事務職で月手取り20万以上稼ぐ方法。賃金が安い事務職でも年収350万は可能です

「事務職は楽だけど給料が安い」

というのは、誰でも知っている常識です。

総合職とくらべて、一般職…いわゆる事務職は、長時間労働や売上ノルマなどのプレッシャー、転勤が無いかわりに、年収相場は総合職よりも安く、手当や昇給も弱いです。

40代、50代の事務職員でも、手取り20万に届かず、年収は300万円前後…というケースも珍しくありません。

勤続年数が短ければ、手取り20万以下、年収300万以下の事務職の方が圧倒的に多いでしょう。

しかし、すべての事務職が年収300万以下なのかというと、実はそうではありません。

実は、事務職でも年収300万以上、稼ぐことは十分に可能なのです。

給料が手取り月20万以下の事務職と、20万以上の事務職。
その違いは何なのか? どうやったら年収アップが出来るのか?

今回は元人事の私が、事務職が年収300万以上稼ぐ方法を紹介します。

そもそも、なぜ事務の給料は低いの?

事務職は、書類の整理や資料作成など、営業や社長から振ってくる雑務をこなすポジションです。

会社の縁の下の力持ち的な役割ですが、専門性が低く、特別な能力が無ければ出来ない仕事ではありません。

そのため、経理や人事総務に比べると、事務職の中では最も年収水準が低くなります。

「売上に貢献しない事務職には金をかけない」

という社長も多く、一般事務=安い、という図式が各業界に広がっているのが一因となっています。

また、一般事務をやりたい! という人も多く、労働者の供給過多になっており、悪く言えば安く買い叩かれているのです。

一般事務で年収300万以上は大企業でないと難しい

そんな賃金の安い事務職ですが、ボーナスが満額出て、昇給も良い大企業であれば、事務職であっても勤続年数を積み上げていけば月手取り20万は30代で超えます。

ボーナスも満額出るので、年収350万前後を安定して稼ぐことが出来るでしょう。

しかし、大企業でない場合、事務職で年収350万は実現不可能な数字です。

なぜなら、例え儲かっている中小企業でも、売上を取ってくる営業や技術職などに高い給料を払いたいと思うものです。

事務職は、こう言ってはなんですが、代えが効きやすい職種です。

企業によっては契約社員や派遣社員を活用して、事務職の人件費を下げているケースも多いです。

そして、大企業の事務職に新卒以外のルートで入るのは至難の業です。

残念ながら、大企業はそもそも転職のハードルが高く、かつ事務職の場合は役職付き(経理部長や総務部長など)の経験が無いと、入ることは難しいです。

では、どうすれば事務職で年収300万以上、月手取り20万以上のキャリアを手に入れることができるのか?

その1つの答えは、外資系企業に事務職として転職する方法です

方法1:外資系企業の事務職に就職・転職する

日本に支社を置く外資系企業は、皆さんが想像する以上に多く、グローバルな経営を行っているので資本力も桁違いです。

日本企業と同じく、外資系企業でも事務職の賃金は安い傾向にありますが、しかし潤沢な資本があるため、年収相場は日系企業よりも高いです。

参考までに、ある外資系企業の事務職の年収を下記に掲載しておきます。

事務職(総務兼人事):入社3年。年収360万

経理職:入社5年。年収520万

日系企業よりも、だいぶ年収が高いですね。もちろん、毎年、年収交渉をしっかり行って年収を上げることも大事です。

外資系企業では、年収交渉が日系企業よりも通りやすいです。年功序列ではないので、そこも事務職の年収アップがしやすい理由の1つです。

外資系企業の事務職に転職するのは難しい?

外資系企業というと、英語ができないとダメ…というイメージがありますが、日本支社の場合は、日本人が多いため英語が出来なくても入社できる企業は多いです。

もちろん、TOEICなど英語の能力を示す資格があれば有利ですが、事務職の場合は必ずしも必要ではありません。

外資系企業は、日本法人は現地の日本人社長を雇っているケースも多く、本国の人間とコミュニケーションする必要はありません。

本国から役員を送り込んでいる場合は、英語必須ですが、基本的には事務職の場合、英語が必要だとしても簡単な読み書きだけ…というケースも多いので、諦めずに求人を探して応募してみましょう。

方法2:中小企業で事務職から経理・人事・総務にキャリアアップする

中小企業では、人員が足りず、事務職で入社したものの、経理や人事、総務の仕事まで任される事も多く、上手く立ち回れば一般事務からスキルアップすることが出来ます。

事務として入社したのに、海外営業のビザの申請や、採用・面接の段取りを社長に依頼されて、気付けば事務ではなく総務のスペシャリストになっていた…というケースもしばしばあります。

いろいろな仕事をやるのは大変ですが、経験を積めば、転職の際にキッパリと「総務経験あり」として転職をすることが出来ます。

簡単な書類仕事しかしない一般事務よりも、総務人事など一歩踏み入った仕事まで出来た方が、給料は高くなります。

人事・総務になると、月手取り20万を超えてきますから、事務職からスキルアップして年収アップを目指す…という方法も王道ですよ。

給料に不満があるなら、転職をして高年収の事務職を目指そう!

いま給料が手取り20万以下で「こんな安い給料じゃ、ヤッてられない!」と不満があるのならば、一度転職を検討してみましょう。

給与水準が高い外資系企業や、スキルアップの機会が多い中小企業などの求人を調べ、事務職としてキャリアアップ出来るルートを見つけることが出来れば、月20万超えは可能ですよ。

事務職は、昇給も出世もあまり期待出来ません。
特に月20万以下しかお金を出さない会社は、今後も事務職に投資するつもりはないでしょう。

今や、給料を上げたかったら転職をしてガンガン業績の良い会社・業界に飛び込むのが当たり前になっています。

まずは事務職の求人を調べて、自分の価値を高められるチャンスを見つけましょう。

求人や総合的な就活のサポートはプロである転職エージェントに頼もう

しかし、就職(転職)活動は、書類作りに求人探し、自己分析、面接対策までやる事が盛り沢山です。

これだけ色々課題があると、何から始めていいのか分からないですよね。

そこでオススメなのが、転職エージェントを使って効率的に転職活動を行うことです。

転職エージェントは、キャリア相談、履歴書などの作り方、面接の練習から求人の紹介まで転職の全てをサポートしてもらえるサービスです。

利用料は最初から最後まで無料です。

転職エージェントは人材を募集している企業からお金を貰っているので、求職者である私達は一円も払わずサポートを受けることが出来るのです。

転職エージェントは土日でも利用することができ、求人者はキャリア相談、求人の紹介を受けることが出来ます。

登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種、応募可能な求人などを紹介してくれます。

それに合わせて、オススメの求人をいくつかピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。

自己分析もキャリアプランも、一人で考えると限界がありますが、就職活動のプロであるエージェントに相談すれば自分だけでは見つけられなかったキャリアの可能性が出てくる可能性があります。

また、給与交渉などもエージェントを仲介して行えるので、スタート時の年収がアップする確率がグッと上がります。

時間のかかる履歴書、職務履歴書の作成も、プロであるエージェントにアドバイスしてもらえばスムーズに作成出来ますから、就職活動で最も手間のかかる部分を大幅に省略出来ますよ。

オススメの転職エージェントはDODAです。



DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。

大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。

また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。

就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。

また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。

DODAの登録方法について

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DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)

その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。

業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。

登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。

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転職エージェントに登録して、ぜひ一度、面談を受けて応募可能な求人を紹介してもらいましょう。 自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。




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