虫歯を放置していると60代になった時に要介護になるリスクが倍増!歯の機能と歯医者の選び方

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 虫歯治療をサボっていませんか? ちょっと歯が痛いけど忙しいから放っておこう、と軽い気持ちで虫歯を放置していると、どんどん虫歯が成長して、最後には神経まで蝕まれてしまい、最悪の場合は抜歯するハメになってしまいます。
 40代、50代になると健康に気を使う人が多くなります。ジョギングをしてみたり、健康食品を試してみたり、色々なことに手を出しますが、歯に気を使う人は意外と少ないです。
 しかし、歯は健康の基礎であり、歯と健康は密接な関係にあります。
 歯の機能について、改めて学んでいきましょう。


食べ物を咀嚼する機能

 歯の基本機能は咀嚼です。食べ物を砕いて消化しやすくする機能で、噛めば噛むほど胃の消化を助けて消化器系の負担を軽くします。
 唾液に含まれるアミラーゼはデンプンをグルコースに分解する効果があり、咀嚼によって分泌され消化を助けます。また咀嚼は顎の骨の発達を助け、口周りの筋肉を強化します。
 咀嚼は脳にも影響を与え、よく噛む人は大脳が刺激され、認知症予防、集中力の強化など、脳の退化を防ぎます。

運動時に踏ん張る機能

 力をこめる時、歯を食いしばっていますよね? 実は人間が運動する際には、歯の力がかなり影響しています。大きな力を出す時ほど歯を食いしばっており、逆に虫歯や顎の力が衰えていると、運動力が下がってしまいます。
 60代で総入れ歯になり、食いしばる力が弱い人ほど足腰の機能が弱くなり、要介護になりやすくなります。しかし、歯がしっかりしている人や、歯の治療をこまめにしている人は運動能力が高く、足腰もしっかりしています。

虫歯を放置すると睡眠をはじめ生活全てに支障が出る

 虫歯を放置すると神経にまで菌が達して、想像を絶する痛さになってしまいます。歯はもっとも神経が集中している場所の一つで、特に歯茎は痛みに敏感で、悪化した虫歯の痛みは痛くて睡眠が出来ないほどであり、仕事、食事など生活すべてに支障をきたします。

 虫歯になると、ストレス解消の機能も含んでいる食事が苦痛になり、精神的にイライラしやすくなってしまいます。悪化した虫歯の治療は麻酔が必須になってしまい、身体に負担をかけます。虫歯が神経にまで達していると、抜歯での処置になってしまい、貴重な歯を失ってしまいます。
 差し歯や入れ歯はメンテナンスが面倒で、菌も繁殖しやすくなってしまいます。

 虫歯が出来たら、面倒がらずに治療することが大切です。

良い歯医者は口コミで選ぼう

 治療や抜歯は痛いから嫌だ、という人も多いかと思います。特に子供の頃に親知らずを抜いた時の記憶がトラウマになっており、歯医者が苦手になってしまった人もいるでしょう。
 実は歯医者の腕はピンキリで、抜歯は特に痛い、痛くないの差が歯医者の手腕に左右されます。
 悪い歯医者で治療をうけると、詰め物が甘かったりして何回通っても虫歯がなかなか治りません。

 そこで、歯医者は口コミで選ぶようにしましょう。
 下記の「歯科レビ」というサイトでは、全国の歯医者の口コミが閲覧出来ます。

全国7万件の歯科・歯医者検索口コミ・評判サイト-歯科レビ

 ぜひ良い歯医者を見つけて、虫歯は痛くならないうちに治療してください。定期的に歯医者に通うことで、虫歯を初期のうちに発見、早期治療することが大切です。







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