鬱病が原因で退職したら失業保険がすぐ貰える。申請の方法と必要な書類まとめ

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鬱病というワードがビジネス誌で特集され始めてから年月がたったが、今なお鬱病に対して「ただの甘えではないか」「怠け病ではないか」という偏見が絶えない。
しかし、鬱病は心の風邪と言われるほど誰もがなり得る病気であり、鬱病が原因での退職は珍しくない。
鬱病の人はすべてにおいて気力を失っており、失業保険の申請すら難しいかもしれない。だが、鬱病で退職してしまった人ほど失業保険をすぐに申請するべきなのである。なぜなら、鬱病が原因での退職だと、自己都合退職であっても失業保険がすぐ貰えるのだ(通常は3ヶ月の待機期間がある)。

その条件とやり方を当記事で記述する。


必要なのは診断書と離職票の2つだけ

鬱病で退職した際に、失業保険の申請に必要な物は離職票と鬱病の診断書だ。

離職票は会社から送られてくるものであり、入手に問題はないがブラック企業ではしばしば離職票の送付が遅れることがある。離職票の送付は会社の義務なので、メールなどで催促しても問題ない。

見落としがちなのが鬱病の診断書だ。
鬱病の人は「自分はうつではない」と頑なに精神科に行くことを拒否する人がいるが、それは「肺炎になったけど自己治癒する」と言っているようなものである。
確かに鬱病は薬を飲まなくても、3~6ヶ月安静にしていれば治まることもある。だが、治療中に失業保険が切れてしまったら、ますます精神的に追い詰められてしまう。

 鬱病の診断書があれば、3ヶ月の待機期間なく失業保険が受給でき、おまけに3ヶ月の支給期間を終えても、鬱病が完治していなければ延長することが出来る。その手続きのためには診断書が必要であり、精神科に通院するべきなのである。

鬱病での通院を恥じる必要はなし

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「精神科通いなんて世間体が……」

と思いがちだが、鬱病の場合、現在は精神科ではなく心療内科が主であり、クリニックもそのような重苦しい雰囲気ではなく、風邪の処方と同じように気軽に初診を受ける事ができる。
また、診断書も難しい条件などなく、事情を話せば医者は診断書を出してくれる。

気軽に診断書を出してくれるぶん、悪用されることもあり世間体が悪いという風評被害に繋がっていることは確かだ。実際、生活保護を受けるテクニックに、鬱病を装うという手があるようだ。しかし、本当に鬱病ならば、正々堂々と診断書を受け取っていい。こういった悪意ある例外に惑わされては、それこそ悪用した人々の思う壺である。

鬱病は珍しいものではない

離職票と診断書を持ってハローワークにいき、事情を話して失業保険を申請すれば、手続き自体は事務的に進む。病気について掘り下げられることもないし、あなたが恥をかくことは何もない。
今日、鬱病による退職は20代から60代まで、幅広い年代の人が突然、鬱病で退職している。仕事がバリバリ出来るベテランから若手まで、まさに風邪という言葉がふさわしいほど蔓延してしまっているのが日本の現状だ。
鬱病で退職する人はあなただけではなく、ハローワークの職員もそれを心得ている。決して自分が見せ物になる、といったような被害妄想にとらわれてはいけない。子供が風邪をひいたから病院へ行くのと一緒で、鬱病で病院へ行くことは、ごくごく当たり前のことなのだ。

失業保険はあなたが積み立てた権利である

失業保険は労働者の権利であり、あなたは毎月雇用保険を積み立てているのである。乞食のようで嫌だ、と思っている方は、ぜひ考えなおして欲しい。

また、失業保険の申請がめんどくさい! という人も、何とか頑張って申請することを勧める。鬱病は長期に渡ることも多く、失業保険が命綱になることも珍しくない。

病気なので仕方ない、と割りきって、しっかり失業保険を受給し治療に専念しよう。




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