お局様からいじめや嫌がらせを受けている人は転職という逃げ道を確保しておくべき。先輩社員のいじめ・嫌がらせは立派な転職理由です

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職場に必ず一人はいるお局様。

女性陣のボスである彼女に嫌われたら、職場に居場所がなくなるどころか、毎日のように嫌味や嫌がらせを浴びせられ追い詰められる…ドラマや小説だと、そんなイメージですが現実でも大差無いのが恐ろしいところです。

むしろ、現実はさらに厳しく、お局様のいじめや嫌がらせは想像以上に社員の精神を蝕みます。

仕事が出来ようと出来まいと、お局様の機嫌を損ねたら職場から干される…なんて理不尽な事が普通に起きるのが、社会というもの。

もしお局様に目をつけられてしまったら、どうすればいいのでしょうか?

お土産やプレゼントでゴキゲンを取る、仕事と割り切って接する、より上の役職の人に取り入る…など様々な対処法が雑誌などでは紹介されていますが、実際のところ「お局様が辞めるまで何も出来ない」というのが現実的な解です。

お局様は、社内への影響力も強く、普通の社員よりも地の利があります。

そのため余程の自爆(不倫や横領など)をしない限り、お局様のいじめ・嫌がらせから逃れる方法はありません。

お局様に取り入る方法も、そんなことが出来る人は最初から嫌われません。

よって、お局様のいじめ・嫌がらせへの対処法は無く、こちらが辞めるかお局様が辞めるかの二択になるのです。

しかし、お局様から逃れつつ自分が損をしない唯一無二の方法があります。

それは転職というカードを切る事です。

今回はお局様からいじめや嫌がらせを受けている人向けの、転職という選択肢を選ぶメリット、具体的な転職の方法を紹介します。

人間関係のトラブルへの対処法は転職が一番な理由

人間関係を理由に転職する…と聞くと、逃げの転職というイメージが強いですよね。
確かに後向きな転職理由ですし、キャリアアップという名目も無いため、どちらかと言うとキャリアダウンの転職に思えます。

しかし、転職理由の第一位はいつの時代も『人間関係』がぶっちぎりでトップです。
実はキャリアアップで転職を選ぶ人は少数派で、ほとんどの人は人間関係が嫌になって会社を変えているのです。

「上司がウザい」
「職場で居場所がない」
「上司からパワハラを受けた」

などなど、揃いも揃ってキャリアアップとは程遠い理由で皆さん転職しているのです。

ですから、お局様のいじめから逃げるために転職だなんて情けない…なんて思う必要はありません。
皆さん表立っては言いませんが、意外と人間関係のトラブルに嫌気が差して仕事を変えているのです。

しかし、なぜこんなに人間関係の問題で皆さん転職するのでしょうか?

 答えは簡単。人間関係は簡単には変えられないからです。
例えば売上アップや仕事の効率改善などであれば、個人の努力でもある程度、伸ばすことが出来ます。

しかし、こと人間関係に至っては、個人の努力で変えるには限界があります。過去と他人は変えられない、という言葉があるように、個人の価値観を変える事はほぼ不可能ですし、逆に努力することで相手の逆鱗に触れて、余計に人間関係が悪化する可能性もあります。

いつも怒鳴っている上司に「怒鳴るのはコーチング理論で言うと最低の指導法ですから、改めたほうが良いですよ」なんて言ったら、上司はますます切れてしまいますよね。

このように、修復不可能な人間関係のトラブルに対して努力をするよりも、転職に労力を割り振って居心地の良い会社に移動する方がずっと合理的なのです。

お局様のいじめに関わらず、上司とそりが合わない、職場いじめにあっている…という方は転職という選択肢を、合理的な一つの対策として視野に入れるべきなのです。

転職しないデメリットの方が多い

正社員の場合、会社は多くの時間を過ごす場所です。
その会社で毎日のようにお局様からいじめ、嫌がらせを受け続けていれば確実に精神が削られていきます。

精神の太い子なら、気にせず仕事を続けたり「だるいんで辞めます」とあっけらかんと逃げの転職を打てるのですが、注意したいのが真面目で社会のレールから外れたことのない人です。

