うつ病で職歴に1年のブランク(空白期間)がある人が再就職に成功する方法。面接でうつ病だった事を正直に答えるべきか否か等を考察

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 パワハラや長時間労働などで心の健康を損ねてうつ病になってしまうと、1年ほど療養しなければ正社員として働ける状態には戻れません。
 このご時世、ブラック企業に入ってしまったor人間関係のトラブルに巻き込まれて、うつ病になり1年ほどブランクが空いてしまった方は多いと思います。

 職歴に1年のブランク(空白期間)があると、再就職をしよう!と就職活動をする時に不安を覚えるのは当然です。
 面接では必ず「この期間は何をしていましたか?」と聞かれるからです。

 その時に、うつ病であることを告白するか否か…は、かなり賛否両論別れます。
 うつ病のことは隠し、自己研鑚していた事にするか。あるいは、うつ病で療養していたことを告白し、今は完治したので大丈夫だとフォローするか、難しいところです。

 今回は「うつ病だった事を面接で言うか隠すか」という点も含め、うつ病で職歴に1年のブランク(空白期間)がある人が再就職に成功する方法を紹介します。


大前提として、うつ病が完治している事

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 再就職を目指し、就職活動を行うにあたって、まず確認しておかなければいけないのが「うつ病がほぼ完治している事」です。

 メンタルクリニックを受診されている方であれば、医者から「もう仕事をしても大丈夫」という判断が出た後。自己診断なら、薬を手放せた後、もしくはバイトや派遣社員として短期の仕事をしてみて、問題なかった場合のみ、就職活動のステージに上がりましょう。

 というのも、就職活動はかなり体力・精神力を使います。
 書類作成や自己分析、志望動機の考察、応募に面接と多忙を極めます。そのため、うつ病の治療が中途半端な状態で就職活動を行うと、再発、悪化してしまうという最悪のケースに陥ってしまうので十分注意して下さい。

 また、仮に就職活動を乗り切って正社員になっても、仕事や職場に慣れるまで多忙に変わりはなく、これもまた、うつ病再発のトリガーになるので自分の健康状態はしっかりチェックしておく必要があります。

 うつ病の完治には1年かかる…というのが相場ですが、軽度であればもっと早くに完治します。しかし、素人目で判断せず、出来れば医師の太鼓判を待ってから就職活動をしましょう。

 まだ完治したかどうか不安、という方はまずアルバイトや派遣社員、1週間以下の短期派遣からスタートして、身体を慣らすのが良いと思います。

 派遣社員、短期派遣の応募はテンプスタッフが最も求人数が多いので、テンプスタッフを利用して求人を探しましょう。



 うつ病が完治していて、なおかつ正社員として就職活動を本格的に始める方は、次に進んで下さい。

応募の段階では空白期間を気にする必要はありません

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 いざ履歴書と職務経歴書を作って求人に応募…という時に、やはり気になるのが1年間の空白期間。
 職務経歴書に書くと、思いっきり1年以上、職についていない事が分かってしまいますし、書類選考に通らないのでは? と不安になることもあるでしょう。

 しかし、書類選考の段階で空白期間を気にする必要はありません。
 就活をしている人、誰もが空白期間無くとんとん拍子に社会人をやってきた訳ではありません。誰しも一度は社会人のレールを外れたり、リストラやブラック企業、人間関係のトラブルなどには巻き込まれるものです。

 ですから、空白期間に対してネガティブになる必要はありません。

 もし書類選考で落ちたとしたら、それは空白期間が理由ではなく自己PRや志望動機の練り込みが甘かったか、ライバルにもっと強力な人がいただけの話です。
 空白期間を言い訳にして自己PR・志望動機の見直しを怠ったり、就活のやる気を無くすようではいつまでたっても内定まで届きません。
 就職活動をするとなったら、まず空白期間に対するネガティブな思い込みを捨てて挑みましょう。

本題:面接で空白期間を聞かれた時にどうするべきか?

