睡眠時間が5時間以下になると鬱病のリスクが高まる。最適な睡眠時間とは?

社会人になると、どうしても忙しくて睡眠時間が短くなってしまう時期というのがあります。しかし、睡眠時間が5時間を切るようになると、人間の身体には悪影響が出始めると言われています。

一般的に適切な睡眠時間は個人差があるものの、おおむね7時間と言われています。
睡眠は脳の記憶を構築し、目や脳、身体を休める働きがあります。

睡眠時間が5時間以下になると、翌日、身体を起こすのが辛くなり、日中も集中力が持続しない状態になります。
それでも無理して短眠を繰り返していると、恐ろしい現象が起こります。


睡眠時間が取れないと躁うつ病になる

寝不足が続くと、人間は脳が麻痺して疲れや痛みを感じにくくなります。ランナーズ・ハイのような状態になり、疲れ知らずで5時間以下の睡眠でもバリバリ働けるようになります。

しかし、アイデアを生み出す右脳の働きは低下するので、単純労働や事務作業に限ります。そして記憶力が低下し「今、自分が何をしているのか?」という意識が薄れていきます。

この状態になると、かなり危険な状態で、反動で鬱病になったり、精神的に崩壊し寝たきりになる可能性が高くなります。

寝たきりというのは、無気力状態になり精神的に起きれない状態を示します。

そうなってしまうと、1ヶ月や2ヶ月では無気力状態から脱出出来ず、長い間、就業不可能な状態になってしまいます。睡眠と精神は強く関係しており、睡眠時間が減るとストレス値がとても上昇することが研究で示されています。

睡眠の質が大事

例えば、仕事から帰ってきてベットにそのまま倒れて寝てしまった、ソファで寝てしまった、といった睡眠は質がよくありません。

深く眠ることが出来ていないため、睡眠の効果も薄く、疲労回復やストレス解消などの効果が下がってしまいます。これでは、どんなに睡眠時間を確保しても、短い時間の睡眠と同じような状態になってしまいます。

お風呂に入って温まってから眠る、寝る前に牛乳を飲んで眠りやすくするなど、睡眠の準備を整えておくことが大切です。

短時間睡眠でも昼寝をすればOK

昼寝は短時間で深い眠りの効果を得られるため、非常に有効です。
15分、30分の昼寝で夜の1時間分の効果が得られると言われており、昼寝の効果は世界でも認知され始めています。
詳しくは過去記事を参考にしてください。hazimetetensyoku.hatenablog.com

睡眠時間が5時間以下の人は、昼寝を取り入れたり、最低でも質を高めるためにベットや布団、枕などにお金をかけたり、お風呂にゆっくり浸かることを習慣にして睡眠不足を乗り越えましょう。

また、通勤電車や車の中など、ちょっとしたスキマ時間に寝ることを習慣化することで、睡眠不足を乗り越えることが出来ます。

睡眠不足は身体にあらゆる悪影響を及ぼします。
しっかりと睡眠をとるようにして、なるべく5時間以上、睡眠時間を取るようにしましょう。







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