面接で空白期間を聞かれた時の正しい回答例まとめ。失業期間を上手にアピールする方法とは?

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中途採用の面接で必ず聞かれる質問の一つに「空白期間は何をしていましたか?」という質問があります。
前職を退職後、すぐに転職活動をしているのなら聞かれることはありませんが、半年以上の空白期間があると、面接官からこの質問を受けることが多いようです。

失業した後の期間、何をやっていたかは人それぞれですが、中には「何もせずダラダラしてしまった…」という人も多いと思います。

いざ空白期間に関する質問を受けた時「働く気が起きず遊んでいました」なんて言えないですよね。多少の脚色はあっても良いので、最低でも「就職活動のための勉強をしていた」「アルバイトをしていた」「資格取得の勉強をしていた」など空白期間を埋めておくエピソードは準備しておきたいものです。

そこで、今回は面接において、空白期間を聞かれた時の正しい回答例を紹介します。

回答例1:キャリア考察

在職期間中は忙しく、自分の将来のキャリアについて考える暇がなく、ただ目の前の仕事をこなしていました。
そのため、退職したら、いきなり転職活動をするのではなく、長期的なキャリアをじっくり考えようと思い、ビジネス書を読んだり、今まで縁のなかった業界の情報を調べて今後の身の振り方を熟考していました。
その結果、私が仕事をする上で一番自分のモチベーションになるのは顧客からの「ありがとう」という感謝の言葉だということに気付き、顧客と直接、関わりあえる○○という業界でXXという職務に就きたいと強く思うようになり、現在は○○業界を中心に就職活動をしています。

解説

長期的なキャリアを考察していた、というエピソードは、面接官に前向きな印象を与えます。
行き当たりばったりで転職をしているのではなく、しっかりと自分の軸を持っていることをアピール出来ます。

回答例2:ワーキングホリデー、海外旅行

退職後は「もっと世界の多様な価値観を勉強したい」と思うようになり、1年間渡米していました。
そこで感じた事は、アメリカ人は消費活動に関して日本人よりも圧倒的に積極的であり、また価値観に対して日本人よりも許容範囲が広い、ということでした。良い物は借金してでも買う、という価値観は、借金を怖がる人が多い日本と比べて、大きなギャップを感じました。その根底にあるのは、アメリカ人は未来に対して悲観的ではないという前向きな価値観です。
消費活動は将来の自分のための投資と捉えて、どんどん前へ前へ進み、リスクを恐れない姿勢は力強く、尊敬の念を覚えました。もちろん、リスクを取り過ぎる、やり方が強引で声の大きい人が勝つ、などの短所もありますが、日本とは異なる物の見方を学べたので、この渡米で得たものは大きかったと思います。
米国で受けた刺激を糧に、私も「守り」に偏った働き方をするのではなく、リスクを取ってでも積極的に自分の成長に投資していきたいと思うようになりました。

解説

ワーキングホリデーや語学留学、海外旅行は「遊んできただけ」と思われがちですが、このように海外で学んだ価値観をしっかりまとめて伝えれば、マイナスの印象にはなりません。また、せっかく海外に行ったのですから、TOEIC700点などの語学に関する資格を持っていると有利になりますよ。

TOEICスコアアップのコツについては下記の記事を参考にして下さい。www.hazimetetensyoku.com

回答例3:アルバイト

前職を退職後は、 就職活動をする前に、ある程度、貯金をしておきたいと思い3ヶ月契約の短期アルバイトをしていました。
短期のアルバイトですから、なるべく高時給の仕事が良いと思い、携帯ショップの販売員のアルバイトを選びました。販売員のアルバイトは、時給が良い分、最新の携帯サービスやプランを覚えてお客様に案内しなければならず、1ヶ月目で多くの離職者が出ていました。

私も携帯については詳しい方ではないので苦労しましたが、帰宅後も各社のプランを比較したり、格安SIMについて勉強をして知識を蓄えました。結果として、契約終了時には上司から引き止めを受けるほど、現場では即戦力として扱われるようになりました。
知識のない専門外の仕事でも、人の二倍、三倍、勉強すれば追いつけるということを学べたので、良い経験だと思っています。

解説

例えコンビニバイトでも、学べることはたくさんあります。
バイトであっても仕事に対して、自分がどれくらい努力したかをアピールすれば「仕事に真剣に取り組む人なんだな」と面接官に思わせることが出来ます。

回答例4:ニート

前職を退職後、お恥ずかしい話ですが、ダラダラと怠惰な日々を過ごしてしまいました。
なまじ貯金があったため、生活には困らず、ゲームをしたりテレビを見たり平日の昼に映画を見に行ったり、在職中に出来なかったことを存分にやっていました。
しかし、3ヶ月もすると、やることが無くなり、また「このままでいいのか?」と自分の中に疑問が生じるようになり、自由な時間を逆に苦しいと思うようになりました。自分にとって、やはり仕事は生活の一部であり、給料を貰う以上に働いて社会に参加するという事自体が自分の心の支え、生きがいになっていることに気付きました。
前職のように、月70時間を越える長時間労働を続けるのは難しいので、残業は最高でも月40時間までと条件をつけて、長く働ける会社を探しています。

解説

1~3のようなエピソードが無い、思い浮かばない人は、正直にダラダラ過ごしていた、というのもありです。
正直にダラダラ過ごしてきた中で思ったこと、そして何故、再度就職活動をしようと思ったのかを正直に語れば「正直な人柄に好感が持てる」と面接官に思われるケースは多いです。若い人は、言い訳や嘘のエピソードを語る人が多い中、素直さというのはライバルに差をつける要因になり得ます。

終わりに

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空白期間のフォロー方法は様々ですが、共通して言えることは「自分がその期間に何をして何を学んだか、それを仕事でどう活かしていくか」という視点を組み込むことです。
もし、こういった組み立てが難しい、思いつかないという場合は、プロである転職エージェントに相談してみましょう。客観的なアドバイスがあれば、エピソードの組み立てもグッとまとまったものになりますよ。

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