社会人経験なしからの就職活動を成功させるコツ。派遣やフリーターから正社員になるための戦略とは

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社会人経験なし、という肩書は一見するとネガティブですよね。

何らかの事情によって正社員として就職せず、フリーターや派遣社員として働いてきた人にとって、いざ就活する時にこの『社会人経験なし』という肩書は足かせになります。

なぜなら、中途採用において最も重視されるのが社会人経験だからです。

採用担当者としては、やはり正社員として責任ある立場で働いてきた人を雇いたいもの。

どんなにアルバイトや派遣社員でリーダー的な役回りを担っていても、正社員経験という職歴には届かないのが日本の就職市場の現実です。

そのため、一度フリーターや派遣社員になるとなかなか抜けられない(正社員になれない)という悪循環が発生します。

しかし、実は社会人経験が無くても内定を出す企業はたくさんあるのです。

例えば中小企業のメーカーなどは、知名度が無いゆえに若手人材を採用するのに苦戦しています。こういった企業は社会人経験なしの人材でも積極的に採用・教育をしてくれます。

また、少子高齢化による人材不足の影響により、これまでは既卒やフリーターを扱ってこなかった転職エージェントも、20代であれば社会人経験なしの人材をサポートするようになりました。

フリーターや派遣社員から正社員に就職するのが難しい…というのは、単純に求人選びを間違えているか、転職ノウハウが未熟で、アピール不足ゆえに内定が出ないだけ、ということがほとんどなのです。

正社員への就職は、年齢が若いほどチャンスが多いものです。

そこで今回は、社会人経験なしからの就職活動を成功させるコツを紹介します。

ネットの噂や他人の話で判断してはいけません

新卒で正社員になれないと、一生フリーターや派遣社員orブラック企業にしか就職不可能、という噂を聞いたことはありませんか?

特にリーマン・ショック(2008年)の不況時には、こういった噂を耳にする機会が多かったと思います。

メディアでも、なにかとフリーターや派遣社員の貧困を取り上げて、人々に注意喚起をしているようですが、これらの情報は間違っていると断言出来ます。

確かに地方では求人の数そのものが少なく、非正規雇用から正社員になるのは難しいでしょう。

しかし、大阪や名古屋、東京を含む関東圏では、フリーターや派遣社員から正社員になれる進路は豊富に用意されているのです。

紹介派遣という、半年間、働けば正社員になれる仕組みもありますし、転職エージェントによる社会人経験なしの人材と既卒・フリーターOKの求人を出している企業をマッチングさせるサービスも始まっています。

それなのに、フリーターや派遣社員は一生負け組!正社員にはなれない!という話はどこから来ているのでしょうか?

私が思うに、就職活動を本気でやっていない人が他人の足を引っ張るために、そういった噂を風潮しているのだと思います。

彼らは就職活動をやってはみたものの、ノウハウ不足や勉強不足で落とされ、就職を諦めた人々です。挫折した人間は、ネガティブな情報を流してチャレンジする人の足を引っ張ります。

「俺が上手くいかなかったんだから、他のやつがやっても上手くいきっこない!」

という心理ですね。

しかし、転職ノウハウをしっかり学んで、きちんと自分のやってきたこと、人柄や強みをアピールすれば、社会人経験なしの人材であっても正社員の内定を手に入れることは出来ます。

ネガティブな噂に騙されず、淡々とやるべきことをやり、正社員としてのファーストキャリアを目指すことが大切です。

就職活動を諦めた時が本当の終わりです

就職活動は、負担が大きく肉体的・精神的にも大変な作業です。

もう無理だと諦めたり、今はバイトのままでいいや、と挫折してしまう人はとても多いですね。

しかし、正社員のファーストキャリアを得られるのは20代までです。

社会人経験なしで30代になってしまうと、進路は厳しいものになります。ですから、就職活動に関しては20代のうちに一番頑張らなくてはいけないのです。

諦めずに、ほそぼそとでも良いので内定が出るまで就職活動を続けることが大切です。

そのためには、就活がしやすい環境を整えておくことが重要です。

準備1:貯金

まず、貯金を増やしておくこと。

就活にはそれなりにお金がかかります。交通費はもちろん、履歴書代や事務用品など、細々としたお金がかかります。

また、就活中はバイトのシフトを減らす必要があるので、生活費も貯金から補填する必要があります。

しかし、これらは将来への投資と考えてケチらずにいきましょう。

就職活動に全力を出すためにも、貯金をしっかり用意しておきましょう。

急にバイトが入って面接に行けなかった、なんて事になったら最悪です。就活を始める時は、シフトを減らして、なるべく就活に時間を割けるようにしておきましょう。

準備2:エージェントへの登録

前述したように、現在は一部の転職エージェントにおいて既卒・フリーターなど社会人経験のない20代の人材の就活サポートをするエージェントが増えてきました。

求人探しや、書類作成のハードルが高い就職活動ですが、プロである転職エージェントを活用することで、ここの負担をグッと減らすことが出来ます。

利用料は最初から最後まで無料です。

転職エージェントは人材を募集している企業からお金を貰っているので、求職者である私達は一円も払わずサポートを受けることが出来るのです。

転職エージェントは土日でも利用することができ、求人者はキャリア相談、求人の紹介を受けることが出来ます。

登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種、応募可能な求人などを紹介してくれます。

それに合わせて、オススメの求人をいくつかピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。

自己分析もキャリアプランも、一人で考えると限界がありますが、就職活動のプロであるエージェントに相談すれば自分だけでは見つけられなかったキャリアの可能性が出てくる可能性があります。

また、給与交渉などもエージェントを仲介して行えるので、スタート時の年収がアップする確率がグッと上がります。

時間のかかる履歴書、職務履歴書の作成も、プロであるエージェントにアドバイスしてもらえばスムーズに作成出来ますから、就職活動で最も手間のかかる部分を大幅に省略出来ますよ。

オススメの転職エージェントはDODAです。



DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。

大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。

また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。

就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。 エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。

また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。

DODAの登録方法について

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DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。 (名前や生年月日、住所、連絡先など)

その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。

業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。 最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。

登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。

DODA 公式サイトはこちら

転職エージェントに登録して、ぜひ一度、面談を受けて応募可能な求人を紹介してもらいましょう。 自分が入社可能な求人を見れば、人生の選択肢がぐっと広がりますよ。







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