家賃激安でも訳あり物件に住むのはオススメ出来ない理由。問題は幽霊ではなく日当たりと思い込み

あなたは訳あり物件に住んだことはあるだろうか? 訳あり物件というのは、前の住人が自殺した前歴だったり、怪奇現象が多発する噂つきだったりと、何かしらのマイナス特性のついてしまった物件のことである。
殺人や腐乱死体が出てしまった物件は、どんなに清掃したりリフォームしても、なかなか住み手や買い手がつかない。そのため、こういった事故物件は訳あり物件として格安で提供されている。

これに目をつけて、訳あり物件を安く借りよう、安く買おうという人が出てくるわけだが、長期的に見て私は訳あり物件に入居するのはオススメしない。その理由は幽霊や怪奇現象といった非科学的なものではなく、訳あり物件に住むと精神的な疲労がたまりやすいからだ。


マイナスイメージの思い込み

人間は「そこは訳あり物件ですよ」というようなマイナスイメージを最初に思い込んでしまうと、非常に敏感になってしまう。例えばネズミの物音や、ちょっとした音を怪奇現象と結びつけてしまったり、夜、そのことを気にして寝付きが悪くなったりと、とにかく精神的に落ち着けない場所になってしまうのだ。
逆に訳あり物件と聞かされなければ、こういった精神的ダメージは負わないことが多い。人間の思い込みというのは、どんなに平然としていても無意識のうちに意識の底に刷り込まれているのだ。よほど図太い人間だったり、別のことで追い込まれている人間であれば、影響は少ないと思うが、一般的な人はどうしても気にしてしまうだろう。

日当たりが悪いなど何らかのマイナス要因があるリスク

自殺物件の多くは日当たりが悪かったり、騒音がうるさいなど落ち着かない物件であることが多い。日当たりは重要で、部屋に日が当たらないと暗い気持ちになってしまうのだ。朝の日差しの入りが悪い部屋は、得てして鬱病のリスクも高く、自殺率がグンと上がる。
殺人のあった部屋などは、そもそもその地域の治安が悪いことも多く、事故物件といえど格安というよりも値段相応の物件であることがある。そうなると、せっかくマイナス要因を飲み込んでいるのに、格安というメリットがなくなってしまう。

そういった要因以外には、近隣住民のリスクもある。極端に安い家賃の裏には、迷惑な近隣住民がおり物件に人が居着かないため家賃が安くなっているという可能性も視野に入れなければならない。

精神的健康をとるか激安家賃を取るか

部屋や家というのは巣である。落ち着ける場所がなければ、人は精神的な健康を害してしまうし、体力的にも辛いことになってくるだろう。
部屋選びを家賃だけで決めると、のちのち後悔するはめになってしまうので、安易に事故物件を選ばないよう気をつけたい。
賃貸なら引越代だけで済むが、これがマイホームだと更に大変だ。事故物件を買うモノ好きは少なく、売ろうとしても購入価格より更に値引きされてしまうだろう。

何かと興味をそそる事故物件だが、私達は興味や家賃よりも住みやすさで選んだ方が、ずっと良いということに気付くべきだろう。




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