総合職といえば、まず営業! と言われるほど、キャリアの入り口としてもてはやされる営業職ですが、営業は合う合わないの差が激しい職種です。
特に女性の場合、男性と同じ扱い(長時間労働をしろ!結果を出せ!など詰められる等々)をされて、さらに女性としての役割(雑務、お茶くみ、女性らしくしろ!等)を強いられて辞めたいと思う人が多いです。
「人見知りで営業が全然出来ない」
「飲み会が苦痛」
「体育会系の雰囲気が合わなくて営業辞めたい」
などなど、営業をリタイアする女性はあとを絶ちません。
また、営業は極端な男社会であり、結局女だからとあれこれ差別されて嫌気がさすケースも日本では多いです。
「せっかく就職出来たんだから、我慢しなきゃ」
と考えて頑張る女性もいますが、営業が合わない!辞めたい!と思ったら、無理をせず営業以外の仕事に転職したほうが幸せになれます。
今回は、営業を辞めたい女性におすすめの転職先と転職のコツを紹介します。
営業が苦手な女性の転職先は事務職が一番メジャーです
営業を辞めた女性の転職先といえば、事務職が一番人気です。
事務職は、営業職と違って長時間労働を強いられる事はありませんし、飲み会や営業活動といった見知らぬ人とのコミュニケーションをそこまで要求されません。
社内でのコミュニケーションが中心ですし、仕事は書類作業などがメインなので、営業のガツガツした仕事内容に合わなかった女性でも続けられます。
「営業は定時で上がれなくてキツい」
「ノルマがきつすぎて嫌だ」
「帰りはいつも終電。営業なんて最悪」
と営業を辞めた女性でも、事務職なら続いた!というケースは多いです。
しかし、一般事務は求人倍率が高く、またスキルアップもあまり望めないため、総務・人事・経理といった事務職の中でも専門性のあるポジションに転職することをオススメします。
総務や経理は経験しておけば強い武器になる
総務・経理・人事は事務職の中でも、専門性の高いポジションです。
例えば、総務は社会保険や海外営業に行く際のビザの手続きなどを担当するので、一般事務よりも覚えることが多いぶん、転職市場では多くの求人があります。
人事であれば採用プロセスを担当しますし、経理は言わずもがな、簿記の知識が必要になってきます。
一般事務に比べると、やや仕事のウェイトが大きいぶん、いざ転職する際も苦労しないのが総務・経理・人事の強みです。
営業から、これらの専門事務職に転職することは十分に可能です。
もちろん未経験なので、多少は苦労しますが、一度転職に成功すれば、今後は経験者として転職が出来るようになります。
「営業辞めたい。けど、事務職だと給料安いしキャリアアップ出来ないかも?」
と思っている女性は、ぜひこれらの専門事務職への転職を考えてみましょう。
総務・経理・人事であれば年収500万以上も可能です。
総務部長、経理部長などの管理職になることも出来ますし、英語を勉強して外資系企業に転職してキャリアアップすることも可能です。
どんな会社でも、専門事務職は必ず必要ですから、経験を積めば強い武器になることは間違いありませんよ。
接客業やサービス業、エンジニアなども転職先として検討してみよう
営業が苦手な女性でも、その他の職種が肌にあった!というケースは多いです。
例えば、一見すると同じコミュニケーションを必要とされる接客業やサービス業も、営業と違って顧客と直接コミュニケーションが取れるので、こっちのほうがやりがいを感じる…というケースもあります。
法人営業は全然ダメだったけれど、直接、顧客と触れ合える接客業は「お客さんのため」という実感が強くて続けられた! など、同じコミュニケーション必須の仕事でも、やりがいを得られるポイントは全く違います。
「私はコミュ障だから…」
と営業がダメだった事を引きずるのではなく、接客業やサービス業も視野に入れておきましょう。
また、エンジニアという道もあります。
昨今はIT系の求人も増えてきており、プログラミングスクール経由で転職が決まるルートもあります。
営業に向いていない女性で、ITエンジニア、デザイナーといった職人的(クリエイティブ)な仕事に向いている人は多いです。
営業とは真逆にある職種ですが、だからこそ営業でダメだった人が輝けるケースも多いのです。
未経験でも1から教育してくれる企業もあるので、こちらも転職先として検討しておきましょう。
未経験の壁に縛られるな!自分にあった仕事を妥協せず探そう
営業経験者が営業以外を志望すると、どうしても未経験の転職になります。
未経験の転職は、やはり難しいと感じる人が多いですが、だからといって簡単に内定がもらえる同職種の営業に出戻ったのでは意味がありません。
残念ながら、営業はどの業界でも多かれ少なかれ働き方は一緒です。
営業が合わないから辞めたい…と思って辞めたのに、また営業として働くようでは転職の意味がありません。
今は女性も営業としてバリバリ働ける時代ですから、営業の求人数は凄く多いです。
化粧品や美容業界などは、女性の営業を求めています。
しかし、営業を一度辞めようと思ったのならば、妥協せず営業以外の仕事をしっかり探しましょう。
「もう内定が決まらないから、営業でいいや」
と思って営業に出戻り、後悔するような事だけは避けましょう。
転職エージェントを活用して効率的に転職しよう
転職活動は、書類作りに求人探し、自己分析、面接対策までやる事が盛り沢山です。
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そこでオススメなのが、転職エージェントを使って効率的に転職活動を行うことです。
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業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。
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