人生に行き詰まったと感じた時が転職するタイミング

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自分の人生はもうおしまいだ――そう思う瞬間は誰にだってあります。
失恋、離婚、友人の裏切り、会社の倒産、自己破産など、自分の力ではもうどうしようもない状況になり、精神的にも打ちのめされてしまう……実は、そんな状況を打開する最大の方法が転職活動なのです。

人間は一度落ち込んでしまうと、どんな事柄もネガティブに考えてしまいます。考える時間があればあるほど、頭のなかがショッキングな出来事のことばかりでいっぱいになってしまいます。
失恋ならば、別れた恋人のことばかり考えてしまい、やがて仕事に身が入らなくなって職場でも干されていく。破産なら、働く気力も起きず借金が膨れ上がっていく等々。
諦めという感情は、どんどん思考を悪い方向に導いてしまい、人間から歩く力を奪ってしまいます。


立ち上がるには新しい環境と忙しさが必要

人間がショックから立ち直るためには、新しい環境と、ネガティブなことを考える暇のない多忙さが必要です。忙しい場所で役割を与えられれば、否応なく目の前の作業のことだけを考えなければならなくなり、ネガティブな感情がやがて薄れていきます。

新しい環境を手に入れる一番良い方法は、子供なら転校や引越し、社会人ならば転職です。新しい職業につけば、異業種なら全てが新しく、同業種でも職場が違えば働く人もやり方も変わるので、新鮮味を感じられます。

新しい刺激というのは、ある種、快楽のようなもので、頭の中にたまったゴミを洗い流してくれます。人間の脳は同じことを永遠にやり続けることは出来ません。新しい刺激は、脳を活性化させ落ち込んだ精神を再び上向きにしてくれます。

時には何も考えず転職活動をすることも必要

気分が落ち込んでいる時は、何をやってもうまくいかないように思えて、生きていることさえ億劫になります。当然、転職活動といってもあてがなく、やりたいことも、向いている仕事も思いつかないでしょう。
しかし、転職エージェントに相談したり、とりあえずハローワークに行って求人を眺めていると、必ずピンと来る求人があったり、説明会に行っているうちに直感でコレだ!という職業や会社が見えてきます。

人間は考えるよりもまず行動することで、やる気や活動する活力が生まれます。これは作業興奮と呼ばれるもので、手や足を動かしているうちにモチベーションがどんどんわいてくる現象です。
つまるところ、落ち込んでいる暇があったら少しでも新しい環境を探す行動に出ることが、落ち込んだ状態から復活するコツ――すなわち、人生で行き詰まったら転職活動をするのが大人の復活術なのです。

人との出会いが元気を生み出す

落ち込んで家に引きこもっていると、社会から断絶されている気になってしまい、どんどん気分が落ち込んでしまいます。
転職活動をすれば、少なくとも外にでる理由になりますし、人と出会い話をしているうちに、新しい価値観や活動的な人から元気をもらうことが出来ます。

人は人との出会いを通じて、新たな気付きや人生の方向性を見出すことが出来ます。

「落ち込んでる時に転職活動なんて出来ないよ!」と言わずに、転職活動をしてみてください。きっと新しい出会いがあなたを励ましてくれるはずです。







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