社会人が在職中に転職活動をするのは卑怯ではない。効率的に転職するために有給休暇をどんどん使おう

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未だに日本では転職活動は裏切り、後ろめたい行為という認識が残っています。
そのため、転職活動は「在職中にやるべきではない」という意見が未だに根強く、特に今回がはじめての転職活動というケースだと、どうしても「辞めてから活動をしよう」と考えてしまいがちです。

確かに、転職活動は受ける企業によっては平日の時間を使いますし、現在の業務が激務なら仕事をしながら転職活動が出来ないといったケースもあるでしょう。

しかし、転職活動は裏切りではなく労働者の権利です。
そもそも他人に気を使いすぎて転職活動がコケてしまったら損をするのはあなたなのです。

退職時の最低限のマナーさえ守っておけば、在職中に転職活動をするのはごく普通のことです。怒るほうがおかしい、裏切りと捉える人は「そういう人なんだ」と捉えてスルーしましょう。

ここでは、在職中に転職活動をする時のコツを教えます。

はじめての退職、転職活動では腹を括ることが大事

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はじめて退職、転職活動をしようという時、やはり、それなりの覚悟とエネルギーが必要になります。
特に若手社員、20代の社会人の場合は上司にお伺いを立てる必要がありますし、必ずといっていいほど引き止められますから、これを振りきって退職、そして転職をしなければなりません。これは大手企業やお堅いメーカーなどであれば、特に引き止めが強いでしょう。

逆にベンチャー企業や年齢が若い企業であれば、そもそも雇用や業績が不安定なのが普通で、転職も珍しいことではないので、引き止めよりもむしろ「がんばれよ!」と後押しされることが多いです。
このように退職、転職に対する考え方は企業文化によりますが、前者の場合は気を揉むことになるでしょう。

しかし、転職活動をするということは、皆さん職場や会社に何らかの不満を持っています。
自分の中に生まれた不満をそのまま放置して、転職活動をずるずる引き延ばしていると、どんどん気分が滅入ってしまいます。一度、退職すると決心したら腹をくくりましょう。他の人にいい顔を見せる必要はありませんし、ブラック企業などの場合はなおさら戦う覚悟を決めておかなければなりません。

はじめに覚えておいて欲しいのが、労働者は退職する権利、職業を選ぶ権利を持っています。上司が何と言おうと、辞めるといえば辞められる立場なのです。例えプロジェクトの途中でも退職は可能ですし、最後まで付き合う必要性もありません。

ブラック企業ではしばしば「責任をとって最後までやれ!」「あと三ヶ月いろ!」と無茶な要求をしてきますが、全て突っぱねてください。泥船に付き合う必要はないのです。

しかし、優良企業でこれまで自分を大切にしてきた会社であれば、しっかり恩を返してから辞めるのがマナーです。
もっとも、転職において、ほとんどの場合は会社に恩を感じている人はいないです。なぜなら、業種変更やキャリアアップでの転職を除いて、会社に恩を感じていたら転職はしないでしょう。

在職中は有給休暇をバンバン使おう

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転職活動は基本的に平日がメインになります。転職先の会社が土日休みであれば、当然、面接も平日に行われますから、在職中に抜けだして面接にいくにはコツがあります。
一つは、定時以降に面接を設定してもらい、定時後、夜の時間に面接をしてもらうこと。
これが転職活動において最もスタンダードですが、しかし、残業が常習化している企業ではちょっとリスクの高い方法です。残業を押し付けられて面接に間に合わず遅刻してしまったら台無しです。

ニつ目の方法は、有給休暇を使って1日まるまる休みにしてしまう、午前休をもらう方法です。
有給休暇は退職時に全て消化するのが基本ですが、会社が使わせてくれるとは限りません。そのため、転職活動時にちょこちょこ使って消化しておくのがオススメです。
しかし、有給休暇がとりにくい会社もありますから、オススメは「体調不良なので午前中だけ休みたい」といって午前中に面接に行くことです。

体調不良ならば出社強制は出来ませんし、午後から出るといっているのなら業務にも支障が出ないだろう、と上司に思わせることが出来ます。

1日まるまる休めれば、午前と午後、両方に面接を入れることも出来ます。
有給休暇のとりやすさ、病欠のしやすさを見極めて、うまくすり抜けましょう。会社に嘘をつくのは良くない、と思う人もいますが転職活動の面接をするので午前休をください」と馬鹿正直に言う人はいません。

そんなことをしたら、社内では針のむしろになってしまいます。転職活動に成功すればいいですが、内定がなかなか出なければ「転職活動するんじゃないの?」「仕事はもう回さないよ」と言われて、社内での信用を失ってしまいます。

そうなれば「転職活動が上手くいかないので、とりあえず現職を続ける」という選択肢を自ら放棄することになってしまいます。

日本は本音と建前が必要な社会です。

 転職活動を社内で公言するのは、ババ抜きで手札を公開しているようなものです。

自分の選択肢を多く持っておくためにも、自分の手札はしっかり隠しておきましょう。

転職エージェントを活用しよう

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とはいえ、在職中の転職活動が大変なのは変わりません。
前述したように平日にスケジュールをうまく合わせなければいけませんし、それ以前に求人への応募、履歴書、職務履歴書の作成、希望する年収や労働条件の把握などやることが盛りだくさんで、平常業務と両立するのはとても大変です。

 そこでオススメなのが、転職エージェントを活用することです。
転職エージェントは希望する年収やポジション、業界を伝えれば、それに見合った求人を探してきて推薦してくれます。
履歴書、職務履歴書の制作も手伝ってくれるので、転職活動で最も面倒な「求人探し」と「書類作成」の手間が大幅に省けます。

転職エージェントは「企業と求人者をマッチングさせて企業から手間賃をもらう」というビジネスなので、基本的に利用者、つまり求人者は無料で利用が出来ます。

無料で利用出来て、転職活動を手伝ってもらえるのですから、これを利用しない手はありません。

また、転職活動は非常にエネルギーを使うので、一人でもくもくとやるよりも、パートナーと一緒にやる方が精神的にも楽になります。社内の人間に転職の相談は出来ませんから、外部の人材である転職エージェントに相談しましょう。

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