iPhoneを中古で売ると個人情報が漏れる?初期化だけじゃハッキングされる可能性が高い理由と対策

iPhoneは型落ちしても中古で高値がつくため、使わなくなったiPhoneを中古で売る人がとても多いです。しかし、スマホを中古で売る時は個人情報の取り扱いに注意しなければなりません。

スマホにはインターネットショッピングのログインIDやパスワード、ネット銀行のパスまで画像メモしている人が多く、ハッカーによってそれらの情報を奪われると、不正送金や不正ログインの被害にあう可能性が出てきます。残念なことに、現在の技術では初期化してもメモリの奥深くからデータを掘り出すソフトがあり、大切な個人情報が漏れることがとても多いです。

 iPhoneを中古で売る時は、初期化に加えてあることをすれば、個人情報の漏れを防ぐことが出来ます。


初期化後に大容量の動画を撮る

初期化をすると、メモリに空きがいっぱいできます。しかし、空きがあるとハッカーによってデータを復元出来る隙を与えてしまいます。
スマホを売る時は初期化した後、動画など大容量のものを撮ってデータを上書きしましょう。動画は1時間で2GBほどの容量があるので、5時間ほど動画モードにして放置すれば、10GB以上になり、メモリを圧迫して復元を不可能にします。

昼間だと声が入ってしまったりして、個人情報の漏れにつながるので、夜寝る前に動画モードにして放置しておくのが一番です。

こうすると、データを復元しても意味のない動画が出てくるだけで、実質、復元不可能になります。

増加する不正ログイン

TwitterやLINEの不正ログイン被害の多くは、フィッシングサイトだけではなく中古スマホの復元などから発生します。乗っ取りだけでなく、ハッカーは中古スマホから個人情報を抜き取り、リスト屋と言われるブローカーに個人情報を横流しもします。今は個人情報がお金になる時代ゆえに、その取り扱いが重要になってきています。

特にパソコンに弱い中年層、高齢者層は初期化も分からず売買している事が多いので、注意が必要です。日本はネットセキュリティに弱い国として知られており、中古スマホ市場は格好のターゲットとなっています。

スマホは個人情報の漏れが発生しやすい機械なので、中古で売買する時はしっかりデータ復元を不可能にしてから売却しましょう。友人と売買する際も、念の為に初期化+動画上書きをしておくべきです。







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする