子供を引きこもりニートに育てる間違った子育ての方法。なぜ責任感がない子供が生まれるのか?無職の裏にある言い訳の心理

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与えられた環境を甘受して、自分から選択した経験が無い人ほどニートや引きこもりになりやすい傾向があります。一言でいえば責任を負いたくない、無責任な人ということです。

就職、転職、恋愛、留学…人生には自分の進路を決定する場面が多々あり、その度に自分で考え、自分で進むべき道を選択する必要があります。
ところが、親の言いなり、友達がそこに行くから、という他人の意見を主体にして選択をしてしまうと、その人が負うべき選択した責任「自分で決めたんだから自分で責任を取る」という理屈がすっぽり抜け落ちてしまうことになります。


自分の意志で選択したわけじゃない、という言い訳が効くようになると、人間は失敗した時に他人のせいにします。本当はやりたくなかった、才能がなかった等、プライドを守るためにあれこれと言い訳が出来るのです。
男性にとってプライドは何よりも大事なもの。しかし、プライドだけ高くても謙虚さが無ければ、自分の能力を客観的に見て向上心を持ち続ける力が育ちません。

通常はスポーツや勉学で、超えられない壁にぶつかったり、努力で結果を出したりと目標に対して試行錯誤を繰り返すうちに、その能力は磨かれていくものです。
ところが、失敗に対して親が過度にプレッシャーを与えたり、懲罰を与えると失敗=怖い、という心理が植え付けられ、失敗しないために挑戦を避けるようになってしまいます。

また、同様に成功した時に褒められなければ、努力しても結果を出しても褒められない、という思考が出来てしまい、無気力な性格になりやすいです。

「そんな基本的なことは分かっているよ!」

と言う方もいるでしょうが、最も多いのは子供の好奇心を奪ってしまう教育です。
例えば、子供が自転車レースの大会や漫画をみてロードレーサーになりたいと言っても、親がそんなのは無理だといって何も買い与えなければ、子供は「そうか無理なのか」と諦めてしまい、夢を持たない人間になってしまいます。

サラリーマン家庭に多いのですが、夢を持つこと=悪いこと、と考えている人が多いと思います。大学を卒業してミュージシャンになる、といって親と喧嘩する場面は、昭和のドラマなどでよく見られましたね。
では、もしそういう場面で子供が『いい子』で反発せず、親の言いなりになったらどうなるのか?
ケースバイケースではありますが、やり残したことを背負ったまま親に逆らえず就職しても長続きしないことが多いようです。また就職先で上手くいかないと「あの時、親の言いなりにならずミュージシャンになっていれば」と言い訳が出来るようになってしまいます。

子育てで最も重視するべきは責任感

子育てで大切なことは何でしょうか? 優しい子に育てること、英才教育をすること、運動をさせて健康な身体を作ること……色々な意見があると思いますが、一番大切なのは責任感を覚えることだと思います。

責任感というと大人は勘違いしやすいのですが「他人に迷惑をかけるな」という教育ではありません。
「自分のことは自分で選ぼう」「自分のケツは自分で拭こう」「誰かを傷つけたら謝ろう」という、至極当たり前のことを子供に教えるのが一番大切なのです。

責任感がなければ、プライドばかり肥大化して謝ることが出来ない大人になってしまいます。例えば、あなたが交通事故にあったとして、加害者が謝らずに「お前が悪い」と言われたらどう感じますか?
あなたがどんなに優しくて穏便にしようと思っていても、イラッとしてしまいますよね。責任感が無い人はトラブルを引き寄せ、増大させてしまいます。なぜなら、自分のプライドを守るために謝ることが出来ず、和解がなかなか出来ないからです。

このような間違った育て方をして、プライドが高くなったり、失敗を恐れたり、無気力な性格になると、やがて辿り着くのは人間関係を排除した引きこもりニートの世界です。引きこもっていればプライドが傷つくこともありませんし、それを続ける理由も「親のせい、社会のせい」という言い訳が出来ます。
社会のせい、という言葉の裏にある心理には「社会でこんなことをして怒られたが、それは親に教わっていなかったので自分のせいではない」という言い訳です。

親が子供の進路や選択を全て決定したことにより、主体性がなくなり言い訳がしやすくなってしまっているのです。

まとめ

子供を引きこもりニートに育てる子育ての方法は

・子供の選択権を奪う
・子供の好奇心の芽を摘む
・失敗に対して過度なプレッシャーを与える

このようになります。
ここに上げた子育て以外にも、母親が過保護で父親が無関心な場合も引きこもりニートになりやすく、さまざまな組み合わせがあります。
逆に意外と引きこもりニートになりにくい家庭というのは、シングルマザーで貧しい家庭です。子供時代に貧困の苦労を背負っていると、自分はこうなるまいと責任感が芽生えます。親を良くも悪くも反面教師として捉えて、自分が何とかしなくては、と根性が生まれるのです。

しかし、そのような家庭だと、お金や物に執着するようになり、散財癖が芽生えたり、自己評価が極端に低くなり、男性であれば結婚を嫌がり(自分のような人間は結婚しちゃいけないとかんげます)女性であればダメ男に引っかかりやすくなります(私と付き合ってくれてるだけで感謝しなくちゃという心理)。

教育本を読んで勉強しよう

教育法について知識のない親御さんは多く「まさかうちの子が」という人に限って子供のサインを見逃しています。
不登校になったら最初に読む本~親と先生と子どものための再出発へのヒント~は子育ての入門として非常に良くまとまっているので、まずはこの本で勉強することをオススメします。

今回、なぜあえて失敗する子育ての方法を紹介したかというと、世の親は良い子育ての方法ばかりに気を取られて、子育ての失敗談を重視しないことが多いからです。

反面教師という言葉があるように、失敗したケースから学び、子供の未来を摘んでしまうことを避けましょう。引きこもりニートを作り出すのは社会のせいだけではありません。
子供は親や家庭から多くのことを学ぶのです。




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