転職活動はロジカルシンキングの基礎「MECE」思考で考えて効率的にアプローチしよう

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フレームーク思考と言えばSWOTやPDCAが有名ですが、実は転職活動にはMECE(ミーシー)が使えます。
このMECEは思考のモレやダブりを無くす為に頻繁に用いられるフレームワークですが、ロジカルシンキングの基礎とも呼ばれるものです。

ここでちょっと思い出してみて欲しいのですが、このMECEを転職活動に取り入れようと考えたことはありますか。このMECEを意識的に転職活動に活用している、という人は多くないのではないでしょうか。

そういった転職活動とは紐づけられにくいMECEですが、実はこれは転職活動の、特に業界分析や転職活動の方向性を定める際にものすごく有効なツールなのです。そこで今回はMECEというフレームワークを取り入れて、抜け目なく、モレなく転職活動をすすめる方法について紹介します。


まずは転職活動の方向性を考えよう

転職しよう、と思ったら最初に何を考えなければならないと思いますか。それは転職活動の方向性ですよね。船や飛行機が行先や目的地を決めずに飛び立つことはありません。それと同じように転職活動は最初に出発する前に方向性は定めなければならないのです。だけど飛行機と転職活動の違うところは最終的な到達地点は出発してみなければわからない、という点です。

例えこの会社に入りたい、と決めてもその会社に入社できるかどうかは飛行機を飛ばしてみなければわからない、面接を受けてみないとわからないのです。ですから目的地ではなくて方向性を決めることが大切なのです。そしてその方向性を決める時に、モレなくダブりなく明確なものを決断する為には思考プロセスを可視化することが必要です。

例えば、「未経験だけど働きたい業界」、「経験が生かせる業界」、といった分類に分けて方向性を考えたとしましょう。こうやってたった2種類に分類して、働いてみたい業界を考察するだけでも、「経験が活かせて尚且つ働きたい業界」について考えることが、思考から抜けていることがわかりますよね。

それがわかれば改めてその抜けていたことについて考えることで、思考の幅を広げられるのです。そうやって頭の中で漠然と考えていることを可視化していけば、思考プロセスまでも可視化された状態で残ることになります。そうなれば、同じところで何度も同じ考えを巡らせたり、迷うことがなくなるのです。

業界を分析する際はグルーピングからはじめよう

方向性が明確になれば、次にしなければならないことは業界の分析です。興味がある業界の現状を理解して、「自分の強みが活かせる企業」や「伸びていて勢いがある企業」を把握していかなければなりません。

これを分析していく方法は簡単で、前述したようにカテゴリをつくり、思いつくかぎり、企業名を分類していけばいいのです。例えば医療業界で働きたいと考えたとしましょう。地域を限定するのであれば、通勤圏内にある病院名を全てリストアップすることがスタートになります。もしくは全国場所を問わずに転職したいのであれば、全国レベルで病院名をリストアップしていきます。

そしてそれをどんどんグループ毎に分類していきましょう。グルーピングとはその言葉のまま、リストアップされた項目をグループ分けしていくことですが、どういうグループ名をつけるのか、ということが大切になります。

例えば「最新の設備を取り入れている病院」、「ベッド数100床以上の病院」といった様々な分類ができます。グルーピングの項目もリストアップして可視化することで抜けやモレに気がつけます。

そしてそれだけでなくグルーピングをしていくプロセスで努めたい企業が明確になったり、逆にこういう企業では働きたくないということが明確になってくるのです。

自分の価値がどういう市場で最大限発揮されるのか考えよう

ここまでお伝えしたように転職したい業界の方向性や企業の分析をしていけばそのプロセスの中で、自分は本当にどういう企業で働きたいのかが明確になります。そしてその思考プロセスが可視化された状態で残っていれば、常にそれをベースにより深い思考ができたり、発展的に考えられるのです。

ではそうやってある程度転職活動の方向性が定まれば次は何をすればいいのでしょうか。最期に考えなければならないことは自分の価値が最大限発揮される企業を見極めることです。例えばとにかく低賃金で若いリソースが欲しいと考えている企業に対して、どれだけ実績があったとしてもあなたの年齢が30歳を超えていればそこに価値はありません。だけど逆にある程度の実績や経験がある人材を求めている企業にとっては価値があるのかもしれません。ですから最後に分析すべきことは企業が求めているニーズです。

これは一例ですがざっくりと「若年層を求めている」、「マネジメント経験を求めている」「国家資格保有者を求めている」といった分類をしていけば、それを進めるうちに自分の価値が認められそうな企業をリストアップできるのです。このように、MECEを使えば、迷いを最小限に減らした状態でスムーズに転職活動が進めれらるのです。

転職エージェントを利用して効率的に転職をしよう

これらの分析を行うには、求人情報や企業情報が必要です。転職における情報収集は、転職エージェントを利用して転職のプロであるエージェントに聞くのが一番早いです。

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登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種、年収アップ可能な求人などを紹介してくれます。それに合わせて、オススメの求人をいくつかピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。

自己分析もキャリアプランも、一人で考えると限界がありますが、転職のプロであるエージェントに相談すれば自分だけでは見つけられなかったキャリアの可能性が出てくる可能性があります。また、給与交渉などもエージェントを仲介して行えるので、年収アップの確立がグッと上がります。

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