転職マニュアル本にある『転職の面接で聞かれる頻出の質問と回答例』は参考にするな!本当に受かる面接対策とは?

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転職活動をする際に、多くの人は

「面接が上手くいくか不安だ…」

と縮こまってしまいがちです。

特に、新卒時の就活で苦労すること無く内定を獲得した人ほど、いざ転職になるとあたふたする傾向にあります。

そして、不安を抱えた人の多くは『転職マニュアル本』に頼ってしまいます。
転職マニュアル本には、もちろん役立つノウハウも載っていますが、あまりのめり込み過ぎると『マニュアル通りの回答』に偏ってしまい、結果として内定から遠ざかってしまいます。

特に、標題にあるような『転職の面接で聞かれる頻出の質問と回答例』を丸暗記してしまうようだと、先が思いやられます。

結論から先に書きますが、中途採用の面接において、質問を想定し答えを準備するという戦略は通用しません。

「面接では何を聞かれるか分からないから不安…」
「どう答えたらいいのか、先に準備しておきたい」

転職では、そういった心理に陥りやすいですね。だからこそ、想定質問という意味のないマニュアルまで出てくるのです。

でも、そんなものはいりません。

実は、面接の準備は徹底した自己分析をしておけば、どんな質問が来てもしっかり答えることが出来るのです。

今回は転職マニュアル本に頼ってしまいがちな人向けの、本当に役立つ面接対策をお伝えします。

転職は自分を売り込む営業活動と捉えよう

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中途採用の面接で、選考から落ちる人には一つの共通点があります。

それは『受け身』で面接に挑んでいるということです。

転職では求人に応募すると、書類選考の後、面接に呼ばれて質問を受けて…という流れになりますが、どうしても『呼ばれる』『質問される』『合否を判断される』という形式から受け身になってしまいがちです。

しかし、実のところ、転職とは自分を売り込む営業活動です。

求人を出している企業の所へ営業をしかけ

「私はこんな人材であり、雇うと御社にこのようなメリットがあります。ぜひ、ご利用くださいませ」

とプレゼンをするのが転職なのです。

営業や販売をやった事がある人なら、物を売る際のノウハウはご存知ですよね。

1:
まず商品知識を深め、メリットとデメリットを把握する。

2:
その上で、他社製品との違いや利便性を強く押して、顧客の購買意欲を揺さぶる。

3:
相手に共感を与えるエピソードを語り、人間味をアピールして相手に好かれるのも営業を成功させるテクニックです。

こういった営業活動を、転職に置き換えてみましょう。

商品知識:
自身のキャリアや長所・短所。これまでの実績や経験。転職理由や志望動機も含む。

他社製品との違い:
考え方や価値観、仕事への意欲・関心・態度など

どうでしょうか?

転職を営業活動に置き換えてみると、やるべきことが見えてきますね。

最初にやるべきことは、商品知識を深める…つまり、自己分析をして自分のアピール材料をしっかり把握すること。
アピール材料さえ揃ってしまえば、あとは営業を仕掛ける求人を絞込、着々と営業を仕掛けるだけです。

そう考えると『転職の面接で聞かれる頻出の質問と回答例』があまり役立たないことがよく分かりますね。

だって、質問に対する回答は、自己分析さえしっかりやっておけば、聞かれたことに答えるだけなのですから。

もちろん、回答例を一つの参考として使う分には有益です。しかし「こういう質問がきたら、こう返す」というのを転職マニュアル通りにやろうとすると、ちぐはぐになって面接官に悪印象を与えてしまいます。

営業でも、同じですね。
相手の性格やニーズを見極めず、マニュアル通りの営業台詞を淡々と喋っても、商品は売れません。

どんな質問がきても、しっかり答えられるよう準備しておけば、事前のシミュレーションなんていらないですし、必要以上に不安を感じることもなくなりますよ。

転職面接の質問では『志望動機』『転職理由』『自己PR』の3つが重要

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転職面接の質問に対応するためには、志望動機、転職理由、自己PRの3つのアピール材料をしっかり考えておけば全て対応出来ます。

自分のキャリアや性格、これまでの職歴を改変することは出来ません。ですから、今自分が持っている武器をしっかり把握して100%アピールすれば、内定の確率はグッと高くなるのです。

「武器なんて持ってない!むしろ不利な職歴を抱えている」という人でも、切り口を変えれば武器にすることが出来ます。

例えば、第二新卒の方や短期離職してしまった方など、職歴に武器ではなく弱みを持っている方の場合、逆にその弱みを『反省・改善』という切り口でアピールすると良いでしょう。

「前職は半年で退職してしまいましたが、たくさんのことを学べました!」

なんてマニュアル通りの根も葉もないアピールをするよりも

「就職活動ではキャリアについて深く考えておらず、最初に内定が出たA社に就職してしまいました。しかし、A社のXXという仕事のやり方と、私のXXという価値観がどうしても折り合いが合わず、半年で退職する結果になってしまいました。就職活動をした時に、もっと自分の仕事に対する価値観について掘り下げるべきだったと、今では反省しております」

このように、素直に失敗を認め、反省・改善の意図を伝えたほうが好印象です。

『弱み』を『強み』に変えるには、やはり自己分析が大事です。

自分の弱みを知らず、とにかく転職マニュアル本通りに立ち回ろう! と思っても空回りするだけですね。
失敗の原因を把握していること。その上で改善を試みていることをアピールすることで内定率を上げる。この作業に必要なのは、マニュアル本ではなく自分との対話、つまり自己分析なのです。

自己分析やキャリア相談、求人探しは転職エージェントにサポートしてもらおう

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自己分析のやり直しや、退職理由の掘り下げが上手くいかない時は、転職エージェントを利用して客観的なアドバイスや添削を受けることをオススメします。

転職エージェントに登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種、応募可能な求人などを紹介してくれます。それに合わせて、オススメの求人をいくつかピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。

自己分析もキャリアプランも、一人で考えると限界がありますが、就職活動のプロであるエージェントに相談すれば自分だけでは見つけられなかったキャリアの可能性が出てくる可能性があります。

また、転職エージェントは、転職のプロですから、未経験での転職や短期離職などのネックがあっても内定が取れるフォロー方法をしっかり教えてくれます。

求人紹介はもちろん、会社の社風・残業時間など内部情報の調査。履歴書・職務経歴書作成やキャリアプランの吟味など、転職の準備は大変ですが、プロである転職エージェントを活用すると、ここの負担をグッと減らすことが出来ます。

利用料は最初から最後まで無料です。
転職エージェントは人材を募集している企業からお金を貰っているので、求職者である私達は一円も払わずサポートを受けることが出来るのです。

転職エージェントは土日でも利用することができ、求人者はキャリア相談、求人の紹介を受けることが出来ます。
在職中でも利用・相談ができるので、まだ転職するか迷っている人でもお試しで利用できますよ。

オススメの転職エージェントはDODAです。



DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。

大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。

また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。

就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。

また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。

DODAの登録方法について

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DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)

その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。

業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。

登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。

DODA 公式サイトはこちら

転職エージェントに登録して、ぜひ一度、面談を受けて応募可能な求人を紹介してもらいましょう。 自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。




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