特に新卒で入った若手社員にとって、転職は未知の世界。
退職=悪という方程式が身体に染み込んでいるため、やせ我慢をしてお局様のいじめに耐え続けて、最後は出社出来なくなるくらい精神を病んで退職…という最悪のケースに陥る可能性があります。

そうなってしまうと、転職をするにしても精神が回復するまで時間を無駄にしてしまいます。空白期間が開くと再就職も不利になってきますから、お局様が原因で「辛い、辞めたい」と思ったら早めに転職という選択肢をしっかり吟味しておくことが大切です。

転職というと、新卒時に就職活動で苦労した人ほど転職をすることのデメリットについて考えてしまいがちですが、発想を逆転させるべきなのです。
転職をしない事で発生するデメリットに集中して、冷静に判断をすることが重要です。

しかし、転職は準備に時間と手間が予想以上にかかるもの。
出来れば在職中から、転職の準備をしておくべきです。履歴書や職務経歴書、キャリアの方向性を考えるための自己分析などを行いましょう。

「やることが多すぎて手が回らない…」

と思う人も多いでしょう。

そこでオススメなのが、転職エージェントを活用してプロのエージェントのサポートを受けながら転職を行う事です。

転職エージェントを活用しよう

転職エージェントは、利用料は最初から最後まで無料です。在職中でも土日でも利用することができ、求人者はキャリア相談、求人の紹介を受けることが出来ます。
登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種、年収アップ可能な求人などを紹介してくれます。それに合わせて、オススメの求人をいくつかピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。

自己分析もキャリアプランも、一人で考えると限界がありますが、転職のプロであるエージェントに相談すれば自分だけでは見つけられなかったキャリアの可能性が出てくる可能性があります。また、給与交渉などもエージェントを仲介して行えるので、年収アップの確率がグッと上がります。

時間のかかる履歴書、職務経歴書の作成も、プロであるエージェントにアドバイスしてもらえばスムーズに作成出来ますから、転職で最も手間のかかる部分を大幅に省略出来ますよ。
初めて転職をする人で、何もわからない人でも1から丁寧に教えてくれるので、ぜひ利用しましょう。

転職エージェントはリクルートエージェントとDODAの大手2社の掛け持ちがベストです

転職エージェントは数多く存在していますが、転職市場のトップ2であるリクルートエージェントとDODAの大手ニ社に登録しておけば、ほぼ全ての求人をカバー出来ます。
この二社は第二新卒からキャリアアップの転職まで、幅広い求人を持っており、どちらも他の転職エージェントや求人サイトでは申し込めない『非公開求人』を持っているのがポイントです。

あなたのキャリアや希望条件にあった求人を紹介するのがエージェントの仕事ですから、マッチングも良く、おまけに競争率の低い非公開求人となれば、普通に転職するよりもグッとスムーズに転職をすることが出来ますね。

非公開求人は、ほぼ上記の2社でカバー出来るため、この2社を掛け持ちして登録しておけば、転職は事足ります。
逆に、これ以上の転職エージェントに登録してしまうと、スケジュールがいっぱいになってしまい、転職疲れを起こしてしまいます。企業研究や志望理由の準備などにかけられる時間、労力は限りがありますから、よほどの事が無い限り、転職エージェントは大手2社のみの利用がオススメです。

しばしば、転職サイトでは「転職エージェントはたくさん掛け持ちしよう」とすすめていますが、実際にエージェントを利用して転職した経験がある私からすれば、登録するエージェントは2社が一番効率が良かったです。

1社のみだと、スケジュールに空きが出来てしまい、3社以上にするとスケジュールが被って、いらぬ苦労を背負うことになりました。

また、担当エージェントにも当たり外れがありますから、2社登録しておくことでエージェントを比較し、優秀なエージェントが付いたサービスを優先する…といったテクニックも使えます。

1社のみですと、どうしても担当エージェントが優秀なのかイマイチなのか判断出来ませんから、出来るだけ2社の転職エージェントを併用して比較することが重要です。

転職エージェントは無料ですし、いつでも利用を中止出来ますから、気軽に掛け持ちをしましょう。

【リクルートエージェント】公式ページ


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