残業が少ない営業職ならメーカーのルート営業に転職するのがオススメ!ルート営業の仕事内容や必要な能力とは

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営業職というと、どうしても残業が多い、みなし残業制で割に合わない、新規開拓が大変…といったマイナスイメージが強いです。
しかし、文系の方は営業から社会人としてのキャリアをスタートさせる方が多く、なかなか営業以外の仕事に転職するのは難しい、というジレンマを持っている方が多いです。

「もう残業の多い営業は辞めたい!」

と思っている方にオススメなのが、メーカーのルート営業という職種です。

ルート営業は、その名の通り、既存の顧客をまわり、注文を取ってくる営業です。
主にメーカーやBtoBの企業で募集しており、新規開拓の営業やBtoCの営業と違い、既に顧客が決まっているので残業が少なく、ストレスも大きくない働きやすい職種です。

また、メーカーは特に休みがカレンダー通りで、年間休日が110日~120日の企業が多く、しっかり休みが取れるのもメリットです。

今回はそんなルート営業の仕事内容や、必要な能力を紹介します。

ルート営業の仕事内容とは

ルート営業は、既存の顧客をまわるだけなので新規開拓より楽…と言いましたが、何も考えずにまわっているだけでは当然ダメです。
顧客のニーズを探り、こまめに状況を聞いて、注文をいつでも受けられるようにしておくのがルート営業の使命です。また自社工場との納期の調整なども行うので、社内調整もしっかりやらなければいけません。

社内・社外ともに信用力が求められる職種です。

お客さんに「XX君なら安心して任せられる」と言われたり、社内の人に「XX君は工場の現場のことも考えてくれるから安心」と言われるような人材にならなければいけません。

無茶な納期で拾ってきたり、せっかく注文を出してくれている顧客に「それは無理です」なんてつっけんどんに断るようではルート営業は向いていません。

適度なコミュニケーション能力と、こまめに顧客のところに顔を出すマメさがキーポイントとなります。

また、ルート営業は業界の知識、自社製品の知識もしっかり身につけなければいけません。
顧客に自社製品を説明できないようでは、営業マンとして信頼されません。

ルート営業になるのに特別な技術はいりませんが、誠実さとコミュニケーション能力、そしてマメさが求められます。

それらの能力さえあれば、新規開拓の営業と比べて、ノルマが緩く、ストレスや残業が少ない仕事と言えるでしょう。
既存の顧客がいる、というのはルート営業の強みです。営業マン同士での競争やいがみ合いも少なく、どちらかというと社内は仲が良いケースが多いです。

営業=殺伐としていてノルマも厳しい…というイメージが強いですが、ルート営業は営業職の中でもまったりしている仕事と言えるでしょう。

ルート営業の仕事の流れは、日中は見積書作成や外回りをして御用聞き。夕方頃に返ってきて、メール返信や工場への納期確認などを行い、7時ごろに帰宅する…というのが一般的な流れです。

扱う商材にもよりますが、夜遅くまでガンガン働いたり、土日も出勤してノルマ達成を目指す、といったようなキツイ営業ではありませんので、営業に嫌気がさしている人にもオススメです。

ルート営業の年収は?

ルート営業の年収は、業界によって異なります。
一般的なメーカーであれば、30代で年収400万~500万といったラインになります。

しかし、ベンチャー企業や業績が伸びている業界、大企業の関連会社などですと、上記の年収+50万円前後に伸びます。
その分、仕事がキツくなることもあるので、労働時間の短縮を実現したい方は、避けたほうが無難でしょう。

ルート営業の特徴として、新規開拓の営業より年収が少ない代わりに、営業職としては残業が少ない、ノルマも少ないというのが特徴です。
特に機械メーカー、繊維メーカーなど、工場を抱えている業種の場合、工場の休みに合わせて営業も休みますから、カレンダー通り休めます。

高い年収を求めている方は、ルート営業には向いていません。

平均的な年収で、なおかつ残業も少なめが良い、という方がルート営業に向いています。

ルート営業のデメリットは?

