未経験からプログラマーに転職する方法と注意すべき点。文系がプログラミングで食べていくための立ち回りとは

手に職という言葉で、最も取り上げられる職業がプログラマーです。
ITは今後十年、間違いなく需要が伸びる業界と言われており、その花型とも言えるプログラマーは、向き不向きあれど技術に応じて高い年収・安定したキャリアを築けることで人気の職業です。

C言語などのマシン語を覚えて、システムが安定して稼働するよう設計・構築をする仕事ですが、IT業界では未だに人手不足であり未経験からでもプログラマーを育てようという会社は多いです。

そのため、今「将来が不安だから手に職をつけたい」と考えている人にとって、プログラマーは技術を身につければ確実に食うに困らない仕事と言えます。

しかし、特に未経験でプログラマーを志している人に知っておいて欲しいのですが、プログラマーは向き不向きが分かれる仕事です。また会社によってはブラックな待遇で働かされたり、研修ありと言いながら全く研修を行わず現場に投げる悪質な会社もあるので、十分に注意して転職を行う必要があります。

今回は未経験からプログラマーに転職する方法と注意すべき点を紹介します。

プログラマーの待遇と年収について

プログラマーと一口に言っても、コードをバリバリ打ち込むPGからシステムエンジニア、サーバーエンジニアなど分類は多岐に分かれます。

どの仕事を行うにしても、コミュニケーション能力とITの知識は必須ですから、勉強が苦手、勉強が嫌いな人には向いていません。数学は特別使わないですから、文系でもプログラマーにはなれます。

プログラマーの待遇は、良し悪しがはっきり分かれています。
劣悪な下請けの会社はボロボロで、しばしばプログラマー=ブラックと言われるのは下請けの会社の労働環境が悲惨だからです。

しかし、昔は人手が余っていましたから、未経験の人はこうしたブラックな環境で修行をしなければ、ITの業界に転職は出来ない状況でした。今は人手不足ですから、こうしたブラックな会社も減ってきましたが、それでも求人の中にはこうしてブラックプログラマーの求人が紛れているので注意が必要です。

一般的な待遇としては、技術とキャリア次第で年収は300万から1000万以上まで幅広いです。
職歴3年で年収500万以上も珍しくありませんし、特にスマホゲーム業界などの景気のいい業界ではプログラマーは高給取りです。

他にも、プログラマーとして実績を積めばWeb業界にも転職が可能で、クックパッドやぐるなび、価格.com、楽天、サイバーエージェント、GMOグループなど大手企業への転職も可能です。

他の業種に比べて、転職によるキャリアアップが容易なのがプログラマーの良い点ですね。

技術とキャリア次第で、年収は右肩上がりですし、フリーランスになってガンガン稼ぐことも出来ますから、プログラマーは経済的には技術次第で伸ばせる将来性のある仕事と言えます。

もちろん、技術を頑張って鍛えなければ、年収アップどころか就職も厳しくなっていくので、常に勉強していく姿勢が重要です。

時間に余裕がある人は職業訓練校でプログラミングの授業を受けてみよう

職業訓練校という制度をご存知ですか?
失業した後、ハローワークで所定の手続きを取ると、無料で職業訓練が受けられる制度です。

この職業訓練校の制度を受けると、失業保険が待機期間無しでもらえたり、プログラミングなどの技術を無料で学べるといった利点があります。

現在はアンドロイド開発やIOS開発の講座があり、半年ほどで基礎的な技術を身に付けることが出来ます。

私も受講した事があるのですが、レベルはなかなか高く、プログラミングの基礎を一通り学べる優良講座でした。

しかし、1日5時間~6時間とガッツリ勉強しなければいけないので、ちょっとキツイところはあります。
特にプログラミングは未経験からですと、最初は何も分からないですから、勉強の疲労は小さくありません。

ともあれ、無料で、しかも失業保険をもらいながら勉強できるので、退職後に職業訓練校でプログラミングの勉強をしてみる…という進路もアリです。

独学でも1ヶ月頑張れば基本は身につきます

簡単なプログラミングなら、本やドットインストールという学習サイトなどで学ぶことが出来ます。
例えばアンドロイドやIOSのゲームなどは、ツールは無料ですから本屋にある本を片手に作る事はできます。

未経験者でプログラマーに就職を考えているなら、サンプルとしてゲームやシステムを制作し、それを就活でアピールするのも一つの手でしょう。

しかし、やはり独学では限界がありますから、自習をするよりも研修あり・未経験者OKのIT企業に入って、研修をしながら学んだほうが効率が良いです。

ここで、未経験者OKの求人を探す時のポイントは、なるべく文系でもOKの求人を探す事です。
プログラマーは文系でもなれますが、一部のプログラミングでは数学が必要になってきます。未経験者で文系なら、数学が必要なプログラミングは避けたほうがよいので、そこだけは注意しておきましょう。物理演算などは文系にはキツイです。

未経験OKで、プログラマーとしてしっかり育ててくれる会社の求人を見つけるなら、転職エージェントを活用して求人を探してもらうのが一番です。

プロである転職エージェントに転職をサポートしてもらおう

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転職エージェントは、キャリア相談、履歴書などの作り方、面接の練習から求人の紹介まで転職の全てをサポートしてもらえるサービスです。

利用料は最初から最後まで無料です。
転職エージェントは人材を募集している企業からお金を貰っているので、求職者である私達は一円も払わずサポートを受けることが出来るのです。

転職エージェントは土日でも利用することができ、求人者はキャリア相談、求人の紹介を受けることが出来ます。
登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種、応募可能な求人などを紹介してくれます。それに合わせて、オススメの求人をいくつかピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。

自己分析もキャリアプランも、一人で考えると限界がありますが、就職活動のプロであるエージェントに相談すれば自分だけでは見つけられなかったキャリアの可能性が出てくる可能性があります。また、給与交渉などもエージェントを仲介して行えるので、スタート時の年収がアップする確率がグッと上がります。

時間のかかる履歴書、職務履歴書の作成も、プロであるエージェントにアドバイスしてもらえばスムーズに作成出来ますから、就職活動で最も手間のかかる部分を大幅に省略出来ますよ。

オススメの転職エージェントはDODAです。



DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。

大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。

また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。

就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。

また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。

DODAの登録方法について

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DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)

その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。

業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。

登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。

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