34歳で異動をきっかけに転職をして年収200万アップした体験談。自動車業界の営業から同業界の外資系企業へキャリアアップ

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34歳の時「関西に異動」と前職でこう告げられた際に、転職を強く意識するようになりました。

異動準備を進めながらも、もともと、勢いを失いつつあり、自分の今後のキャリアを強く考えていた時期でもあり、関東で生活をする家族との人生設計へも大きな影響を与える異動だったため、これを機会に、関東に引き続き在住可能で、かつキャリアアップを図るべく、転職活動を始めることになりました。

まず私が最初にしたことは、転職エージェントへの相談でした。私は自動車部品メーカーの営業を新卒以来担当しており、転職の経験は一度もありません。右も左もわからない状況でしたので、学生時代に就職活動で利用した企業の転職用サービスを受け、アドバイスを素直に聞いてみようと考えました。

34歳にして初めての転職体験

まずは職務経歴書とキャリアシート(履歴書)をエージェント推奨のフォーマットを使い作成し、面談を通して、自己分析や市場価値を行いました。
この面談を通して、客観的に自分を見つめることができ、また、採用側の気持ちもある程度理解できたことで、その後の活動が非常に展開しやすくなりました。

例えばどんな人材が必要とされているのか、自分はそれに対してどうか、エージェントとの対話を通して知ることができましたし、どのような部分をアピールすれば、採用に有利に働くか、知ることができました。これに手応えを感じた私は、他のエージェントからも意見をもらおうと考え、同時進行で複数エージェントを利用することにしました。

こうすることで、結果、より多くの客観的な意見を集めることができ、書類の内容の充実を図ることができました。また、各エージェントによって案内求人に得意分野があることが分かり、より多くの求人内容を吟味することができました。

私は、前職の勤務を続けながら転職活動を行っており、複数エージェントとのやりとりは非常に大変でしたが、結果、2社目に面談したエージェント経由の求人から現在の職に就きましたので、それだけの価値はあったかと思います。

34歳の転職で求められるのは即戦力

そうして、応募書類の充実と自己分析を行ったのち、エージェントを通して書類選考に進んで行ったのですが、34歳からの転職ということで、採用側は私の経験値と即戦力としての価値に重きを置いているということがわかってきました。

異業種にも応募を行っていましたが、やはり給与など条件面では、同じ自動車業界のほうが圧倒的に有利でした。また、私の場合、英語が使えるということがプラスに働きました。自動車業界はグローバル化が進んでいますが、まだまだ人材がそれに追いつけていない状況で、英語が使えて、ある程度仕事がこなせる人材は、重宝されるようでした。

実際、多くの外資系企業から面接に来てほしいとの反応でした。

面接では、必ず聞かれる質問として、なぜ転職を考えているのか、なぜこの会社なのか、どんな強みがあるか、どう貢献できるか、といったものがあります。
また、その他の質問としては、その職種ならではの質問もあります。例えば顧客との関係構築に必要なものは何か、や、営業にとって必要な要素は何か、といったものです。

全ての質問において、私は、エージェントのアドバイス通り、自己の経験に基づき、こういう経験をしたため、こう考える、というストーリーになるよう、意識して回答しました。

結果、私は数十社社応募し、10社ほど面接を受けた時点で、第一志望だった外資系企業(どちらも自動車業界)2社から内定を入手したため、その時点で残りの案件を全て打ち切って転職活動を終了しました。
当初から目指していたキャリアアップと関東での勤務という希望を全て叶えることができましたし、年収も最終的に200万アップしました。

私自身の経験から言えるのは、転職活動に重要なのは、やはり自己分析に尽きるかと思います。そうして自分の価値を把握すれば、おのずと道は開けるのではないでしょうか。
また、転職エージェントを上手に利用して、年収アップや待遇面の交渉を行いましょう。

私が利用した転職エージェントはリクルートエージェントとDODAです。

【リクルートエージェント】公式ページ

DODA 公式ページ

上記2社の強み、エージェントの使い方については下記の記事にまとめてありますので、参考にして下さい。www.hazimetetensyoku.com







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