ドラマ『残念な夫』の玉木宏が全くダメな夫じゃない。本当のダメ夫は資産も幸せも食いつぶす男のこと

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水曜22時から『残念な夫』というドラマが放送されている。玉木宏演じる榛野陽一がダメな夫の代表として槍玉にあげられたり、母親同士が愚痴を言い合ったり、子供の出産を機に起きる夫婦のすれ違いを描いたドラマだ。

 ところが、玉木宏がどんなダメ夫なのかとドラマを見てみたのだが、これが全くダメな夫ではない。


玉木宏演じる陽一は建築会社の課長代理で、しっかり働いており人柄もよく部下から信頼されている。

育児については非協力的である、と紹介されているが、彼はフルタイムで働いており責任ある立場である以上、育児に協力するというのは難しいように見える。
にもかかわらず、妻の倉科カナ演じる榛野知里は「夫が育児に協力してくれない」と母友同士で愚痴を言い合っている。いわゆる夫婦同士のありがちなすれ違いを描いて、女性層の支持を取り込もうとしているが、女性の中でも「共感出来る」「全然、残念な夫じゃない」など意見がわかれている。

陽一は母親の苦労、気持ちを理解できなかったり、無神経な一言もたまにあるが、基本的には妻である知里と娘の華に愛情を注いでおり、残念な夫というより未熟な夫婦が少しずつお互いの苦労を理解していき、共に成長していく物語に見える。
タイトルを内容の通りにつけるなら『残念な夫』ではなく『成長する夫婦』である。まあ、こんなタイトルでは全然キャッチーじゃないし、残念な夫というタイトルにしたほうが読者層であるF1層(女性)も興味をそそられるだろう。

本当のダメ夫は残念な夫どころじゃない

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このドラマを見て「分かる!」と倉科カナ演じる榛野知里、妻側に共感出来る人はとても恵まれている。「残念な夫じゃない」派は夫が本物のダメ夫だった人が多いのだろう。
本物のダメ夫はドラマに出てくるような綺麗なものではなく、下記のようなとんでもない夫のことを言うのだ。

・ギャンブルで借金をウン百万背負ってくる
・勝手にカードでお金を引き落とす
・そもそも仕事をしていない
・息をするように嘘をつき浮気をする。
・公務員だが、ストレス解消に妻に暴力を振るい束縛する。
・出来もしない事業を起こし、親族の資産を食いつぶしたあげく全て放り投げる

などなど、とてもドラマに出来ない強烈なダメ夫が、現実には山ほど存在している。
ドラマはフィクションなので、玉木宏のようなイケメン夫が『残念な夫』として出演しているが、リアル残念な夫を作ったらそれこそ炎上してしまうだろう。

残念な夫婦が見たいなら大家族モノを見よう

激闘大家族スペシャル!17歳で産んだ我が娘が17歳でまさかの妊娠に出てきたような家族を見れば、ダメな夫、ダメな妻というものがどういうものか、よく分かるだろう。
他には漂流家族の竹下家を見るのもいい。
これらの番組を見れば、残念な夫というドラマがいかにフィクションか分かるし、このドラマの夫婦の悩みがいかに幸せで恵まれているか理解出来るだろう。

 残念な夫というドラマは、私が思うに少女漫画なのだ。

少女漫画も、最初はヒロインが「こいつと恋愛なんてあり得ない」とツンツンしておきながら、なんだかんだあって最後はくっついてしまいハッピーエンドだ。
現実の恋愛はもっとドロドロしていたり、お見せできない部分も多いのだが、少女漫画ではそういった場所をカットしている。
残念な夫も、黒い部分をだいぶカットすることで、少女の夢を見せるが如く、美化を楽しむドラマなのだと私は思った。




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