20代女性が転職する時にチェックすべきポイント3つ!転職のコツを元人事が紹介します

20代の女性が「転職をしよう!」と思った時、気をつけるべきポイントは5つあります。

ざっくり言うと

・待遇(給料と休日数)
・将来のキャリア
・女性の働きやすさ

上記の3つに分けて考えて転職をしていけば、失敗を避ける事が出来ます。

しかし、

「ざっくり言われても、具体的にどう考えればいいのか分からない…」

という人も多いですよね。

実際、転職本やセミナーでも上記のポイントは強調されますが、なかなか分かりやすく解説してくれる人はいません。

そこで今回は、元人事の私が20代女性の転職のポイントについて掘り下げて紹介します。

待遇は必ずチェック!ブラック企業は待遇で見抜けます

給料や年間休日数といった「待遇・労働条件」は転職するにあたって最重要項目です。

20代女性が転職する時に一番恐れるのが、ブラック企業に転職してしまうことでしょう。

一度、ブラック企業に入ってしまうと、キツい労働を強いられますし、抜け出してしまうと短期離職というケチが職歴につきます。

転職における失敗は内定が出ない事ではなく、ブラック企業に入ってしまう事ですから、ブラック企業の求人を第一に用心すべきです。

ブラック企業は、人を使い倒すことで不当に利益をあげるのがコンセプトです。

そのため、給料・年間休日は少ない傾向にあります。

一般的な企業であれば、年間休日数は110日~120日ほどあります。

年間休日108日付近から、だいぶ怪しくなってきます。

年間休日108日という事は、少なくとも土曜日に出勤する日があったり、祝日に休めない前提の休日数です。

すなわち、かなり忙しかったり、人が少なくて休めない。利益率が悪く、たくさん働かないと給料分稼げない仕事の可能性が高いです。

「サービス業や接客業は年間休日108日くらいでは?」

と思う人もいるでしょうが、余裕のあるそこそこの規模のサービス業・接客業であれば年間休日数は110日以上、設定しています。

魅力的な求人であっても、年間休日数が110日以下の求人に関しては、厳しい目で見るようにしましょう。

年間休日数の少ない求人すべてがブラック企業とは言いませんが、人員・利益率に余裕が無い…ということだけは確かです。

休日が少ない職場は、皆さんイライラしている事も多く、人間関係が悪いケースも少なくないので、要注意ですよ。もちろん有給や育休も取りにくい傾向が強いです。

年収が少ない・ボーナスが無い企業は、もちろんアウト。
下手すると「倒産」というリスクを隠している企業である可能性も出てきます。

酷いところでは「手取り7万円」なんて会社も…。

法律を守らないで俺様ルールで運営している恐ろしい会社もあるので、ブラック企業の闇を甘く見ないでしっかり回避していきましょう。

将来のキャリアを考えて転職先を決めよう

20代女性の場合、男性と違い「結婚・育児」という要素がキャリアの途中で入ってくる可能性があるため

「とりあえず腰掛けで事務の仕事をして、寿退社までまったり働こう」

という人が居ます。

しかし、昨今は共働き前提で、子供を保育園に預けてフルタイムでバリバリ働く必要があります。

また結婚せず独身を貫いた場合、キャリアの構築が未熟ですと、給料が低いままですし手に職が無いので不安を覚えやすくなります。

「40代で独身。給料は手取り20万以下でキツい…。友達はバリキャリで年収800万稼いでるのに、自分だけミジメ…」

「正社員の事務だけど、会社が潰れそう。40代で事務しか経験がないから転職出来るか不安…」

このように、専門性や知識・スキルを考えず、代えの効く仕事ばかりをしていると、30代~40代で一気にリスクが出てきます。

20代でフレキシブルに動ける今こそ、キャリアについてしっかり考えて転職をするべきです。

まず、自分に向いていて、なおかつ興味を持って勉強できそうな仕事を選びましょう。

営業や接客、サービス業、マーケティング、IT、デザインなど、職種は何でも構いません。

今までの経験から「どんな時に仕事のやりがいを感じるか?」という点について考え、職種を選択していきましょう。

職種がいまいちイメージ出来なければ、業界に着目してみましょう。

ブライダル業界やホテル業界、IT業界(WEBメディアやアプリ開発会社)など、様々な業界の商品やサービスをチェックして、自分が働いているイメージがわく仕事を探してみましょう。