ルート営業のデメリットも確認しておきましょう。

ルート営業のデメリットは、顧客と社内の板挟みにあう機会があることです。
顧客が無茶な納期をゴリ押ししてきた場合、当然、割りを食うのは自社の工場です。無茶な短納期のために残業をしなければならず、営業は工場から恨まれる…なんてこともよくあります。

社内への根回しが出来ていないと、あっという間に工場から嫌われる営業になってしまいます。
こうなると、ルート営業といっても仕事がやりづらくなりますから、注意が必要です。

また、納期間違えや商品の手違いなど、小さなミスが自社のみならず顧客に損害を与えてしまい、あっという間に信頼を失うことになってしまうので、ミスが出来ないというプレッシャーは大きいです。

私がルート営業をやっていた時は、納期の間違いで、顧客からこてんぱんに怒られてしまい、上司と一緒に謝りに行きました。
社内の同僚たちから慰められて、なんとか続けられましたが、謝りに行く道中は行きた心地がしませんでした。

「ミスをリカバー出来て、はじめて一流のルート営業マンだ」

と上司に言われ、まだまだ自分も青いな…と感じたのを鮮明に覚えています。

板挟みになった時も、ミスをした時も、社内で慕われていれば誰かが手を差し伸べてくれます。
社内からも信頼され慕われる人こそ、ルート営業に向いていると言えるでしょう。

逆に嫌われる営業マンは、続けられないと思います。

志望動機を書く時は、誠実さをアピールしよう

ルート営業は多くのメーカーが募集しており、転職のチャンスは多いです。
しかし、前述のとおり、誠実さや信用力が求められる仕事ですから、志望動機や自己PRでは誠実さをアピールしなければいけません。

「顧客との信頼関係を大事にする」
「何事も誠実に対応する」
「真面目・人と話すのが好き」

上記のような材料を上手く組み合わせて、志望動機・自己PRを作っていきましょう。

営業職からの同業種転職の場合は、ハードルが低く志望動機をしっかり作りこんでおけば内定は取れます。
他業種からの転職でも、前職で得たコミュニケーション能力などをアピールすれば問題ありません。

実は、ルート営業はフリーターや非正規社員からのファーストキャリアとしても就職可能な、間口の広い仕事です。

コミュニケーション能力と信頼できる人柄さえあれば、あとは自社製品の知識や営業のやり方を学べば、立派なルート営業マンになれるため、ファーストキャリアとしてもベストです。

ルート営業に転職するなら安定した企業を選ぼう

ルート営業は、中小企業であっても大企業であっても必要な職種です。
待遇はもちろん中小企業より大企業の方が充実していますし、知名度のあるメーカー、商材のほうが当然、営業するのも簡単です。

ですから、ルート営業として転職をするなら、なるべく大企業、もしくは大企業と取引がある優良中小企業、大企業の子会社・関連会社を狙っていきましょう。

業績の悪い中小企業に入ってしまうと、ボーナスが少なく年収が下がってしまった…なんてこともあり得ます。
せっかく転職をするのですから、ルート営業として働きやすく、かつ待遇の良い企業に入りましょう。妥協は禁物です。

転職は在職中でも、退職後に行ってもどちらでもOKですが、一般的には在職中に行います。

しかし、職務経歴書の書き方や退職理由の上手な書き方、面接でのノウハウ、求人の選び方など、転職をする時にやるべき作業はとても多く、在職中だとなかなか進まないものです。

そこでオススメなのが、転職エージェントを活用して任せられる部分はプロに任せてしまう方法です。

プロである転職エージェントに転職をサポートしてもらおう

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転職エージェントは、キャリア相談、履歴書などの作り方、面接の練習から求人の紹介まで転職の全てをサポートしてもらえるサービスです。

利用料は最初から最後まで無料です。
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転職エージェントは土日でも利用することができ、求人者はキャリア相談、求人の紹介を受けることが出来ます。
登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種、応募可能な求人などを紹介してくれます。それに合わせて、オススメの求人をいくつかピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。

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オススメの転職エージェントはDODAです。



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また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。

就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。

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DODAの登録方法について

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DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)

その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。

業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。

登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。

DODA 公式サイトはこちら

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