい社内構図がある会社の社員は、笑顔が疲れていたり常にイライラしています。

大企業だから、有名な会社だからと色眼鏡で物を見ないで、アンテナをしっかり張ってその企業の良し悪しを見極めることが大切です。

また、商品を実際に使ってみれば、使い勝手や消費者のことを考えているか否か分かります。

消費者のことを全く考えていない商品を出す会社は、先行きが怪しいものです。
将来的に見て、業績が悪化しブラック企業になる可能性もあります。

火のないところに煙は立たない

2chや転職掲示板で悪い評価が多い会社は、全てが悪いとはいいませんが、やはり部署によってブラックだったり、人材の離職率が高いそれなりの理由があったりします。

あまりブラックという噂に流されるのも考えものですが、実際に説明会に参加して「おかしいな?」と感じたら、やはりどこかに煙は立っているものです。

当然ですが、企業は採用にあたって悪い部分を出しません。その会社がどんなものか、自分で真偽を確かめる必要があります。

昔、ある就活生が残業なしの会社に応募して、試しに夜9時に会社に電話したら事務のお姉さんが出たという話もあります。(事務ですら夜9時まで帰れない会社は、とても残業なしとはいえないでしょう)。

学生であればOB、OG訪問。
転職者であればエージェントサービスを使い、エージェントから情報を聞くなどして、しっかり良し悪しを判断してから入社を決めましょう。







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