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 さて、大問題はここからです。
 面接では必ず空白期間何をしていたか聞かれます。

 ここでの対応は、大きく2パターンに分かれます。

 1つは、正直にうつ病であった事を告白し、今は完治しており就職活動をしている…とフォローするパターン。
 もう1つは、うつ病であった事を隠し、自己研鑚や休養をしていたと別の事柄でフォローするパターン。

 1つ目の「正直にうつ病だった事を告白する」パターンから考察してみましょう。

うつ病だった事を正直に話すメリット・デメリット

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 正直に過去を告白するのは勇気がいりますが、嘘をつく必要がないので不自然になったり、慌てたりする心配がありません。嘘をつくのが苦手な人ほど、堂々と語る事が出来ます。

 また面接官には誠実さをアピール出来ます。普通に考えれば、求職者としてはネガティブな情報であるうつ病だった事実は隠したいもの。
 あえて、その事実を正直に言うことで、面接官に「正直者で誠実、信頼できそうだな」というイメージを与えることが出来ます。

 一方で、この正直に話すという行為は諸刃の刃でもあります。

 一般的に採用担当者からすれば、メンタルヘルスに問題があった人材は採用したくないものです。
 また、うつ病が再発して求職…なんてことになったら、採用担当者が詰められるのは間違いありません。わざわざリスクをとってメンタルヘルスに問題のあった人を採用するか? と言われれば、多くの人がNoと答えるでしょう。

 正直者で誠実、信頼できるけど正社員としては雇えない…なんて悲しい評価が出るケースが多く、就職活動はかなり苦戦すると思います。

 それでも、うつ病であった過去を含めて受け入れてくれる器の大きい企業もあります。もしそういった企業に出会えて入社出来たのなら、そこは働きやすい企業である可能性が高いです。

 人材を使い捨てるブラック企業や、残業の多い企業は絶対に入れてくれませんから、ある意味、働きやすい企業を探す上でフィルターの役割をしてくれるでしょう。
 また、嘘をつけない人にとっては、うつ病だったことを正直に話した方が嘘臭い演技で乗り切るよりも内定率が高いと思います。

うつ病だった事を隠すメリット・デメリット

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 続いては、うつ病だった事を隠して就職活動をするケース。

 一般的に、職歴は誤魔化すことが出来ません。なぜなら、正社員の場合は厚生年金の履歴が残りますから、短期離職などは隠し切れないのです。

 しかし、うつ病などの病歴は隠す事が出来ます。病歴まで調べる事は、プライバシーの侵害になりますからね。
 そのため、うつ病だった事実を隠すのは難しい事ではありません。

 そうなると、空白期間に何をしていたか、説得力のある説明を用意しておかなければなりません。
 ずっとアルバイトをしていた…という話でも良いですし、旅行をしていた、勉強をしていた、など様々な理由が考えられます。

 TOEICや資格などがあれば、そのための勉強をしていたと言えば話は通ります。

 空白期間の過ごし方を考える時のポイントは「なぜ」「何のために」「何を得たのか」という3点です。

 英語の資格であるTOEICで例えてみると

 なぜ:まとまった時間を使ってTOEICに挑戦してみたかったから

 何のために:今後のキャリア形成、自分に自信をつけるため、新しい事へのチャレンジ

 何を得たのか:TOEIC800点。困難に挑戦することの楽しさを学んだ。

 このように、どう突っ込まれてもフォロー出来るよう、事前に準備をしておく必要があります。
 1年となると、結構な期間ですから、前半と後半に分けてエピソードを2つ用意しておくのもよいでしょう。

例:前半は様々なアルバイトorボランティアに挑戦した。後半は英語の勉強をした

 様々な経験を通じて視野を広げたかった。失業したのを良い機会と捉えて、1年間だけ色んな事にチャレンジしてみました…というのが、空白期間のフォローにおける定石です。

 基本は、このフォローテンプレートに沿って回答を組み立てれば問題ないでしょう。

 さて、うつ病を隠して上記のようなエピソードでカバーするメリットは、何と言ってもうつ病というネガティブ要素を隠せる事です。
 一般的に採用担当者および企業はリスクを避けます。過去、メンタルヘルスに問題が合った人材は、特に保守的な企業では嫌われます。