求人や企業のホームページをチェックするだけでは実感がわかないと思うので、できればその業界の商品やサービスを実際に見てみる事をオススメします。

そして、希望する職種・業界が決まったら、その仕事で役立ちそうな資格などもチェックしておきましょう。

例えば、不動産関係なら宅建。インテリア関係ならインテリアコーディネーターの資格などが役立ちます。

転職前に取っておくのが理想ですが、いきなりは難しいと思いますので、会社に入って、働きながら取得しキャリアアップを狙うのが一番です。

このように、将来的なことを考えず「とりあえず、ここでいいや」とその場しのぎの転職を繰り返していると、天職に出会えないどころか、何のスキル・実績もないまま年を取ってしまうので、危険です。

転職活動をする時に、しっかり必要な資格や各業界の金回り(儲かってるか否か等)、高年収のポジションを考えて転職をすれば、必ずキャリアアップにつながります。

自分で調べるのが難しければ、後述する転職エージェントに相談して、転職のプロに各業界の景気や職種・ポジションを教えてもらいましょう。

「何も考えない」というのが一番ダメですよ。

今後は、ますますキャリアを考えている人と考えていない人の格差が広がっていくでしょう。

日本はアメリカほど格差が酷くありませんが、増税もあいまって、徐々に年収差は大きくなっています。

自分の生活を守るためにも、20代の今、キャリアについて真剣に考えて転職をしましょう。

女性が働きやすい環境は大事!会社の取り組みをチェックしておこう

中小企業のメーカーなどで多いのですが、女性社員が少なく、女性の働きやすさを全く考えていない企業はまだまだ多いです。

育休制度がほとんど無い。
生理が酷くて有給を取ったら文句を言われた。
セクハラが酷い。
男女差別が酷い。
子持ちに対するマタハラが酷い。

などなど…

残念ながら、男社会の企業は、女性を優先しませんしデリカシーもありません。

一方、女性社員が活躍している企業は、必ず女性の働きやすさに真剣に取り組んでおり、女性が安心して働ける仕組みを作っています。

例えば、結婚・出産後の復帰について。

女性の働きやすさを重視している企業であれば、育休の取りやすさはもちろん。

フルタイムで働く事が難しい人でも『時短勤務』が可能であったり、子供が熱を出した時に帰宅しやすい雰囲気があるなど、女性が働くメリットがたくさんあります。

将来的に結婚・出産を考えている女性はもちろん、独身でバリバリ働きたい女性も、女性が働きやすい会社に勤めれば、不本意な退職を避ける事ができます。

最近は、優秀な女性社員を確保しようと女性の働きやすさを重視する企業も増えてきているので、転職ではそういった企業もしっかりチェックして応募してみましょう。

転職エージェントを活用して転職すべし

転職活動は、書類作りに求人探し、自己分析、面接対策までやる事が盛り沢山です。

これだけ色々課題があると、何から始めていいのか分からないですよね。

そこでオススメなのが、転職エージェントを使って効率的に転職活動を行うことです。

自分にあった求人選びや、面接ノウハウの会得、書類の作り方などは、プロに教わるのが一番効率的です。

特に在職中に転職する場合は、細かい作業はプロに任せた方が楽です。

転職エージェントは、無料で利用できて、あなたにあった優良な求人を紹介してくれるサービスです。
エージェントは求人を出している会社から報酬を受け取っているので、利用は無料です。

転職エージェントに登録すれば、書類作成から面接ノウハウ、求人の選び方まで、転職のプロから直接アドバイスが貰えるので、転職で失敗する確率を下げることが出来ます。

メールでのやり取りが基本なので、会社にバレる心配がありません。エージェントとの面談も完全個室で、バレないよう最新の注意を払ってくれます。

また、エージェントは会社の内部事情に詳しく、例えば激務な会社や、離職率の高い会社などは事前に言及してくれます。

そのため、予め「残業時間が月10時間以下の会社を希望」など言っておけば、それにあった求人に絞って紹介してくれます。

転職初心者や未経験業種への転職にもしっかりサポートしてくれるので、一人で転職活動をするよりもグッと効率的に転職が出来ます。転職で失敗しないためにも、転職エージェントを活用するのが一番ベストな方法です。

オススメの転職エージェントはDODAです。



DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。

大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。

また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。

就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。

また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。

DODAの登録方法について

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DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)

その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。

業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。

登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。

DODA 公式サイトはこちら

転職エージェントに登録して、ぜひ一度、面談を受けて応募可能な求人を紹介してもらいましょう。 自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。




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