残業月400時間の建築会社営業から転職して残業月20時間のメーカー営業にキャリアチェンジした体験談。大手建築会社はブラックでした

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私が転職をしたのは2012年の秋でした。大学を卒業して新卒で入ったのは建設業界の会社で東証1部上場の業界では大手の企業でした。
ちょうど就職氷河期であったこともあり、私自身も親も大きい企業に入社できたことを大変喜んでいました。大企業だったので、最初の教育はしっかりしており、営業という部署だったため上司や先輩もやさしく指導をしてくれたため、入社6か月の研修期間はとても充実して過ごしていました。

しかし、研修期間を終えると一定の顧客と新規開拓を業務で行うことになり、それからが大変でした。どこの会社もそうかもしれませんが、慣れるまでが大変です。
朝から夕方まで営業活動をして、戻ってから会議や見積もり、発注や工事段取りをしていると帰社できるのは夜の12時前後です。業務になれれば早く帰れると思っており1年間は早く帰れるように効率を考えて頑張ろうと踏ん張りました。

しかし、いざ慣れてくると上司から更に仕事を増やされて帰る時間は一向に早くなりません。休みも工事が入っていれば出社するので、月に400時間近く働いていました。


自分の会社がおかしい事に気づけない恐ろしさ

長時間働いていて、2年が経つ頃に大学時代の友達数人で久しぶりに会うことになりました。
大学と勤務先が遠かったため社会人になって初めてという事もあり、近況報告会みたいなものでした。それぞれ違う業種でしたが、話を聞いていて気付いたのは自分だけが長時間でサービス残業をしているという実態でした。長時間勤務が2年以上続いて、会社の人たちも同じ境遇なので、それが当たり前だと思っておかしい事に気づけず働いていたのです。

友達にもおかしいと指摘されて、ようやく自分の環境が悪いことに気づくことが出来ました。あったときにも顔色が悪いとか、元気ないといわれて、久しぶりに会って変化に気づいてくれることのありがたさを実感しました。

転職を決心したきっかけ

友達に指摘をされて、違和感のままですがその後も働いていました。プライベートの時間もなく、給料も安い環境で働く事を迷っていたのですが、自分の人生を考えてみました。今後の人生を考えるとあと30年以上この会社で勤めなければならないという現実が頭をかけめぐりました。

30年以上この状態が続いたらどこかで倒れてしまうと思い転職を決心しました。しかし、転職といっても何をしたらいいのかわからず、休みもとれないので職業安定所に行くこともできません。

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