 どんなに立派な職歴を持っていても、一回、メンタルヘルスに傷をおった病歴があるだけで不採用…というのがあり得るくらい、企業はうつ病に対してネガティブです。

 大手企業や、有名企業、その子会社、その他保守的な企業を視野に入れているなら、うつ病は隠しておくのが吉でしょう。

 就職活動でうつ病だった過去を隠すデメリットとしては、やはり嘘・演技をしなければいけないという心苦しさと、準備の大変さでしょう。
 嘘をついて入社しよう…というのは心苦しいという正直者は、逆に隠そう隠そうと頑張るあまり、別の部分が疎かになって不採用になってしまう可能性があります。また嘘や演技が下手くそだと、嘘をついていると見抜かれてしまいます。

 準備も大変です。3ヶ月くらいの空白期間ならどうとでもなりますが、1年のブランクは長いです。
 バイトをしていた、勉強をしていた…などの理由を入れるにしても、「1年もかけて?」と突っ込まれる可能性があります。

 そのため、エピソードを前半後半で2つ用意して、更にどちらのエピソードを掘り下げられても大丈夫なようにリアルなエピソードを考えて…と、まるで小説家のごとく話を引き伸ばして、説得力のあるフォローエピソードを作らなければいけません。

 うつ病だった事を隠すのは容易ですが、1年の空白期間をどう過ごしたか完璧にフォローするのは難しい作業なのです。
 正直に話すべきか、隠し通して就職活動をするか、どっちが良いかはあなたが「嘘をつく事が苦手か否か」で判断するのが良いでしょう。
 どっちつかずが一番ダメです。正直か嘘か、自分が得意な方で勝負をするのが鉄則ですよ。

 就職活動なんて、新卒の頃から狐と狸の化かし合いのようなものですから、嘘をつく事に罪悪感を覚える必要はありません。
 しかし、根っからの正直者な方は化かし合いに参加せず、自分を貫いた方が良い結果になるでしょう。

転職エージェントを利用してプロにアドバイスを貰おう

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 とまあ、1年の空白期間のフォローをどうするか、という事を考えるだけでも大変なのに、これに加えて求人の選定、キャリアの方向性の決定、志望動機の作成などの作業をしなければいけません。

 一人で全部やろうとすると、かなり体力・時間を消耗します。

 そこでオススメなのが転職エージェントを利用して、求人選定を任せる&就職ノウハウを教えてもらうことです。

 転職エージェントは、利用料は最初から最後まで無料です。在職中でも土日でも利用することができ、求人者はキャリア相談、求人の紹介を受けることが出来ます。
 登録すると、担当エージェントがあなたの希望条件をヒアリングして、あなたにあった業界、業種、年収アップ可能な求人などを紹介してくれます。それに合わせて、オススメの求人をいくつかピックアップして紹介してもらえるので、一緒にキャリアの方向性を決められます。

 自己分析もキャリアプランも、一人で考えると限界がありますが、転職のプロであるエージェントに相談すれば自分だけでは見つけられなかったキャリアの可能性が出てくる可能性があります。また、給与交渉などもエージェントを仲介して行えるので、年収アップの確率がグッと上がります。

 時間のかかる履歴書、職務経歴書の作成も、プロであるエージェントにアドバイスしてもらえばスムーズに作成出来ますから、就職活動で最も手間のかかる部分を大幅に省略出来ますよ。

 志望動機はどんな切り口で書けばいいのか、自己PRはこういう流れで書くと良いとか、総合的なアドバイスをしてくれます。言う慣れば、就職活動の赤ペン先生のようなものです。

 初めて転職をする人で、何もわからない人でも1から丁寧に教えてくれるので、ぜひ利用しましょう。

 オススメの転職エージェントは【リクルートエージェント】です



 リクルートエージェントは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、年収アップ、待遇アップにはうってつけの転職エージェントです。

 大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。
 また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。

 うつ病完治からの再就職は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。
 転職エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。

 また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、リクルートエージェントを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。




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