鬱で辞めてしまった看護師が再就職するなら残業の少ない皮膚科がオススメ!夜勤も無く落ち着いて働ける

f:id:moguhausu2:20150815135556p:plain
新卒でICUや救急病棟などの激務ポジションに就いたり、パワハラの蔓延するブラック病院に入ってしまうと、看護師といえど鬱病になって働けなくなってしまうことが多々あります。
看護師は患者さんの命を預かる緊張感、プレッシャーも大きく、一度のミスが命取りになって、激しく批判を受けることもある職業です。夜勤もあり、オペ室勤務なら自宅待機(オンコール)にも対応しなければいけません。

体力と精神力がなければ耐えられない高ストレスの仕事です。
しかし、全ての病院、科が辛いかというと、そうではありません。夜勤なし、残業なしの病院もあり、緊急外来や総合病院ばかりが看護師の就職先ではありません。

夜勤なし、残業が少ない科でオススメなのは皮膚科です。

夜勤がないため年収は下がりますが、緊急対応もなく休日呼び出しも無いので、鬱病で辞めてしまった看護師が復帰するのにオススメです。
今回は皮膚科の看護師の仕事と皮膚科に転職するコツについて紹介します・


内科や外科は年収も高いけど勤務はキツイ

総合病院や県立病院などの大規模病院における内科や外科は、救急患者の数も多く24時間忙しいです。その分、給料も高く最先端の知識、キャリアを得ることが出来ますが、バリバリ働けるタフな看護師でなければ勤まりません。
誰でも大きなプレッシャーや緊張感のある職場に適応出来る訳ではありません。
無理をして頑張って鬱病になってしまう看護師も多く、医療の最前線の現場で働くのは良し悪しです。

一方、皮膚科の看護師はまったりとした働き方が出来るクリニックが多いです。にきび治療ややけど、日焼けの治療などが主で、緊急で対応しなければいけない患者が来ないので休日もしっかり取れます。

夜勤なし残業なしの楽な科には、眼科や耳鼻科、精神科がありますが、精神科は病院によってスーパー救急で入院患者が突然来るためサービス残業必須だったり、暴力沙汰や患者を取り押さえる処置が必要な場合もあり一概に楽とはいえません。
眼科、耳鼻科は皮膚科と似ていて、比較的、落ち着いています。それぞれ特化した知識が必要ですが、夜勤も無く残業も少ない傾向です。

鬱病で退職してしまった看護師が再就職するなら、こういった科に就職するのが一番良いでしょう。

美容皮膚科はオススメ出来ません

皮膚科には美容皮膚科というカテゴリがありますが、美容皮膚科は自由診療で主に美容用品の販売やレーザー脱毛などで売上を上げているため、比較的、病院の収益が高く看護師の給料も高いです。
こちらも夜勤は無い事が多いのですが、営業ノルマがあり看護師というより美容用品の営業マンのような立場に置かれることが多いです。医療知識はもとより、接客スキル、営業スキルが要求されるため、鬱あがりの看護師にはキツイ職場になると思います。

給料も歩合制であることが多く、稼げる人は稼げるけど、ダメな人はてんでダメで居場所を失ってまた鬱になってしまう事も考えられます。なので、皮膚科への就職でも美容皮膚科は避けて、通常の皮膚科をメインに就職活動をしましょう。

しかし、看護師の求人における美容皮膚科の多さと提示年収の高さには目を見張るものがあります。高須クリニックの院長が大金持ちなのを見れば分かると思いますが、自由診療だけに美容系の科はお金が大きく動きます。
営業力に自信のある人は、挑戦してみるのもアリかもしれません。

良い皮膚科の看護師の求人を探す方法は?

皮膚科の看護師の求人は数が少なく、競争率も高めです。そのため、再就職するにはコツが必要です。
まずは自分の希望条件にあった皮膚科の求人を集めましょう。また、再就職するにあたって履歴書、職務履歴書や面接のノウハウを勉強しておく必要があります。

そこでオススメなのが、看護師専門の転職エージェントを活用することです。

転職エージェントは鬱で辞めてしまい、キャリアが浅い看護師でも登録が可能で、再就職のサポートをしてくれます。転職エージェントに登録すると内定が取れる書類の書き方から面接の受け答え、今後のキャリア相談、希望条件にあった求人などをピックアップして紹介してくれます。
自分一人で再就職をしようとすると、求人を探すだけでも一苦労ですから、求人集めをエージェントが担ってくれるぶん楽になります。

看護師専門の転職エージェントならマイナビ看護師がオススメです。



全国規模で展開する大手マイナビの転職エージェントなので、抱えている求人数、非公開求人が多く希望条件にあった求人を見つけやすいというメリットがあります。また看護師の転職ノウハウを知り尽くしたエージェントが担当となり最後までサポートしてくれるので、一人で転職活動をするよりもぐっと楽になります。

皮膚科の看護婦の求人は、一人採用や二人採用など少人数採用である場合が多く、倍率も五倍、六倍になることがあるため、転職のプロであるエージェントのアドバイスを参考にしながら、しっかり転職活動を行うことが内定を得るコツです。

また、エージェントを仲介することによって、病院の雰囲気や福利厚生、労働条件などを教えてもらうことが出来ますから、自分の肌にあった皮膚科の求人を探しましょう。都内ですと、夜勤診療をやっている皮膚科もあるので、夜勤を回避するなら注意が必要です。

鬱病上がりでフルタイムは辛い、と考えている方でも、マイナビ看護師は非常勤の就職サポートも行っているので安心です。

鬱病になってしまい、看護師を辞めてしまうと「自分は看護師に向いていないのかも…」と思ってしまいがちです。
しかし、看護師でも会社員でも、自分の適性と職場があっていない事が鬱病の原因であることがほとんどです。運悪くブラック病院でパワハラを受けてしまったり、ICUや救急病棟の激務で倒れてしまっても、あなたのせいではありません。

看護師は夜勤なし、残業なしでしっかり休みが取れるという働き方も出来ます。資格がある分、働き方を自分でしっかり選ぶことが、看護師として楽しく働くコツです。
鬱病でフルタイム勤務が辛い、という方は非常勤という手もありますから、ゆっくり自分にあった病院を探して再就職をしましょう。







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする