字幕翻訳家になる方法と仕事内容。英語を使う仕事探しに役立つ就職コラム

グローバル化した現代では、英語力を活かせる仕事が山のようにあります。
しかし、実際にどんな職業があるのか、どんな仕事内容なのか、という点について知っている人は少ないと思います。特に漠然と英語を勉強してきた人や、英語を学ぶことが主目的になっていて、つい最近、英語を使う仕事に就きたいと思った人などは、英語力を活かす仕事についてわからないことがたくさんあると思います。

そこで、今回は英語力を活かせる仕事をピックアップしてみました。

第一回では字幕翻訳家。字幕翻訳家になる方法と、その仕事内容を紹介します。


字幕翻訳家の魅力と仕事内容

・最新の映画やドラマ、ドキュメンタリーなどに関われる
・大勢の人に自分の翻訳した字幕が見てもらえる
・英語力だけでなく日本語力もつく

洋画には日本語字幕がつきますよね。あの字幕を作るのが、字幕翻訳家のお仕事です。
字幕翻訳家に求められる英語力は高く、特に映画はインフォーマルな言い回しやスラングを多用しますから、場面に応じた意訳が求められます。
文章量も多く、たいへんなお仕事ですが、学んできた語学力をフルに活かせますし、キャリアを積めば有名な作品の字幕翻訳にも関わることができるのが魅力です。

字幕翻訳家になるには、映像会社に入社するかフリーランスで企画ごとに仕事を請け負う形式の二種類があります。
映像会社に勤めていると、仕事が必ずふってくる代わりに報酬が仕事量の割に安いことが多く、実力がついたらフリーランスになるケースが多いです。そのため、最終的には独立してやっていくのが基本的なスタイルになるでしょう。

英語を必要とする映像作品は多岐に渡ります。映画だけでなく海外ドラマやドキュメンタリーなど、さまざまなジャンルのものがあります。

字幕翻訳家の難しい点として、字数の制限がしばしば取り上げられます。
英語と日本語では文法が違いますから、直訳をしてしまうと映像と字幕がずれてしまうことがあります。そのため、ニュアンスや元のセリフの意味をうまく解釈して意訳する必要が有ります。翻訳というよりも日本語版の脚本を作っていく感覚なので、日本語力が鍛えられます。

締め切り前は徹夜で作業することも

仕事はパソコン1台あればできますから、家やカフェ、図書館などで作業をすることが多いようです。
その作業スタイルは、さながら作家のようで、鬱陶しい上司や余計な人間関係がないので気楽なぶん、自分でスケジュールをコントロールしなければいけませんし、相談できる同僚もいないので孤独と戦わなければなりません。

また、締め切り前や仕事が詰まってきたときは作業時間が長くなることが多く、徹夜や12時間労働もしばしばあります。
しかし、やったぶんだけ給料は増えますし、完成した字幕が作品となって世に送り出されるので、苦にはならないでしょう。また、休みたいと思ったら仕事の量をコントロールできます。

字幕翻訳家になるには

字幕翻訳家になるには、さまざまなルートがあります。字幕翻訳家にとって一番大切なのはキャリアです。実績が多ければ企業からの仕事がどんどん舞い込みますし、逆に実績のない新人に仕事を頼む企業は少ないです。
そのため、ファーストキャリアを得るのが一番難しいといえるでしょう。

一つの手段としては、翻訳の専門学校に行き、そのツテで仕事を紹介してもらうこと。または映像会社への就職を紹介してもらい、そこで実績とノウハウを学ぶことです。

もう一つは、いきなりフリーランスとして独立し、今流行りのクラウドワークスなどで安く案件を請け負い実績を積む方法です。
新人でもいいから安く頼みたい、というクライアントは大勢いるので、新人価格として請け負い実績にして、少しずつ信頼度をためていくと、だんだんレベルの高い仕事を請け負えるようになっていきます。

翻訳業界はライバルも多く、ベテランに仕事を奪われがちです。しかし、クラウドワークスなどのフリーランスとクライアントをつなぐサービスが出てきたことにより、新人翻訳家でも仕事を得られるようになりました。

もちろん、大前提として翻訳をこなせる英語力が必要です。
そのため、TOEICは800点以上ないと、まず仕事を請け負うことは難しいでしょう。

現在、映画やドラマなどの映像作品に限らず、本やゲーム、アプリなど、あらゆる媒体での翻訳ニーズが高まってきています。
字幕翻訳家はその中でも最も大きな仕事で、大型のエンターテイメントに関われる、やりがいのある仕事です。

英語力を活かす仕事としては花形ですし、仕事を通じて英語のスキルをさらにアップできるので、オススメのお仕事です。




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